花輪ばやし2024 – 秋田の夜空を彩る熱狂の祭典!
イベントの概要
花輪ばやしは、秋田県鹿角市花輪で行われる、国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統的な祭りです。毎年8月19日と20日の2日間、豪華絢爛な屋台が街を練り歩き、力強いお囃子が夜空に響き渡ります。花輪ばやしは、地元の人々にとって大切な伝統行事であり、多くの観光客も訪れる一大イベントです。
花輪ばやしは、幸稲荷神社の祭礼として、江戸時代から続く伝統的な祭りです。10台の屋台が、それぞれの町内を代表して、街を練り歩きます。屋台は、漆や金箔で装飾され、華麗な姿を見せます。また、屋台に乗っている若者たちは、力強いお囃子を奏で、祭りの熱気を高めます。
花輪ばやしの見どころは、なんといっても、夜通し行われる「朝詰」です。各町内の屋台が、御旅所から桝形へと移動する際に、町境で「バチ合せ」と呼ばれる、お囃子の競演が行われます。バチ合せは、花輪ばやしの中でも特に盛り上がりを見せる場面であり、観客も興奮の渦に巻き込まれます。
花輪ばやしは、秋田の伝統文化を象徴する祭りです。ぜひ、一度、花輪ばやしを見に来てください。
基本情報
- 開催日: 毎年8月19日・20日
- 開催時間:
- 8月19日: 11:00 交通規制開始~23:00 自町内へ向かってパレード開始
- 8月20日: 0:00 朝詰開始~6:00 自町内へ向かって運行
- 住所・開催場所: 秋田県鹿角市花輪商店街通り
主なイベント
花輪ばやしは、夜通し行われる祭りで、様々なイベントが繰り広げられます。中でも、特に見どころとなるのは、以下のイベントです。
御旅所詰
御旅所詰は、花輪ばやしの最初のイベントです。各町内の屋台が、のろしを合図に御旅所に向かってパレードを開始します。御旅所では、花輪ばやし独特の手打ちが見られる「サンサ」が行われます。御旅所詰は、花輪ばやしの始まりを告げる、華やかなイベントです。
駅前行事
駅前行事は、花輪ばやしの一番の見どころです。各町内の屋台が、御旅所から駅前広場に向かってパレードを行い、駅前広場では、屋台が勢揃いし、お囃子の共演などが行われます。駅前行事は、花輪ばやしのクライマックスともいえる、熱気あふれるイベントです。
朝詰
朝詰は、花輪ばやし最大のイベントです。20日未明、暁闇をついて行われる朝詰は、御旅所にあった御輿が「上」方の町外れ「桝形」まで移動します。それに伴って華麗な屋台が若者たちの手によって町内をねり歩き、桝形に詰め、神さまの神聖な時間に各町内の得意曲を演奏(奉納演奏)します。途中、他町内を通過する際、町内の代表による「町境の挨拶」が行われます。闇間に響く本囃子の太鼓の音に町中が興奮のるつぼと化します。
- 内容: 御旅所にあった御輿が「上」方の町外れ「桝形」まで移動するイベント
- 見どころ: 華麗な屋台が町内をねり歩き、桝形に詰め、神さまの神聖な時間に各町内の得意曲を演奏する
- 特徴: 闇間に響く本囃子の太鼓の音に町中が興奮のるつぼと化す
赤鳥居詰
赤鳥居詰は、花輪ばやしの最後のイベントです。各町内の屋台が、赤鳥居(組丁)に詰め、幸稲荷神社の神さまへ祭りの終了挨拶を行います。赤鳥居詰では、最後の「サンサ」が見られます。赤鳥居詰は、花輪ばやしの締めくくりとなる、厳粛なイベントです。
価格・チケット情報
花輪ばやしは、無料で観覧できます。ただし、駅前広場など、一部エリアでは有料の桟敷席が設けられる場合があります。桟敷席は、事前に予約が必要です。
アクセス方法
花輪ばやしは、秋田県鹿角市花輪で行われます。アクセス方法は以下のとおりです。
- 電車: JR花輪線「鹿角花輪駅」下車、徒歩すぐ
- 車: 東北自動車道「鹿角八幡平IC」から車で約5分
駐車場情報
- 花輪ばやし期間中は、市街地周辺に臨時駐車場が設けられます。駐車場の場所は、花輪ばやし公式ホームページでご確認ください。
- 駐車場は、有料の場合があります。
その他の情報
花輪ばやしは、夜通し行われる祭りです。そのため、服装は、歩きやすく、寒さ対策ができる服装がおすすめです。また、飲み物や食べ物は、事前に用意しておくと便利です。雨天の場合は、雨具を持参してください。
公式情報
- 花輪ばやし公式ホームページ: https://www.hanawabayashi.jp/
- 問い合わせ先: 花輪ばやし祭典委員会事務局 TEL: 0186-22-6088