下御霊神社2025例祭:平安の息吹と現代の賑わい!
イベントの概要
京都市中京区に鎮座する下御霊神社では、2025年も例祭が盛大に執り行われます。平安時代より続く歴史深いこの祭礼は、御霊八所の神々、霊元天皇、そして山崎闇斎を祀り、疫病や災厄からの守護を祈願する重要な行事です。 2025年度の例祭では、5月1日(水)午後2時30分から午後4時まで、神幸祭として御苑内巡幸と仙洞御所門前神事が行われます。 幻想的な宵宮は5月17日(土)午後7時から午後8時、子供みこしと十二灯巡幸で境内を彩ります。そして、クライマックスとなる還幸祭は5月18日(日)午前10時から午後6時まで、鳳輦と神輿の巡幸が寺町通を賑やかに練り歩きます。 例祭期間中は、境内や寺町通に約80軒もの露店が立ち並び、活気に満ちた賑やかな雰囲気となります。 神幸祭・還幸祭では、平安時代の有職に則って作られた鳳輦や、江戸時代からの歴史を持つ猿田彦神輿、大宮神輿、若宮神輿など、貴重な祭器が使用されます。 これらの神輿や鳳輦の巡行は、古来より災いを払い、地域に安泰をもたらすと信じられており、多くの参拝者が見守る中、神聖な雰囲気と活気に満ちた祭りが繰り広げられます。 さらに、例祭以外にも、2月には節分祭、氏子餅つき祭、山崎闇斎関係資料展観、3月には梅和祭、下御霊なごみ市など、様々なイベントが開催され、一年を通して下御霊神社は地域住民や観光客にとって重要な文化的拠点となっています。 2025年の例祭は、歴史と伝統、そして現代の賑わいが融合した、忘れられない体験となるでしょう。ぜひ、下御霊神社の例祭に足を運んで、その魅力を体感してください。
基本情報
- 開催日: 2025年5月1日(水)(神幸祭)、2025年5月17日(土)(宵宮)、2025年5月18日(日)(還幸祭)
- 開催時間:
- 神幸祭:午後2時30分~午後4時
- 宵宮:午後7時~午後8時
- 還幸祭:午前10時~午後6時
- 住所・開催場所等: 下御霊神社
〒604-0995 京都府京都市中京区寺町通丸太町下る- アクセス:市バス4・7・205「河原町丸太町」より徒歩1分、地下鉄烏丸線「丸太町」駅から徒歩10分
- 御朱印: 授与所・朱印 午前9時~午後5時(神幸祭・還幸祭期間中は紙に書いたもののみ対応)
- 電話番号: 075-231-3530
主なイベント
下御霊神社の例祭は、神幸祭、宵宮、還幸祭という3つの主要なイベントで構成され、それぞれに独特の趣があります。平安時代から続く伝統と現代の賑わいが融合した、見どころ満載の祭典です。 神幸祭では、御祭神が御苑内を巡幸し、仙洞御所門前でも神事が執り行われます。宵宮は子供みこしや十二灯巡幸で幻想的な雰囲気を醸し出し、還幸祭では鳳輦や神輿の壮大な巡行が寺町通を彩ります。 これらのイベントを通して、地域住民と一体となり、災厄を払い、地域の安泰を祈願する、神聖で活気あふれる祭りが繰り広げられます。
神幸祭
神幸祭は、例祭の始まりを告げる重要なイベントです。2025年は5月1日(水)午後2時30分から午後4時まで行われ、御祭神が鳳輦(ほうれん)に乗車し、京都御苑内を巡幸します。 巡幸のルートは、平安時代の都の面影を偲ばせる歴史的な場所を通過し、神聖な雰囲気の中で、御祭神が地域を見守り、祝福する様子を体感できます。 巡幸の最後には、仙洞御所門前において神事が執り行われ、厳粛な雰囲気の中で、地域の安泰と発展が祈願されます。 神幸祭は、古来より受け継がれてきた伝統的な神事であり、その荘厳な雰囲気と神聖な儀式は、多くの参拝者にとって忘れられない感動的な体験となるでしょう。
宵宮
神幸祭に続く宵宮は、5月17日(土)午後7時から午後8時まで開催されます。 神幸祭の厳粛な雰囲気とは異なり、宵宮は子供みこしと十二灯巡幸によって、境内は華やかで幻想的な雰囲気に包まれます。 子供みこしは、地域の子どもたちが担ぎ、未来への希望と発展を象徴する、可愛らしいながらも力強い光景です。 十二灯巡幸は、提灯の灯りが夜空を美しく照らし、神聖な雰囲気の中で、幻想的な空間を作り出します。 宵宮は、地域住民にとって、世代を超えて一体感を高める、温かく親しみやすいイベントです。 子供たちの笑顔と提灯の灯りが織りなす、心温まるひとときをぜひお楽しみください。
還幸祭
例祭のクライマックスとなる還幸祭は、5月18日(日)午前10時から午後6時まで開催されます。 神幸祭で御苑内を巡幸した御祭神が、鳳輦と神輿に乗車し、氏子区域を巡行します。 この巡行は、寺町通を通過し、沿道には多くの参拝者が集まり、御祭神をお迎えし、お送りします。 還幸祭では、鳳輦、猿田彦神輿、剣鉾、大宮神輿、若宮神輿など、歴史ある貴重な祭器が使用され、その豪華絢爛な姿は、見る者の心を奪います。 特に、全国でも最大級と言われる大宮神輿の巡行は、圧巻の光景です。 還幸祭は、地域住民にとって、一年間の感謝と来年の豊作を祈願する、重要な行事であり、その賑やかで活気あふれる雰囲気は、多くの参拝者にとって忘れられない思い出となるでしょう。
- 鳳輦:平安時代の有職に則って作られた、豪華な祭器。
- 猿田彦神輿:明和7年(1770年)に作られた歴史ある神輿。
- 剣鉾:悪霊を鎮めるための祭具。
- 大宮神輿:宝永6年(1709年)に作られた、全国最大級の神輿。
- 若宮神輿:宝永大火後に作られた神輿。
アクセス方法
下御霊神社へのアクセスは、公共交通機関が便利です。
- 地下鉄:京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩約10分
- バス:京都市バス4系統、7系統、205系統「河原町丸太町」停留所から徒歩約1分
- 京阪:京阪電鉄神宮丸太町駅より徒歩約6分
駐車場情報
下御霊神社には専用の駐車場がありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
その他の情報
例祭への参加にあたっては、歩きやすい服装と靴でお越しください。 5月開催のため、天候によっては気温の変化が大きくなる可能性がありますので、服装は調節しやすいように重ね着などをご準備ください。また、水分補給のため、飲み物を持参することをお勧めします。 神聖な場所ですので、マナーを守ってご参拝ください。