函館の夏の締めくくり、八幡宮例大祭

基本情報

亀田八幡宮の例大祭は、毎年9月14日から16日まで行われる函館の夏の締めくくりの祭りです。露店が立ち並び、神輿渡御や松前神楽の奉納など、さまざまなイベントや催し物が開催されます。

例大祭のメインイベントである神輿渡御は、15日と16日の2日間行われます。八幡宮から出発した神輿が、街中を練り歩きます。神輿の担ぎ手は、威勢の良い掛け声を上げながら、八幡宮まで戻ってきます。

松前神楽は、北海道の無形文化財に指定されている伝統芸能です。亀田八幡宮の例大祭では、15日と16日の2日間、境内で松前神楽が奉納されます。華やかな衣装をまとった舞手が、勇壮な舞を披露します。

例大祭期間中は、八幡宮の境内や周辺に露店が立ち並びます。焼きそば、たこ焼き、りんご飴など、さまざまな屋台グルメが楽しめます。また、射的や輪投げなどの縁日コーナーもあり、子供から大人まで楽しめます。

亀田八幡宮のご利益は、商売繁盛、学業成就、交通安全、家内安全、厄除け、合格祈願などです。祭神は、誉田別命（ほんだわけのみこと）です。誉田別命は、八幡神とも呼ばれ、武神として知られています。

亀田八幡宮の創建は、室町時代までさかのぼります。1490年（明応9年）、越前国敦賀郡気比神宮から八幡大神の御分霊を勧請したのが始まりとされています。その後、松前藩の祈願所となり、江戸時代には社殿が建立されました。明治維新後、郷社に列格されました。

亀田八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

亀田八幡宮には、境内に駐車場はありません。周辺には、有料駐車場がいくつかあります。例大祭期間中は、非常に混雑しますので、公共交通機関を利用するか、時間に余裕を持って駐車場を探しましょう。

屋台の種類	説明
たこ焼き	日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴
じゃがバター	熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック
ベビーカステラ	小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子
鮎の塩焼き	新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚
シャーピン	モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ
お好み焼き	具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理
わたあめ	子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック
チョコバナナ	バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート
串焼き	さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック
焼きそば	炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード