2025 いわない祭り!神輿が神社坂を駆け上がる!
イベントの概要
岩内神社例大祭は、北海道岩内町で7月7日(月)~9日(水)に開催される、古くから「いわない祭り」として親しまれている地域密着型の夏祭りです。2025年度も、例年通り盛大に執り行われます。
7月7日(月)は宵宮祭。松前神楽や太々神楽の奉奏で幕を開け、幻想的な雰囲気に包まれます。8日(火)は本祭。午前8時より岩内神社にて神事が行われ、8時30分からは神輿渡御がスタート。岩内町役場、岩内地方文化センターなどを巡ります。16時30分には岩内地方文化センターにて御旅所着輿祭が行われます。
そしてクライマックスとなる9日(水)。午前8時30分から岩内地方文化センターを出発し、神輿渡御は続きます。午前11時20分には海上渡御発輿祭が岸壁で行われ、13時30分には岩内港内で海上祈願祭が斎行されます。そして、午後7時からの神輿渡御は圧巻!国道229号を全面通行止めにして行われる神輿渡御では、道路両脇に焚かれた篝火が幻想的な雰囲気を醸し出し、2基の神輿が「神社坂」を一気に駆け上がる勇壮な姿は、多くの観客を魅了します。約23kmに及ぶ2日間の渡御の集大成として、境内での各団体奉仕者の姿、社殿へ一気に還る神輿、担ぎ手の熱気あふれる姿は、大勢の来場者を魅了することでしょう。午後9時からは還御祭、太々神楽奉奏で幕を閉じます。
神輿渡御奉仕者は約450名、海上渡御供奉船は10艘以上、露店は約100店と、町内はもちろん、町外からも多くの人が訪れ、毎年賑わいを見せています。42歳にあたる本厄が中心となり、本厄会、後厄会、十二支会、岩内神社みこし会、町無形民俗文化財の岩内赤坂奴、天狗会など多くの団体が協力して祭りを支えています。 神輿渡御の行列の先導役を務める猿田彦命・宇豆女命奉仕者も重要な役割を担っています。神社授与所では、お神札、お守り、「延寿せんべい」などが販売され、境内にあるかがり火で炙って食べる「延寿せんべい」は健康と長寿のご利益があるとされています。
2025年の岩内神社例大祭は、土曜日と日曜日を含む日程となるため、例年以上に多くの観光客が訪れることが予想されます。ぜひ、この機会に北海道岩内町の夏の風物詩「いわない祭り」を体感してみてください!
基本情報
- 開催日:2025年7月7日(月)~9日(水)
- 開催時間:
- 7月7日(月):19:00~ 宵宮祭(松前神楽奉奏、太々神楽奉奏)
- 7月8日(火):8:00~ 本祭(岩内神社)、8:30~ 神輿渡御出発(岩内神社神輿庫前)、9:10~ 御旅所中輿祭(岩内町役場)、16:30~ 御旅所着輿祭(岩内地方文化センター)
- 7月9日(水):8:30~ 神輿渡御出発(岩内地方文化センター)、9:00~ 御旅所発輿祭(岩内地方文化センター)、11:20~ 海上渡御発輿祭(岸壁 艀船前)、13:30~ 海上祈願祭(岩内港内)、19:00~ 神輿渡御出発(国道229号を東進)、21:00~ 還御祭、太々神楽奉奏(岩内神社)
- 住所・開催場所:岩内神社を中心に岩内町内一円
(岩内神社:北海道岩内郡岩内町宮園41)
(その他:岩内町役場、岩内地方文化センター、岩内港など) - お問い合わせ先:0135-62-0143(岩内神社社務所)
- 駐車場:あり(岩内町役場・地域交流センター・町民体育館の駐車場をご利用ください)
主なイベント
岩内神社例大祭では、3日間にわたって様々な神事やイベントが繰り広げられます。宵宮祭から始まり、神輿渡御、海上渡御、還御祭と、伝統と活気に満ちた祭りは、多くの見物客を魅了します。特に、国道を全面通行止めにして行われる神輿渡御は、圧巻の光景です。
宵宮祭
7月7日(月)19:00から開催される宵宮祭は、例大祭の幕開けを告げる重要なイベントです。岩内神社境内では、厳かな雰囲気の中、松前神楽と太々神楽が奉奏され、祭りの始まりを祝います。幻想的な神楽の調べが夜空に響き渡り、来場者の心を掴みます。神楽の奉奏後には、地域住民にとって大切な行事として、餅まきが行われることもあります。
本祭
7月8日(火)8:00から岩内神社にて本祭が執り行われます。神事の後、8:30からは神輿渡御がスタート。岩内神社神輿庫前から出発した神輿は、岩内町役場、岩内地方文化センターなどを巡り、町内を練り歩きます。神輿の渡御は、氏子や関係者だけでなく、多くの町民や観光客も参加し、賑やかな雰囲気となります。16時30分には岩内地方文化センターにて御旅所着輿祭が行われます。
神輿渡御
8日と9日の2日間、神輿は岩内町内を約23kmにわたって練り歩きます。約450名の神輿渡御奉仕者が神輿を担ぎ、その先頭を猿田彦命・宇豆女命奉仕者が先導します。町無形民俗文化財である岩内赤坂奴も参加し、行列をさらに華やかに彩ります。特に9日午後7時からは、国道229号を全面通行止めにして行われる神輿渡御は、道路両脇に焚かれた篝火を道標に行列が練り歩き、2基の神輿が「神社坂」を一気に駆け上がる圧巻の光景が見られます。この神輿渡御は、祭りのハイライトであり、多くの見物客がその勇壮な姿に見入ります。
- 内容:岩内町内を約23kmにわたる神輿の渡御
- 参加者:約450名の奉仕者、岩内赤坂奴など
- 見どころ:神社坂を駆け上がる神輿、幻想的な篝火
海上渡御
7月9日(水)には、海上渡御が行われます。11時20分に岸壁から出発した神輿は、10艘を超える供奉船に護られて岩内港内を巡行します。13時30分には海上祈願祭が斎行され、海の安全と豊漁を祈願します。海上からの神輿渡御は、陸路とはまた違った趣があり、独特の雰囲気を醸し出します。
- 内容:岩内港内での神輿の海上巡行と海上祈願祭
- 参加者:10艘以上の供奉船
- 見どころ:海を背景にした神輿、海上からの祈願
還御祭
7月9日(水)21:00から、神輿が岩内神社へ還御します。2日間にわたる渡御の行程を終え、神輿が神社へ戻る還御祭は、祭りのクライマックスの一つです。境内では、太々神楽が奉奏され、祭りのフィナーレを飾ります。多くの参列者が見守る中、神輿が神社に収められる様子は、感動的な瞬間です。
- 内容:神輿の神社への還御と太々神楽の奉奏
- 見どころ:神輿の帰還、祭りのフィナーレ
露店
例大祭期間中は、約100店舗の露店が町道に並びます。様々な食べ物が販売され、祭り気分を盛り上げます。地元の特産品なども販売されるため、お土産探しにも最適です。
アクセス方法
岩内神社例大祭は、北海道岩内郡岩内町内一円で開催されます。アクセス方法は、お車と公共交通機関の2種類があります。
- お車の場合: 札樽自動車道小樽ICから国道5号経由で約1時間30分です。
- 公共交通機関の場合: JR小沢駅から車で約20分です。岩内バスターミナル(道の駅いわない)からは徒歩で約17分です。
駐車場情報
- 岩内町役場の駐車場
- 地域交流センターの駐車場
- 町民体育館の駐車場
その他の情報
岩内神社例大祭は、7月上旬に開催されるため、天候は夏らしい暑さになる可能性が高いです。熱中症対策として、帽子、飲み物、タオルなどを準備しておきましょう。また、神輿渡御は長時間にわたって行われますので、歩きやすい靴を履いて参加することをお勧めします。 祭りの期間中は、多くの人で賑わいますので、貴重品には十分注意してください。