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2025年 那智の扇祭り:炎と神話の舞踏!日本三大火祭り

07月

2025年 那智の扇祭り:炎と神話の舞踏!日本三大火祭り

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イベントの概要

「那智の火祭り」として広く知られる、国指定重要無形民俗文化財「那智の扇祭り」。2025年は7月14日(月・祝)、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町熊野那智大社にて開催されます。 約50kgもの重さがある大松明12本が、高さ約6mの扇神輿を囲み、那智の滝前の石段を練り歩く勇壮な「御火行事」が最大の見どころ。炎と神輿、そして氏子の掛け声の迫力ある競演は、まさに圧巻です。 この神事は、熊野那智大社に祀られる滝の神が、飛瀧神社(那智の滝)へ里帰りする様子を表しており、古来からの伝統と信仰が息づいています。 御火行事以外にも、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「那智の田楽」や、大和舞、御田植式、扇神輿渡御祭など、様々な神事が執り行われます。 午前10時から午後3時半頃まで、熊野那智大社とその周辺で繰り広げられる神聖で壮大な祭りは、忘れられない体験となるでしょう。 ただし、御火行事を観覧するには、早めの場所取りが必須です。迫力ある神事を見逃さないよう、計画を立てて訪れましょう。

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基本情報

  • 開催日: 2025年7月14日(月・祝)
  • 開催時間: 午前10時~午後3時30分
  • 住所・開催場所等:
    • メイン会場:熊野那智大社(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1)
    • 御火行事会場:飛瀧神社(那智の滝)(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山)
    • 問い合わせ先:熊野那智大社 0735-55-0321
    • 公式HP:http://kumanonachitaisha.or.jp

主なイベント

那智の扇祭りは、熊野那智大社の例大祭として、様々な神事が執り行われます。中でも、約50kgもある大松明が那智の滝前で繰り広げる「御火行事」は、圧巻のスケールと迫力です。 ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「那智の田楽」などの伝統芸能も必見。 一日を通して、神聖な雰囲気と活気に満ちた祭りを体感できます。

御火行事

那智の扇祭りのハイライト。約50kgの大松明12本が、高さ約6mの扇神輿を囲み、那智の滝前の石段を練り歩く勇壮な神事です。 大松明の炎が舞い上がり、神輿を清める様子は、まさに神々しく、圧倒的な迫力です。 氏子たちの掛け声と、炎と神輿が織りなすダイナミックな光景は、見る者の心を掴んで離しません。 石段の両端から観覧するのがおすすめです。 迫力ある炎と神事の競演を間近で体感できる貴重な機会です。

  • 内容:約50kgの大松明12本が扇神輿を囲み、那智の滝前の石段を練り歩く。
  • 時間:午後2時頃~(予定)
  • 見どころ:大松明の炎、神輿、氏子の掛け声の迫力ある競演。
  • 場所取り:良い場所を確保するには、早めの到着が必須です。

那智の田楽

1976年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2012年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統芸能。 室町時代から伝わる古式にのっとり、笛、太鼓、ササラなどの楽器と独特の舞で構成されています。 演目は22曲あり、約40分間の濃い内容。 田植えを連想させる演目もあり、古くからの伝統が息づいている様子が伺えます。 那智山の人々によって代々受け継がれてきた、貴重な文化に触れることができます。

  • 内容:笛、太鼓、ササラなどの楽器と舞による伝統芸能。
  • 時間:午前11時30分頃~(予定)
  • 見どころ:古式ゆかしい舞と音楽、伝統衣装。
  • 場所:熊野那智大社特設舞台

その他神事

御火行事、那智の田楽以外にも、大和舞、御田植式、扇神輿渡御祭、伏拝扇立神事、御瀧本大前の儀、御田刈式・那瀑舞、扇神輿還御祭など、様々な神事が執り行われます。 それぞれの神事には、古来からの信仰や伝統が込められており、那智の扇祭りの歴史と文化を深く知ることができるでしょう。 詳細なスケジュールは、熊野那智大社の公式ホームページ等でご確認ください。

  • 大和舞:熊野那智大社特設舞台にて、小学生の児童による奉納舞。
  • 御田植式・御田刈式:田植えと稲刈りを模した神事。
  • 扇神輿渡御祭・還御祭:神輿の渡御と還御。
  • 伏拝扇立神事:伏拝みにて扇を立て飾る神事。
  • 御瀧本大前の儀:那智の滝前で執り行われる神事。
  • 那瀑舞:那智の滝に向かって舞う神事。

アクセス方法

那智の扇祭りは、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山で開催されます。アクセス方法は、電車と車、飛行機の3種類があります。電車の場合は、JR紀勢本線紀伊勝浦駅で下車後、熊野交通バスで那智山バス停まで約30分、またはタクシーで約20分です。車の場合は、大阪方面から約5時間、名古屋方面から約4時間です。大阪からのルートは、国道168号線・国道42号線、または阪和自動車道経由で、名古屋からのルートは、東名阪道・伊勢道・紀勢自動車道、熊野尾鷲道路経由です。飛行機の場合は、羽田空港から南紀白浜空港まで約1時間、その後JRで紀伊勝浦駅まで約1時間30分です。 祭典当日は交通規制や混雑が予想されますので、公共交通機関の利用が推奨されます。 また、那智山内には有料駐車場がありますが、すぐに満車になる可能性が高いです。満車の場合は、大門坂駐車場などに駐車し、シャトルバスを利用する必要があります。

  • 電車:JR紀勢本線紀伊勝浦駅→熊野交通バスまたはタクシー
  • 車:大阪方面約5時間、名古屋方面約4時間
  • 飛行機:羽田空港→南紀白浜空港→JR紀伊勝浦駅

駐車場情報

  • 大門坂駐車場:那智山中腹の臨時駐車場。午前9時までに行けば駐車可能。熊野那智大社本社までは徒歩約30分、シャトルバスあり。
  • 那智の瀧入り口前駐車場:那智の瀧に一番近い駐車場。熊野那智大社本社までは徒歩約15分。
  • 道の駅なちの駐車場:徒歩とバスで約3時間かかる。時間に余裕がある方におすすめ。

その他の情報

那智の扇祭りは、山間部で開催されるため、天候に左右されます。雨天決行ですが、雨具の持参がおすすめです。また、長時間立ち見となる可能性が高いので、歩きやすい靴や帽子、飲み物などの準備も大切です。 日差しが強い場合もありますので、日焼け止めやサングラスなども考慮しましょう。 早朝からの場所取りをする方もいるため、御火行事などを見たい場合は、早めの行動がおすすめです。

公式情報