秩父夜祭　冬の彩り　神と龍の逢瀬

基本情報

秩父神社の例大祭である秩父夜祭は、京都祇園祭、飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭のひとつに数えられ、300年以上の歴史を誇る秩父を代表するお祭りです。

秩父夜祭の最大の見どころは、豪華絢爛な笠鉾と屋台が町内を巡行する「曳き回し」です。笠鉾は2基、屋台は4基あり、いずれも国の重要有形民俗文化財に指定されています。曳き回しは、12月2日の宵宮と3日の本祭に行われます。

笠鉾は、高さ10メートル以上もある巨大な山車で、屋根には金箔瓦が葺かれ、欄干には彫刻が施されています。笠鉾の上には、神楽殿が設けられ、そこで神楽が奉納されます。

屋台は、笠鉾よりも小型の山車で、歌舞伎の舞台が設けられています。屋台では、歌舞伎の演目が上演され、観客は屋台の前で観劇することができます。

秩父夜祭のもう一つの見どころは、花火大会です。花火大会は、12月3日の本祭の夜に行われ、約1万発の花火が夜空を彩ります。

秩父神社のご祭神は、妙見様（女神）と武甲山に鎮まる龍神様（男神様）です。妙見様は、北極星を神格化した神様で、開運、厄除け、縁結びのご利益があるとされています。龍神様は、水の神様で、雨乞い、五穀豊穣、子孫繁栄のご利益があるとされています。

秩父神社の創建は、平安時代初期の834年と伝えられています。当時は、妙見社と呼ばれており、妙見様を祀っていました。14世紀後半に、龍神様が合祀され、秩父神社と改称されました。秩父神社は、江戸時代には徳川将軍家の崇敬を受け、多くの社殿が寄進されました。

秩父神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

秩父神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場を利用してください。秩父神社の周辺には、有料駐車場がいくつかあります。

屋台の種類	説明
たこ焼き	日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴
じゃがバター	熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック
ベビーカステラ	小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子
鮎の塩焼き	新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚
シャーピン	モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ
お好み焼き	具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理
わたあめ	子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック
チョコバナナ	バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート
串焼き	さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック
焼きそば	炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード