2025年豊橋鬼祭り:粉まみれで厄除け!奇祭の全貌
イベントの概要
愛知県豊橋市で、春の訪れを告げる伝統的なお祭り「豊橋鬼祭り」が、2025年も盛大に開催されます!平安時代から続く歴史あるこのお祭りは、「天下の奇祭」として知られ、毎年2月10日(月)と11日(火・祝日)に安久美神戸神明社(豊橋神明社)で開催されます。 最大のハイライトは、赤鬼と天狗が繰り広げる迫力満点の「からかい」! いたずら好きの赤鬼が天狗に追いかけられ、最後は大量のタンキリ飴と白い粉(小麦粉)を撒き散らしながら退場します。この粉を浴びると、古来より厄除けや夏病み予防になると言われています。 2日間を通して、青鬼の勇壮な舞や神楽、地踏み行事など、様々な伝統芸能が披露されます。 約106,000袋の飴と2トン以上の粉が使用される、まさに粉まみれの熱狂的な祭りです! 2025年も、多くの見物客で賑わい、忘れられない体験となること間違いなし! アクセスはJR豊橋駅東口から豊鉄市内線(市電)「市役所前」駅下車、徒歩です。駐車場情報もご紹介しますので、ぜひご確認ください。
基本情報
- 開催日:2025年2月10日(月)、11日(火・祝日)
- 開催時間:
- 2月10日(宵祭り):10:00~19:00頃(イベントにより時間変動あり)
- 2月11日(本祭り):8:30~17:00頃(イベントにより時間変動あり)
- 住所・開催場所:愛知県豊橋市八町通3丁目17 安久美神戸神明社(別名:豊橋神明社)
- アクセス:JR豊橋駅東口から豊鉄市内線(市電)「市役所前」駅下車、徒歩。 (詳細は本文参照)
- 駐車場:神社境内駐車場は使用不可。近隣駐車場利用(豊橋市美術博物館駐車場、豊橋市役所の地下駐車場、名鉄協商パーキング豊橋市役所前、リパーク豊橋曲尺手町など。詳細は本文参照)
主なイベント
豊橋鬼祭りは、2日間に渡り様々な伝統行事や芸能が繰り広げられる、見どころ満載のお祭りです。 特にクライマックスの「赤鬼と天狗のからかい」は圧巻! その他にも、古式にのっとって行われる神事や、子どもたちが中心となって行う行事など、見どころが豊富です。 白い粉とタンキリ飴が飛び交う、熱気と興奮に満ちた祭りをぜひ体感してください!
青鬼の出陣と岩戸舞(2月10日 宵祭り)
祭りの幕開けを飾るイベント。古代の衣装を身にまとった少女と青鬼が、岩戸開きのシーンを再現した舞を披露します。タンキリ飴と小麦粉が使用され、幻想的な雰囲気と躍動感あふれるパフォーマンスが楽しめます。 岩戸開きをモチーフにした舞は、豊作や厄除けを祈念する意味合いも持っています。 神聖な雰囲気の中、迫力ある青鬼の動きと、優雅な少女の舞のコントラストが魅力です。
赤鬼と天狗のからかい(2月11日 本祭り)
豊橋鬼祭りのハイライト!全身赤色の衣装と虎皮のふんどしを纏った赤鬼と、装束と薙刀を持った天狗が、神秘的な技を駆使して対決します。いたずら好きの赤鬼を懲らしめる天狗との攻防は、見ごたえ十分! 最終的には赤鬼が罪を償うため、大量のタンキリ飴と白い粉を撒き散らしながら退場します。この粉を浴びると厄除けになると言われています。 約1時間以上に渡り繰り広げられる迫力あるパフォーマンスは、祭りのクライマックスを飾るにふさわしい、圧巻のイベントです。 寒さ対策は必須です。
- 内容:赤鬼と天狗による迫力満点のからかい。タンキリ飴と小麦粉が大量に撒かれる。
- 見どころ:赤鬼と天狗の神秘的な技と、クライマックスの粉まみれの演出。
- 注意点:前列は粉まみれになる可能性が高いので、防寒・防粉対策を万全に。
子鬼の地踏み行事(2月11日 本祭り)
小学生の子鬼たちが、力強く地を踏みつける行事。災いや不浄を大地に封じ込め、祝福を願う動作です。 小さな子鬼たちの真剣な表情と、力強い地踏みは、見ている人の心を打つ感動的なシーンです。 伝統を守り続ける子どもたちの姿は、豊橋鬼祭りの未来を感じさせます。
- 内容:子鬼による地踏み。災いや不浄を大地に封じ込め、豊作や平和を祈願する。
- 見どころ:真剣な表情で地を踏みつける子鬼たちの姿。
その他神事・神楽・田楽
2日間に渡り、奉幣祭、五十鈴神楽、御日の出神楽、御的(おまと)神事、御玉引による年占など、様々な神事が執り行われます。 また、田楽などの伝統芸能も披露され、豊橋鬼祭りの歴史と文化を深く知ることができる機会となっています。 これらの行事は、五穀豊穣や厄除けを祈願するもので、地域住民の信仰と伝統が息づいています。
- 内容:奉幣祭、五十鈴神楽、御日の出神楽、御的(おまと)神事、御玉引による年占など、様々な神事と伝統芸能。
- 見どころ:古式ゆかしい神事や、地域に伝わる伝統芸能の披露。
アクセス方法
豊橋鬼祭りが開催される安久美神戸神明社へのアクセスは、JR豊橋駅東口から豊鉄市内線(市電)を利用するのが便利です。「市役所前」駅で下車し、東方向(豊橋警察署方面)へ進みます。徒歩で約数分です。 市電の運賃は大人180円、子供90円です。 車でお越しの際は、近隣駐車場をご利用ください。(駐車場情報は下記参照)
- 電車:JR豊橋駅東口から豊鉄市内線(市電)「市役所前」駅下車後、徒歩。
駐車場情報
神社の第一鳥居と第二鳥居の間は、通常駐車場として利用されますが、鬼祭りの際は使用できません。 近隣にはいくつかの駐車場がありますので、そちらをご利用ください。混雑が予想されますので、早めの到着をおすすめします。
- 豊橋市美術博物館駐車場(収容台数70台):一回500円
- 豊橋市役所の地下駐車場:最初の30分100円、一日の最大料金2,400円(立体駐車場は市役所の休業日には利用できません)
- 名鉄協商パーキング豊橋市役所前(収容台数19台):40分毎に200円、最大12時間900円
- リパーク豊橋曲尺手町(収容台数10台):60分毎に100円、最大料金24時間500円(神社第一鳥居まで徒歩約6分)
その他の情報
豊橋鬼祭りは、大量の白い粉(小麦粉)が飛び散るイベントです。 そのため、服装には十分注意が必要です。 おしゃれな服装よりも、汚れても構わない服装で参加することをおすすめします。 また、粉が目に入らないようにメガネの着用も推奨します。 防寒対策も忘れずに行ってください。 カバンやカメラなどは、ビニール袋などで保護することをおすすめします。 粉がついた服は、家に帰る前に水で洗い流してください。(お湯を使うと小麦粉が固まってしまうため注意が必要です)
- 服装:汚れても良い服装がおすすめ。防水のポンチョがあると便利。
- 持ち物:メガネ、カイロ、マフラーなど防寒対策、ビニール袋など。
- その他:粉対策をしっかりとして参加しましょう。