榊の枝を奪い合う榊取りが名物！

基本情報

東京都昭島市拝島町に鎮座する日吉神社は、大山咋命、羽山戸命、香山戸命を祀る神社です。寛保元年（1741年）に山王権現の称号を賜り、例大祭の榊の渡御は東京都無形民俗文化財に指定されています。

日吉神社の例祭は、9月19日（19日に最も近い土曜・日曜）に行われます。例祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。

榊の渡御は、東京都無形民俗文化財に指定されている日吉神社の例祭のメインイベントです。榊神輿が約4時間ほど町内を練り歩いた後、境内に戻り榊の枝を奪い合う榊取りが行われます。

屋台の巡行は、例祭の宵宮と本宮に行われます。宵宮では、人形を建ち上げた屋台が町内を巡行します。本宮では、宮神輿が山王祭礼図絵の行列風景にできるだけ忠実に沿って静かに奥多摩街道を進み境内に戻ります。

神楽の奉納は、例祭の本宮に行われます。神楽殿で、神職によって神楽が奉納されます。

日吉神社のご利益は、厄除け、開運招福、商売繁盛、家内安全、学業成就、安産、病気平癒、諸災消除、心願成就などです。大山咋命は、山の神であり、農業の神として知られています。羽山戸命は、山の神の妻であり、山の女神として知られています。香山戸命は、山の神の息子であり、山の神の使いとして知られています。

日吉神社の創建は、村上天皇の天暦年間（947-957）と言われています。拝島山大日堂が再興された天正年間（1573-1592）にその守護社として建立されたともいいます。寛保元年（1741）に「山王大権現」の社号が許されたといい、明治2年には日吉神社と改称したといいます。

日吉神社を訪れる際のヒントと注意点は以下の通りです。

日吉神社の駐車場は、日吉神社西側（拝島第一小学校との間）に数台停められます。ただし、正月三が日、日吉神社祭礼の日は駐車場は使用できません。公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用してください。

屋台の種類	説明
たこ焼き	日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴
じゃがバター	熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック
ベビーカステラ	小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子
鮎の塩焼き	新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚
シャーピン	モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ
お好み焼き	具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理
わたあめ	子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック
チョコバナナ	バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート
串焼き	さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック
焼きそば	炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード