三重県津市で2025年、神々しい御神木が巡る!式年遷宮奉迎行事
イベントの概要
2025年、伊勢神宮式年遷宮を祝う「御樋代木奉迎送行事」が三重県で開催されます!20年に一度のこの神聖な行事は、御神体を納めるための特別な木材「御樋代木」を、御杣山(長野県と岐阜県にまたがる山)から伊勢神宮まで運ぶ道のりを彩ります。 6月8日(日)から10日(火)にかけて、桑名、四日市、鈴鹿、津、松阪、明和の6市町を巡り、各地で奉迎祭や祝賀行列が繰り広げられます。1300年前から続く伝統行事と、石取祭の祭車や郷土芸能など地域独自の催しが融合した、賑やかで神聖な3日間。 特に桑名、鈴鹿、津では御樋代木の曳行を見学でき、沿道では市民による歓迎ムードが満喫できます。 しかし、当日は交通規制や駐車場の混雑が予想されますので、公共交通機関の利用が推奨されます。 この貴重な機会に、古の伝統と現代の活気が交差する、伊勢神宮式年遷宮の始まりを体感してみませんか?
基本情報
- 開催日:2025年6月8日(日)~10日(火)
- 開催時間:
- 6月8日(日):桑名市 午後6時頃~(住吉神社付近出発~桑名宗社)
- 6月9日(月):
- 午前:鈴鹿市 午前9時頃~(神館飯野高市本多神社到着~鈴鹿市役所前)
- 午後:津市 午後1時30分頃~(国道23号上浜二丁目交差点~栄町二丁目交差点、三重縣護國神社)
- 6月10日(火):津市出発~松阪市・明和町を経て伊勢市到着(時刻は不明確。午前中伊勢市到着予定)
- 開催場所:
- 6月8日(日):三重県桑名市(住吉神社付近~桑名宗社)
- 6月9日(月):三重県四日市市(中央緑地公園付近通過)、三重県鈴鹿市(神館飯野高市本多神社~鈴鹿市役所前)、三重県津市(国道23号、三重縣護國神社)
- 6月10日(火):三重県津市(三重縣護國神社出発)、三重県松阪市、三重県明和町、三重県伊勢市(度会橋東詰)
主なイベント
御樋代木奉迎送行事は、伊勢神宮式年遷宮の重要な儀式である御樋代木の三重県内への搬入を祝う、盛大なイベントです。古来からの伝統と現代の賑やかさが融合した、見どころ満載の3日間となっています。桑名、鈴鹿、津では御神木の曳行を間近で観察でき、沿道では地域住民による歓迎の輪が広がります。 各地で異なる郷土芸能や伝統行事も披露され、伊勢神宮式年遷宮の始まりを祝う、特別な雰囲気を味わえます。
桑名市での奉迎行事
6月8日(日)夕刻、桑名市住吉神社付近から桑名宗社まで、御樋代木を曳く「お木曳行事」が行われます。約500メートルの道のりを、事前に申し込んだ1500人が法被姿で綱を握り、先頭を曳いて進みます。 沿道では桑名の夏を彩る石取祭の祭車も登場し、賑やかな歓迎ムードが演出されます。 古くからの伝統行事と現代の祭りが融合した、独特の雰囲気を味わえるでしょう。交通規制にご注意ください。
- 内容:御樋代木のお木曳行事、石取祭の祭車による歓迎
- 見どころ:伝統的なお木曳と、桑名市の夏の風物詩である石取祭の共演
鈴鹿市での奉迎行事
6月9日(月)午前中、鈴鹿市神戸地区で奉迎神事が行われます。御樋代木を載せた奉曳車が神戸宗社に到着後、境内では奉迎祭が斎行され、よさこい踊りや獅子舞などの郷土芸能が披露されます。その後、約500メートルの道のりを「お木曳」として鈴鹿市役所前まで曳行。さらに、神戸石取祭の祭車8台による迫力ある「総叩き」がお見送り行事として行われます。「KAMBE COFFEE STREET」などのイベントも開催予定です。鈴鹿市では初めての開催となる歴史的な瞬間を目撃できます。午前8時半から午後2時ごろまで、神戸本通りが通行止めとなりますのでご注意ください。
- 内容:奉迎祭、よさこい踊り、獅子舞、お木曳、神戸石取祭の総叩き、おもてなしイベント
- 見どころ:鈴鹿市の郷土芸能と、迫力満点の祭車によるお見送り
津市での奉迎・奉送行事
6月9日(月)午後から10日(火)朝にかけて、津市では三重縣護國神社を中心に奉迎・奉送行事が行われます。9日午後には、国道23号を約1kmにわたって御樋代木が曳行され、沿道では市民による歓迎と、よさこい踊りや郷土芸能のパレードが行われます。 その後、三重縣護國神社で奉迎祭と郷土芸能奉納があり、御樋代木は神社に一泊。10日朝には奉送祭の後、伊勢へ向けて出発します。交通規制にご注意ください。9日13時から16時までは国道23号の一部区間が通行止めとなります。
- 内容:御樋代木曳行、市民による歓迎、よさこい踊り、郷土芸能パレード、奉迎祭、奉送祭
- 見どころ:津市の郷土芸能と、御神木の歓迎と見送りの様子
伊勢市での奉迎・奉曳行事
桑名、鈴鹿、津を経て奉送された御樋代木が伊勢に到着後、「令和のお木曳行事」の一環として奉迎・奉曳の神事が行われます。詳細は不明ですが、内宮用は五十鈴川で川曳き、外宮用は陸曳きで各宮へ運ばれます。
- 内容:御樋代木の奉迎・奉曳神事、内宮用は川曳き、外宮用は陸曳き
- 見どころ:伊勢神宮での神聖な儀式
アクセス方法
御樋代木奉迎送行事は、三重県内の複数の市町で開催されます。各会場へのアクセス方法は、開催場所によって異なりますので、事前にご確認ください。公共交通機関をご利用いただくことを強く推奨します。 特に、御神木の曳行が見られる桑名、鈴鹿、津の会場周辺は、当日は大変混雑が予想されます。 お車でお越しの際は、近隣の駐車場の状況もご確認ください。
- 桑名市:近鉄名古屋線・桑名駅からバス、または近隣駅からタクシーをご利用ください。
- 鈴鹿市:近鉄名古屋線・鈴鹿市駅からバス、または近隣駅からタクシーをご利用ください。
- 津市:JR紀勢本線・津駅からバス、または近鉄名古屋線・津駅からバス、もしくは近隣駅からタクシーをご利用ください。
- 松阪市・明和町・伊勢市:近鉄名古屋線、JR紀勢本線などを利用し、各会場最寄りの駅よりバスまたはタクシーをご利用ください。詳細は各市町の交通情報をご確認ください。
駐車場情報
各会場周辺の駐車場は、イベント開催当日は大変混雑が予想されます。公共交通機関の利用を強く推奨いたします。 どうしてもお車でお越しの場合は、近隣の有料駐車場をご利用いただくか、できるだけ早めにお越しください。 また、会場周辺の交通規制にもご注意ください。
- 桑名市:会場周辺にいくつか駐車場がありますが、台数に限りがあります。
- 鈴鹿市:会場周辺にいくつか駐車場がありますが、台数に限りがあります。鈴鹿市役所周辺の駐車場も混雑が予想されます。
- 津市:三重縣護國神社の駐車場は、イベント開催中は利用できない時間帯があります。
- 松阪市・明和町・伊勢市:各会場周辺の駐車場の状況は、各市町のホームページ等でご確認ください。
その他の情報
イベント当日は、歩きやすい靴でお越しください。また、天候に合わせた服装でお越しいただくことをお勧めします。水分補給のための飲み物や、日差しよけの帽子、日焼け止めなどもご用意ください。 各会場では、混雑が予想されますので、時間に余裕を持って行動してください。 小さなお子様とご一緒の場合は、お子様の様子に十分注意して行動してください。 イベントの内容は、天候や交通状況などにより変更となる可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。