スポンサーリンク

知立まつり2025:ユネスコ無形文化遺産「山車文楽とからくり」が織りなす、伝統と華麗の祭典!

05月

知立まつり2025:ユネスコ無形文化遺産「山車文楽とからくり」が織りなす、伝統と華麗の祭典!

スポンサーリンク

イベントの概要

愛知県知立市にある知立神社で、2025年5月2日(金)と3日(土)に開催される知立まつりは、江戸時代から続く歴史ある祭礼です。奇数年は本祭り、偶数年は間祭りが行われ、2025年は本祭りが開催されます。高さ約7メートル、重さ5トンの山車が5台、勇壮に市内を巡行します。 最大の見どころは、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「知立の山車文楽とからくり」です。山車の上で上演される人形浄瑠璃芝居「山車文楽」は、山町・中新町・本町・宝町の4台の山車で「三番叟」「傾城阿波の鳴門」「壺坂観音霊験記」「神霊矢口の渡し」などが上演されます。一方、「知立の山車からくり」は、浄瑠璃に合わせてからくり人形が物語を演じる大変珍しいもので、「一の谷合戦」が上演されます。西町はからくり、山町・中新町・本町・宝町は文楽と、それぞれの町が伝統芸能を継承し、江戸時代の趣を感じさせる情景が繰り広げられます。 山車の構造は2層で、車輪は松の大木を輪切りにしたものを使用するなど、知多地方の山車と共通点がありながらも、金箔を施した彫刻や梶棒が後方だけにあるなど、知立独自の特色も持ち合わせています。 神舞と呼ばれる囃子にあわせ、家々の軒を圧するように山車が順行するさまは壮麗で、古くからの伝統と現代の息吹が融合した、まさに圧巻の祭典です。 会場は知立神社とその周辺で、名鉄知立駅から徒歩10分とアクセスも良好です。知立神社(0566-81-0055)または知立市観光協会(0566-83-1111)にお問い合わせください。

スポンサーリンク

基本情報

  • 開催日:2025年5月2日(金)、3日(土)
  • 開催時間:5月2日(金) 12:00~20:30 試楽(各町内を巡行)
    5月3日(土) 9:00~16:30 本楽(山車の奉納など) ※ 夜は花車の提灯に灯が入ります
  • 開催場所:知立神社外苑、および市内各所
  • 住所:〒472-0023 愛知県知立市西町神田12(知立神社外苑)
  • アクセス:名鉄知立駅下車徒歩10分
  • 問い合わせ先:知立神社 (0566) 81-0055、知立市観光協会 (0566) 83-1111
  • 駐車場:あり
  • 料金:無料

主なイベント

知立まつりは、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「知立の山車文楽とからくり」が最大の見どころです。江戸時代から続く伝統的な山車行事と、高度な技術を要するからくり人形芝居が織りなす、迫力と華麗さを兼ね備えた祭典です。 本祭りと間祭りが1年おきに開催され、2025年は本祭りが行われます。5つの町内から高さ7メートル、重さ5トンにも及ぶ山車が繰り出し、市内を練り歩きます。 山車の上では、人形浄瑠璃芝居である「山車文楽」と、からくり人形による芝居「からくり」が奉納上演されます。 昼間は山車の巡行、夜は提灯が灯された山車の幻想的な姿を楽しむことができます。 その他にも、各町内独自の伝統芸能や催し物が開催され、地域住民の活気と一体感を肌で感じられるでしょう。

山車巡行

知立まつりの象徴である山車巡行は、5つの町内(山町、中新町、本町、宝町、西町)から高さ約7メートル、重さ5トンにも及ぶ豪華絢爛な山車が勢ぞろいします。 各町内が代々受け継いできた伝統的な山車には、精巧な彫刻や金箔が施され、その威容は圧巻です。 神舞と呼ばれる囃子に合わせて、山車は市内をゆっくりと巡行します。家々の軒を圧するように進む山車の迫力と、華やかな装飾は、見る者の心を掴んで離しません。 巡行ルートは、知立神社を中心に市内各所を練り歩き、沿道には多くの見物客が集まり、熱気に包まれます。 山車の構造は2層式で、車輪には松の大木を輪切りにしたものが使われているなど、知多地方の山車と共通点が見られますが、金箔を施した彫刻や梶棒が後方だけにあるなど、知立独自の特色も持ち合わせています。

山車文楽

山車の上で上演される人形浄瑠璃芝居「山車文楽」は、知立まつりの重要な伝統芸能です。 山町、中新町、本町、宝町の4台の山車で上演され、江戸時代から伝承されてきた演目が披露されます。 熟練の人形遣いによる繊細な操り、そして力強い語りや三味線の音色は、見る者を時代劇の世界へと誘います。 上演される演目は、「三番叟」「傾城阿波の鳴門」「壺坂観音霊験記」「神霊矢口の渡し」など、時代を超えて愛される名作ばかりです。 山車の上という限られた空間で繰り広げられる人形浄瑠璃芝居は、独特の雰囲気と緊張感に満ち溢れ、知立まつりの魅力をさらに高めています。 この山車文楽は、国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

山車からくり

知立まつりのもう一つの目玉が、「山車からくり」です。 西町の山車の上で上演されるからくり人形芝居は、浄瑠璃に合わせてからくり人形が自動的に動き、物語を演じる大変珍しいものです。 現在では「一の谷合戦」が上演されています。 バネやゼンマイで動く自動人形と、糸を操って動かす人形の2種類がありますが、知立のからくりは後者で、高度な技術と熟練の技が求められます。 町内の人々が代々工夫を凝らしながら作り続けてきたからくり人形は、江戸時代(1724年―「中町祭礼帳」)から受け継がれてきた貴重な郷土芸能です。 この「知立の山車からくり」も、国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。

価格・チケット情報

知立まつりは無料でご観覧いただけます。

アクセス方法

知立まつりのメイン会場である知立神社は、名鉄名古屋本線「知立駅」から徒歩約10分の場所に位置しています。 電車をご利用の方は、名鉄知立駅を下車後、北西方向へ徒歩で約10分です。駅周辺には案内看板も設置されているため、迷うことなく会場へたどり着くことができます。 お車でお越しの際は、伊勢湾岸道路「豊田南IC」より約10分です。ただし、当日は周辺道路で交通規制が行われる可能性がありますので、公共交通機関のご利用を推奨します。 また、会場周辺には複数のバス停もございますので、バスをご利用いただくことも可能です。 事前に地図を確認の上、お越しください。

  • 電車:名鉄名古屋本線「知立駅」下車後、徒歩約10分
  • 車:伊勢湾岸道路「豊田南IC」より約10分(交通規制にご注意ください)

駐車場情報

知立神社周辺に駐車場がありますが、台数に限りがあります。混雑が予想されますので、公共交通機関のご利用を推奨します。

  • 知立神社周辺に駐車場あり(台数に限りあり)

その他の情報

知立まつりは、5月ということもあり、天候に左右される可能性があります。雨天の場合は、山車巡行などが変更または中止になる可能性がありますので、事前に知立神社または知立市観光協会へお問い合わせください。 歩きやすい靴で参加されることをお勧めします。また、日差しが強い時間帯もありますので、帽子や日焼け止めクリームなど、熱中症対策も忘れずにお持ちください。 小さなお子様とご一緒の場合は、迷子防止策として、お子様の手首などに連絡先を記入したリストバンドなどを装着しておくと安心です。 当日は、周辺道路で交通規制が行われる可能性がありますので、時間に余裕を持って行動してください。