2025年 挙母祭り:豊田の伝統が炸裂!紙吹雪乱舞の超絶景!
イベントの概要
愛知県豊田市にある挙母神社の例祭、「挙母祭り(ころもまつり)」は、三河地方を代表する一大イベントです。古くから続く伝統を受け継ぎ、毎年10月の第3日曜日とその前日に開催されます。最大の見どころは、なんといっても8輌もの豪華絢爛な山車です。ヒノキ、樫、紫檀、黒檀といった上質な木材を使用し、熟練の職人技が光る彫刻が施された山車は、まさに圧巻。
祭りのハイライトは、本楽祭(第3日曜日)に行われる挙母神社境内の曳き込みと曳き出し。号砲とともに、山車が勢いよく境内へ駆け込み、そして午後には、重さを感じさせる山車が綱と梶の絶妙な連携で境内を出ていく様子は、息を呑むほどの迫力です。
さらに、山車からは大量の紙吹雪が舞い上がり、祭り全体を華やかに彩ります。 試楽祭(土曜日)には、山車が各町内を曳き廻り、夜には挙母神社で五穀豊穣を祈願する「七度参り」が行われます。そして、本楽祭のフィナーレを飾るのは、矢作川河川敷での奉納花火。
江戸時代後期から明治初期に現在の形になったと言われる挙母祭りは、挙母城下の心意気を今に伝える、力強さと華やかさを兼ね備えた、三河地区有数の祭りです。 2025年度の開催も、多くの見物客で賑わい、伝統と活気に満ちた一日となることでしょう。 「おぃさー」のかけ声と紙吹雪の舞う中を練り歩く山車の勇壮な姿は、きっと忘れられない思い出となるはずです。
※ 詳細な日程や交通情報などは、挙母祭りの公式サイトをご確認ください。
基本情報
- 開催日: 2025年10月第3日曜日とその前日(土曜日) ※具体的な日付は、挙母祭り公式サイトで確認してください。
- 開催時間: 試楽祭(土曜日)は午前中から夜にかけて、本楽祭(日曜日)は午前中から夕方にかけて行われます。 具体的な時間は、挙母祭り公式サイトで確認してください。
- 住所・開催場所等:
- 挙母神社(愛知県豊田市挙母町5-1)
- 下町地区
- 樹木地区
- 城門跡
- 豊信本店前交差点
- 豊田市駅前
- 矢作川河川敷(花火会場)
- 問い合わせ先:
- 観光に関すること:0565-85-7777(ツーリズムとよた)
- 運営に関すること:https://koromomatsuri.com/inquiry/
- 駐車場: あり。名鉄豊田市駅周辺の有料駐車場などを利用。フリーパーキング加盟店利用で3時間無料(一部条件あり)。大型車の駐車については、豊田市役所観光誘客推進課(0565-34-6758)へ問い合わせ。
- アクセス: 地下鉄「名古屋」駅から「伏見」駅で鶴舞線に乗り換え、「豊田市」駅下車。徒歩約10分。東名高速道路「豊田IC」より約15分。
主なイベント
挙母祭りは、試楽祭と本楽祭の二日間を通して、様々なイベントが繰り広げられます。勇壮な山車の運行、幻想的な七度参り、そして圧巻の花火と、見どころ満載の祭りです。 特に、山車から舞い散る大量の紙吹雪は、祭り独特の雰囲気を醸し出し、参加者も巻き込む一大スペクタクルです。
山車運行
挙母祭りの象徴ともいえる山車運行は、祭りの最大の見どころです。8輌の山車は、それぞれ異なる町内から参加し、それぞれの町内を曳き廻された後、本楽祭では挙母神社に集結します。
試楽祭では、各町内を練り歩く山車の勇壮な姿を見ることができます。 本楽祭では、午前中に神社境内への曳き込み、午後には境内からの曳き出しが行われ、その迫力ある光景は多くの観客を魅了します。 山車には、ヒノキ、樫、紫檀、黒檀など上質な木材が使われ、精巧な彫刻が施されています。 山車の上からは、大量の紙吹雪が舞い散り、祭りの熱気をさらに高めます。
- 試楽祭:各町内を曳き廻る
- 本楽祭:挙母神社への曳き込みと曳き出し、境内での運行
- 見どころ:精巧な彫刻、大量の紙吹雪、曳き込み・曳き出しの迫力
七度参り
試楽祭の夜に行われる七度参りは、8つの町の人々が提灯を持って挙母神社の境内を7周する神事です。五穀豊穣を祈願するこの神事は、幻想的な雰囲気に包まれ、静寂の中に響き渡る祈りの声が印象的です。 提灯の灯りが境内を照らし、夜空に浮かび上がる神社のシルエットは、神聖な雰囲気を醸し出します。
- 開催日:試楽祭の夜
- 内容:8つの町の人々が提灯を持って挙母神社境内を7周する神事
- 目的:五穀豊穣の祈願
- 見どころ:幻想的な雰囲気、静寂の中の祈りの声
奉納花火
本楽祭のフィナーレを飾る奉納花火は、矢作川河川敷で打ち上げられます。 夜空を彩る華麗な花火は、一日中続いた祭りの興奮をさらに高め、忘れられない感動を与えてくれます。 打ち上げられる花火は、様々な種類があり、観客を魅了する美しい光と音の競演は、まさに圧巻です。
- 開催日:本楽祭の夜
- 場所:矢作川河川敷
- 見どころ:様々な種類の花火、美しい光と音の競演
泣き別れ
本楽祭の午後、山車が挙母神社を曳き出された後、元城町1丁目交差点(豊田信用金庫本店前)で、上町と下町の山車がそれぞれ別々の道へ帰っていく様子を「泣き別れ」と言います。 これは、無事に祭りが終了したことへの感謝と、来年の祭りの成功を祈念する儀式であり、祭り関係者や観客にとって感慨深い瞬間です。
- 開催時期:本楽祭の午後
- 場所:元城町1丁目交差点(豊田信用金庫本店前)
- 内容:上町と下町の山車が別々の道へ帰っていく様子
- 意味:祭りの無事終了への感謝と来年の成功への祈念
アクセス方法
挙母祭りは愛知県豊田市挙母町で開催されます。アクセス方法は主に以下の2通りです。
- 電車の場合:名古屋市営地下鉄東山線または名鉄豊田線を利用し、「豊田市駅」で下車。駅から徒歩で約10分です。
- 車の場合:東名高速道路豊田インターチェンジから約15分です。 ただし、祭り開催日は交通規制が行われる可能性がありますので、公共交通機関の利用を推奨します。
駐車場情報
- 名鉄豊田市駅周辺には有料駐車場が多数あります。フリーパーキング加盟店を利用すると、条件を満たせば3時間無料となる場合があります。
- 大型車の場合は、豊田市役所観光誘客推進課(0565-34-6758)へお問い合わせください。
その他の情報
挙母祭りは、屋外で開催されるため、天候に左右されます。雨天の場合でも、基本的には予定通り開催されますが、一部イベントが変更または中止となる可能性があります。 最新の情報は、公式ウェブサイトでご確認ください。
服装は動きやすい服装がおすすめです。 また、日差しが強い場合は帽子や日焼け止め、雨天の場合は雨具をご用意ください。 持ち物については、飲み物やタオルなど、各自必要なものを準備しておきましょう。