2025年 神服神社例大祭:古の魂が蘇る!100年ぶりの神事が復活!
イベントの概要
高槻市宮之川原元町に鎮座する神服神社(かむはとりじんじゃ)では、2025年5月5日(祝日)、例大祭が盛大に執り行われます。 今年は、約100年ぶりに途絶えていた「棒振り神事」が復活するという、特別な年となります! 室町時代から伝わるこの神事は、芥川城跡の国史跡指定を祝して、地元の歴史研究家・古藤幸雄氏と芥川高校和太鼓部の尽力により、古文書を元に忠実に再現されます。
当日は、神輿渡御や武者行列も予定されており、神服神社の歴史と伝統を肌で感じられる一日となるでしょう。 約100年前、日中戦争などの影響で簡略化され、昭和40年代には神輿かきが途絶えた神事ですが、令和5年1月の芥川城跡の国史跡指定を機に、地元の熱意によって見事に復活を遂げました。 古文書から解読された棒振り神事の構成や様式は、芥川高校和太鼓部によって、演奏や振り付けも忠実に再現されます。 6尺棒を用いた独特の演舞は、神輿への敬意を払わない見物人や騒動を起こしがちな神輿かきなどを取り締まる警護役が様式化したものと考えられています。 神服神社の神輿かきは鎌倉末期あるいは室町時代初期には始まっていたとされ、三好長慶の時代にも行われていた可能性が高いとされています。
神輿に祭神が神降される際の合図となる大太鼓の打ち方も古式に則って披露され、神輿行列には槍、鉾、薙刀も加わります。 後尾には「三好芥川城の会」による武者行列も参加し、戦国大名・三好長慶率いる勇壮な姿が、高槻の街を彩ります。 古藤氏は「若い人たちと一緒に、太古の様式を復元することで地域おこしに役立てたい。芥川城跡の国史跡指定を機に、神事復活と共に武者行列も加えて祝賀にしたい」と語っています。 歴史と伝統、そして地域住民の熱意が織りなす、忘れられない一日をぜひ神服神社で体感してください。
【イベント情報】
- 場所:神服神社(高槻市宮之川原元町2-25)
- 日時:2025年5月5日(祝日)10時00分~
- 主な内容:祭礼神事、神輿への神降、大太鼓の打ち方、棒振り神事、行列の地域練り歩き、和太鼓演奏など
基本情報
- 開催日:2025年5月5日(月)(祝日)
- 開催時間:10時00分~15時00分(予定)※各神事の開始時刻はイベント情報に記載
- 住所・開催場所:神服神社
〒569-1033 大阪府高槻市宮之川原元町2-25 - アクセス:JR高槻駅より徒歩約20分、阪急高槻市駅より徒歩約25分。バス利用も可能。
主なイベント
神服神社例大祭のハイライトは、約100年ぶりに復活する「棒振り神事」です! その他にも、伝統的な神事や、地域住民の参加による賑やかなイベントが予定されています。 古き良き伝統と現代の活気が融合した、忘れられない一日となるでしょう。
棒振り神事
室町時代から伝わる神服神社の伝統神事「棒振り神事」が、約100年ぶりに復活します! 地元の歴史研究家・古藤幸雄氏と芥川高校和太鼓部の綿密な調査と再現によって、古文書に記された当時の様式を忠実に再現します。6尺棒を持った演者たちが独特の演舞を披露し、神輿への敬意を払わない見物人や、酒を飲んで騒動を起こしがちな神輿かきなどを取り締まる警護役の様式化された姿が再現されます。 神輿渡御の際の厳かな雰囲気と、力強い演舞のコントラストが、神聖な祭りの雰囲気をさらに高めます。 この復活劇は、地域住民の熱意と、歴史を未来へ繋ぐ強い意志の表れと言えるでしょう。
- 内容:6尺棒を用いた独特の演舞。神輿渡御の警護役の様式化された姿の再現。
- 見どころ:100年ぶりの復活!古文書に基づいた忠実な再現。厳かな雰囲気と力強い演舞の融合。
神輿渡御
神服神社例大祭の重要な行事である神輿渡御。 神輿には祭神が神降されるとされ、その際の合図となる大太鼓の打ち方も古式に則って披露されます。 神輿行列には、槍、鉾、薙刀が加わり、勇壮で華麗な行列が、高槻の街を練り歩きます。 地域住民の熱気と、神聖な雰囲気に包まれた神輿渡御は、まさに圧巻の一言です。 神輿の修復を機に復活した神輿かきに加え、今回復活する棒振り神事と合わせて、かつての大行列に近づいた、より本格的な神輿渡御となります。
- 内容:神輿の渡御。古式に則った大太鼓の打ち方。槍、鉾、薙刀を伴う勇壮な行列。
- 見どころ:地域住民の熱気と神聖な雰囲気。かつての大行列を彷彿とさせる本格的な神輿渡御。
武者行列
芥川城跡の国史跡指定を祝し、神服神社例大祭には「三好芥川城の会」による武者行列も参加します。 戦国大名・三好長慶を先頭に、勇壮な姿で街を練り歩く武者たちは、歴史のロマンを感じさせます。 神輿渡御とのコラボレーションも見どころの一つで、時代を超えた歴史と伝統の共演は、観る者の心を掴むことでしょう。 歴史好きの方にも、そうでない方にも、忘れられない感動を与えてくれるでしょう。
- 内容:戦国大名・三好長慶を先頭とする武者行列。神輿渡御との共演。
- 見どころ:勇壮な姿と歴史のロマン。時代を超えた歴史と伝統の共演。
和太鼓演奏
芥川高校和太鼓部による和太鼓演奏も予定されています。 全国高校総合文化祭の常連校である彼らの、迫力ある演奏は、祭りの雰囲気をさらに盛り上げます。 神事の雰囲気に合わせた演奏や、現代的なアレンジを加えた演奏など、様々なパフォーマンスが期待できます。 神事の厳かさとはまた違った、力強く、華やかな和太鼓の響きは、祭りのクライマックスを飾るにふさわしいでしょう。
- 内容:芥川高校和太鼓部による和太鼓演奏。神事の雰囲気に合わせた演奏や現代的なアレンジ。
- 見どころ:迫力ある演奏。神事との調和、現代的なアレンジの両面を楽しめるパフォーマンス。
アクセス方法
神服神社へのアクセス方法はいくつかあります。公共交通機関をご利用の場合は、JR高槻駅または阪急高槻市駅から徒歩で向かうことができます。JR高槻駅からは約20分、阪急高槻市駅からは約25分かかります。 徒歩でのアクセスが難しい場合は、高槻市営バスの利用も可能です。 バス停から神社までは徒歩数分です。 お車でお越しの際は、近隣の有料駐車場をご利用ください。 詳細なルートや時刻表は、高槻市の公式ウェブサイトや、Googleマップなどの経路検索サービスをご確認ください。
- JR高槻駅からのアクセス:JR高槻駅北口から徒歩約20分
- 阪急高槻市駅からのアクセス:阪急高槻市駅北口から徒歩約25分
- バス利用:高槻市営バスをご利用ください(具体的な路線は高槻市の公式ウェブサイト等でご確認ください)
駐車場情報
神服神社には専用の駐車場がありません。お車でお越しの際は、近隣の有料駐車場をご利用ください。 神社周辺にはいくつかコインパーキングがありますので、お近くの駐車場をご利用ください。 混雑が予想されますので、公共交通機関の利用を推奨します。
- 近隣のコインパーキングをご利用ください。
その他の情報
例大祭当日は、多くの参拝者で賑わうことが予想されます。 歩きやすい靴でお越しください。 また、天候に合わせた服装でお越しいただくことをお勧めします。 水分補給を忘れず、熱中症対策も万全にしてお楽しみください。 ゴミは各自でお持ち帰りください。 小さなお子様とご一緒の場合は、目を離さないようご注意ください。