礼文島の漁師の祭り、神輿が空を舞う

基本情報

礼文島の南東に位置する香深地区に鎮座する厳島神社は、礼文島で最も古い神社の一つです。祭神は市杵島姫命、事代主命、三吉大神の三柱で、海産繁殖、捕魚円満、海上安全を祈願する神社として知られています。

厳島神社の例祭は、7月15日に行われる盛大な祭りです。例祭では、神輿渡御、四ヶ散米舞行列、沖揚げ音頭などの伝統的な神事が執り行われます。

神輿渡御は、例祭のメインイベントです。氏子たちが担ぐ神輿が、香深地区の町内を練り歩きます。神輿は、厳島神社から出発し、各家庭や商店を巡拝した後、再び神社に戻ってきます。

四ヶ散米舞行列は、神輿渡御に先立って行われる行列です。子供たちが、米を撒きながら町内を練り歩きます。米を撒くことで、五穀豊穣を祈願します。

沖揚げ音頭は、神輿渡御の際に歌われる伝統的な労働歌です。ニシン漁の作業唄として歌われていたもので、厳島神社の例祭では、神輿を担ぐ氏子たちが沖揚げ音頭を歌いながら町内を練り歩きます。

厳島神社のご利益は、海産繁殖、捕魚円満、海上安全です。祭神である市杵島姫命は、海の神として知られており、漁業関係者から篤く信仰されています。また、事代主命は、商売繁盛の神として知られており、商売人からも信仰を集めています。

厳島神社の創建は、文化5年（1808年）と伝えられています。松前藩の許可を得て、宗谷場所の請負人であった藤野喜兵衛が、海産繁殖と捕魚円満を祈願して、松前福山から市杵島姫命を勧請したのが始まりとされています。明治9年（1876年）に村社に列格され、現在に至っています。

厳島神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

厳島神社には、駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

屋台の種類	説明
たこ焼き	日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴
じゃがバター	熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック
ベビーカステラ	小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子
鮎の塩焼き	新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚
シャーピン	モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ
お好み焼き	具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理
わたあめ	子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック
チョコバナナ	バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート
串焼き	さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック
焼きそば	炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード