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焼津神社大祭「東海一の荒祭」2025:1600年以上の歴史が息づく!

08月

焼津神社大祭「東海一の荒祭」2025:1600年以上の歴史が息づく!

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イベントの概要

静岡県焼津市に鎮座する焼津神社では、毎年8月12日と13日、東海一の荒祭として知られる例大祭が開催されます。1600年以上の歴史を誇るこの祭りは、神輿渡御行列が焼津市内を約6.5kmも練り歩く勇壮な姿が最大の見どころです。「アンエットン」という独特のかけ声とともに進む神輿は、4ヶ所の御旅所を巡り、夜遅くまで祭りは続きます。神輿渡御には、猿田彦、御神子、御供捧、流鏑馬など様々な神役が参加し、神聖な雰囲気を醸し出します。

「荒祭」の「荒」は、荒々しいという意味ではなく、「素朴」「純粋」「まっさら」な気持ちで神様に向き合うという意味を持ちます。参加者は白い装束を身につけ、神聖な儀式に臨みます。 神輿は、漁師の知恵と技術が凝縮された「大廻し」という麻縄で固定され、衝撃を吸収する工夫が施されています。また、祭りの行列では、小学生以上の女児による華やかな獅子木遣りも披露され、祭りを盛り上げます。

平成21年の駿河湾地震では、境内が被害を受けながらも、地域住民の協力により祭りは予定通り開催されました。このエピソードからも、焼津の人々にとってこの祭りがいかに大切なものかが伺えます。 2025年も、伝統と熱気に満ちた焼津神社大祭をぜひ体感してください。 神楽(舞)の奉納や、幼児の成長を祈願する「神ころがし」なども行われます。詳細なスケジュールや参加方法などは、焼津神社の公式ウェブサイトでご確認ください。

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基本情報

  • 開催日: 2025年8月12日(月)・13日(火)
  • 開催時間: 8月12日 7:00~21:00頃、8月13日 8:00~23:00頃 (神輿渡御行列は10時頃出発)
  • 住所・開催場所: 〒425-0026 静岡県焼津市焼津二丁目七番二号 焼津神社
  • お問い合わせ先: 054-628-2444 (焼津神社)

主なイベント

焼津神社大祭「東海一の荒祭」は、神輿渡御行列が中心となる、ダイナミックで伝統的なお祭りです。約6.5kmにも及ぶ市内巡行は圧巻の迫力。神輿の担ぎ手たちの「アンエットン」という掛け声と、沿道からの熱気あふれる声援が一体となり、焼津の街全体を熱狂の渦に巻き込みます。 神輿渡御以外にも、神楽の奉納や、幼児の成長を祈願する「神ころがし」など、様々な神事が行われ、地域住民の信仰と一体となった祭りの姿を見ることができます。

神輿渡御

祭りのハイライトは、なんといっても神輿渡御行列です。2基の神輿が、氏子たちによって激しく、そして勇壮に担がれて市内を練り歩きます。 神輿の前後には、猿田彦、御神子、御供捧、流鏑馬など様々な神役の行列が続き、神輿の安全と祭りの円滑な進行を祈願します。猿田彦役の青年は、祭礼前の一週間、神社に泊まり込み、身を清めてこの重要な役を務めます。御神子や御供捧は、神様への奉仕を担い、清浄な姿で祭りに臨みます。流鏑馬は、焼津の町に災いの無いことを祈願する伝統的な神事です。 神輿は、漁師の伝統的なロープワーク技術「大廻し」で固定されており、この技術も祭りの見どころの一つです。 約6.5kmの道のりを、夜遅くまでかけて巡行する神輿渡御は、まさに「東海一の荒祭」の名にふさわしい、見応えのあるイベントです。

  • 内容:2基の神輿が市内を約6.5km巡行する行列
  • 見どころ:勇壮な神輿の担ぎ方、独特の掛け声「アンエットン」、様々な神役の行列
  • 時間:8月13日、10時頃出発~夜遅くまで

神ころがし

8月12日に行われる「神ころがし」は、国選択無形民俗文化財に指定されている、焼津神社の伝統的な神事です。神社総代が1歳児を抱いて境内を転がし、子どもの健やかな成長を祈願します。 この神事は、地域住民にとって大切な子どもの成長を願う儀式であり、祭りの雰囲気をさらに温かく、そして神聖なものにしています。

  • 内容:神社総代が1歳児を抱いて転がす儀式
  • 目的:子どもの健やかな成長を祈願する
  • 時間:8月12日

神楽(舞)

8月のお祭りでは、乙女の舞、浦安の舞、青垣の舞の3種類の神楽が、舞姫によって御神前に奉納されます。 小学4年生から高校3年生までの少女たちが、厳かな雰囲気の中で神楽を舞う姿は、祭りの神聖さを一層引き立てます。 舞姫は事前に募集が行われます。

  • 内容:3種類の神楽の奉納
  • 参加者:小学4年生~高校3年生の少女たち
  • 時間:8月12日・13日

獅子木遣り

神輿渡御行列の先頭を飾る獅子木遣りは、小学生以上の女児たちが手古舞衣裳を身につけ、軽やかな歌声と華麗な舞で祭りを彩ります。 この木遣りは、江戸時代、焼津の港から江戸深川へ送られた材木積出しの際に歌われたものが起源とされ、明治40年に現在の形になりました。 現在も、獅子木遣り保存会によって伝統が受け継がれています。

  • 内容:小学生以上の女児による獅子舞と木遣りの奉納
  • 見どころ:華やかな衣装と軽快な舞、伝統的な歌声
  • 時間:8月12日・13日

アクセス方法

焼津神社へのアクセスは、公共交通機関と自家用車どちらでも可能です。電車をご利用の場合は、JR東海道本線「焼津駅」から徒歩で約10分です。駅からは、比較的平坦な道を進みますので、分かりやすいアクセスです。バスをご利用の場合は、焼津駅前から焼津市内循環バスをご利用ください。神社の最寄りのバス停は「焼津神社前」です。

  • JR東海道本線「焼津駅」から徒歩約10分
  • 焼津市内循環バス「焼津神社前」バス停下車

駐車場情報

焼津神社には、専用の駐車場がありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。 祭典期間中は、周辺道路の交通規制が行われる可能性がありますので、公共交通機関の利用を推奨します。

  • 神社周辺に有料駐車場あり(台数に限りがある可能性があります)
  • 公共交通機関の利用推奨

その他の情報

焼津神社大祭は、屋外で開催されるため、天候に左右されます。熱中症対策として、帽子、飲み物、タオルなどを忘れずにお持ちください。また、歩きやすい靴を履いて参加されることをお勧めします。 神輿渡御行列は、長時間歩くことになりますので、体力に自信のない方は、無理のない範囲で参加してください。

  • 熱中症対策(帽子、飲み物、タオルなど)
  • 歩きやすい靴
  • 天候に合わせた服装

公式情報

焼津神社の公式ウェブサイトで、最新情報や詳細なスケジュールをご確認ください。