弥生祭 2026 – 日光に春を告げる華やかな伝統の祭典
イベントの概要
弥生祭は、奈良時代から続く日光二荒山神社の伝統ある例祭で、春の訪れを華やかに彩る5日間の祭りです。2026年は4月13日から17日まで開催され、春らしい彩りのヤシオツツジの造花で飾られた11台の花家体(やたい)が日光市街地や神社境内を練り歩きます。祭りのハイライトは16日の宵まつりと17日の本祭で、東西11か町の花家体が勢揃いし、名刺交換や神明廻りといった古式ゆかしい儀式が繰り広げられます。特に、本祭では家体が急勾配の参道石段を一気に駆け上がる勇壮な光景が訪れる人々を魅了します。格式を重んじる祭りのため、町内間のトラブル「ごた」を避けるべく、厳格な作法のもと運営されることから「ごた祭り」とも呼ばれており、その歴史は1200年以上に及びます。祭り期間中は神輿飾祭や各神社での神事も行われ、日光の春を代表する文化行事として多くの観光客で賑わいます。
基本情報
- 開催日: 2026年4月13日(月)~4月17日(金)
- 開催時間:
- 4月13日 – 神輿飾祭・献灯式
- 4月14日 – 滝尾神社神輿渡御発輿祭・酒迎式・滝尾神社神輿着輿祭
- 4月15日 – 氏子大祭
- 4月16日 – 滝尾神社神輿還御発輿祭・本社本宮神社神輿発輿祭・高天原神事・三神輿還御着輿祭・宵まつり西・東全町家体パレード・宵まつり式典・登橋神事・手打ち式
- 4月17日 – 例祭・三神輿本宮渡御発輿祭・三神輿本宮着輿祭・三神輿本宮還御着輿祭・東西両町家体献備・神明廻り・拝殿前手打ち式
- 住所・開催場所: 栃木県日光市山内2307(日光二荒山神社)および日光市街地周辺(滝尾神社、本宮神社、神橋など)
- 問い合わせ先: 日光二荒山神社 電話番号 0288-54-0535
- 公式URL: http://nikko.futarasan.jp
- アクセス:
- 電車・バス: JR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅から東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行きで約7分、「西参道入口」下車徒歩約10分
- 車: 日光宇都宮道路日光ICから約7分 ※交通規制や通行止めとなる時間帯があります
- 備考:
- 交通規制あり(4月16日 13:30~16:00、4月17日 18:30~20:30に国道119号の日光橋~御幸町交差点が通行止め)
- 駐車場: 有料駐車場あり(4月17日は終日駐車不可)
- 料金: 無料
- 栃木県指定無形民俗文化財(日光弥生祭付祭家体献備行事)
主なイベント
弥生祭は、5日間にわたって様々な神事と華やかな巡行が繰り広げられる伝統的な祭りです。奈良時代から続く1200年以上の歴史を持ち、格式を重んじながらも地域住民の熱意と誇りを感じられる行事が満載です。期間中は、神輿飾祭から始まり、神輿渡御や高天原神事、そして最大の見どころである花家体のパレードや急坂を駆け上る家体進行など多彩なプログラムが組まれています。特に16日の宵まつりと17日の本祭では、古式ゆかしい儀式や迫力ある花家体の練り歩きが見られ、多くの観光客が訪れます。
神輿飾祭と神輿渡御祭
祭りの幕開けとなる4月13日の神輿飾祭では、本社・滝尾・本宮の三社の神輿が飾られ、厳かな献灯式が行われます。翌14日には滝尾神社の神輿渡御発輿祭や酒迎式、着輿祭が執り行われ、地域の氏子たちが盛大に参加します。これらの神輿祭は祭りの根幹をなす神聖な行事であり、神輿が町を巡行し、地域の安全と繁栄を祈願します。
宵まつりの家体パレードと神橋での式典
4月16日の宵まつりは、弥生祭のハイライトの一つです。東西11か町の彩り豊かな花家体が旧日光市役所記念公園前広場に集合し、その後、市街地を巡る華やかなパレードが行われます。花家体はヤシオツツジの造花で飾られ、日光囃子の音色に合わせて練り歩き、春の訪れを盛大に告げます。さらに神橋境内では宵まつり式典や登橋神事・手打ち式が執り行われ、伝統的な儀式が息づいています。夕刻には家体に灯りがともされ、幻想的な雰囲気の中で町へ戻っていく様子も見どころです。
- 東西11か町の花家体11台が集合・パレード
- 神橋での式典および登橋神事・手打ち式
- 花家体に灯りを灯し、町内へ帰還
本祭りの名刺交換と神明廻り
4月17日の本祭は、祭りの最高潮を迎えます。朝から各町の家体が集合し、日光二荒山神社境内に勢揃いします。正午頃には各町の使者が集まって「名刺交換」が行われ、古式ゆかしい作法のもと町同士の挨拶と交流が交わされます。その後、囃子を奏でながら花家体が拝殿の周囲を練り歩く「神明廻り」が展開され、参拝者の目を奪います。
家体の坂道駆け上がりと手打式
本祭の締めくくりは、家体が急勾配の参道石段を大勢の担ぎ手によって引かれ、一気に駆け上がる勇壮な「家体進行」です。迫力あるこの光景は弥生祭の最大の見どころで、祭りの熱気を最高潮に盛り上げます。続いて拝殿前や御物見前での手打ち式が行われ、神事の完遂を祝います。この祭りは、古いしきたりを厳守しなければならず、町内同士のトラブルの恐れがあることから「ごた祭り」との異名も持ちながら、その伝統を受け継ぎ続けています。
価格・チケット情報
弥生祭は無料で観覧できる伝統的な祭りです。参加にあたってのチケット購入や入場料は必要ありません。訪れる誰もが自由に祭りの華やかな巡行や神事を見学できるため、気軽に足を運んで楽しむことができます。
アクセス方法
弥生祭の開催場所である日光二荒山神社および関連会場へのアクセスは、公共交通機関と自動車の両方が利用可能です。公共交通機関では、JR日光線日光駅または東武日光線東武日光駅から東武バスに乗り、「西参道入口」バス停で下車、徒歩約10分の場所にあります。自動車利用の場合は、日光宇都宮道路の日光ICから約7分で到着しますが、祭り期間中は交通規制や通行止め等の制限があるため、注意が必要です。
- 公共交通機関:JR日光線・東武日光線の各駅から東武バス利用、「西参道入口」下車徒歩約10分
- 車:日光宇都宮道路日光ICから約7分(交通規制時間あり)
駐車場情報
- 開催周辺に有料駐車場が設けられており、利用可能です。
- 駐車料金はおおむね700円程度ですが、4月17日の本祭当日は終日駐車不可となりますのでご注意ください。
- 祭り期間中は、交通規制に伴い通行止めや片側通行が実施される時間帯があります。
その他の情報
弥生祭は春の季節に行われるため、日中は比較的温暖ですが、朝晩は冷える場合もあります。歩きやすい靴を着用し、天候の変化に備えた服装の準備をおすすめします。祭りの見どころは坂道の駆け上がりや花家体のパレードのため、混雑が予想されます。安全面に配慮しつつ、ゆとりをもって訪れるとより楽しめます。


