天王川を彩る幻想的な灯り
基本情報
- 概要: 津島神社の例祭は、日本三大川祭りのひとつに数えられる「尾張津島天王祭」です。津島神社の祭礼として600年近くの伝統を誇り、全国の数ある夏まつりの中でも最も華麗なものと言われています。
- 住所: 愛知県津島市神明町1
- 電話番号: 0567-26-3216
- アクセス: 名鉄津島駅から徒歩約15分
- 例祭日: 2024年7月22日(土)、23日(日)
例祭の主なイベントと催し物
尾張津島天王祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。
宵祭
宵祭は、例祭の前日に行われるお祭りです。天王川に浮かぶ津島五車のまきわら船の提灯に灯がともされると、宵祭の始まりです。まきわら船が、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川を漕ぎ渡ると、揺らめく提灯が水面に映り、まきわら船はその美しさをさらに際立たせ、灯と水のドラマは頂点に達します。
朝祭
朝祭は、例祭の当日に行われるお祭りです。市江車を先頭に6艘の車楽舟が能の出し物をかたどった置物を飾り、楽を奏でながら漕ぎ進みます。先頭の市江車から10人の鉾持が布鉾を持って水中に飛び込み、川を泳ぎ、神社に向かって走るその姿は勇壮というほかありません。
桟敷席
桟敷席は、天王川沿いに設けられた有料の観覧席です。宵祭と朝祭の両方を楽しむことができ、特に宵祭のまきわら船の提灯の灯りが幻想的な雰囲気を醸し出します。
露店
例祭期間中は、津島神社周辺に露店が立ち並びます。食べ歩きグルメや縁日的なゲームなど、お祭りならではの屋台が多数出店します。
ご利益と神様
津島神社のご利益は、除疫、授福、厄除け、開運招福などです。また、津島神社には、建速須佐之男命と大穴牟遅命の二柱の神様が祀られています。建速須佐之男命は、五穀豊穣、厄除け、開運招福の神様として知られており、大穴牟遅命は、国土経営、産業開発、縁結びの神様として知られています。
- 除疫
- 授福
- 厄除け
- 開運招福
- 縁結び
由緒と歴史
津島神社の創建は、欽明天皇元年(540年)と伝えられています。当初は「津島牛頭天王社」と呼ばれていましたが、明治の神仏分離令により「津島神社」に改称されました。津島神社は、尾張国の一宮であり、全国に約3,000社ある津島神社の総本社です。また、日本三大川祭りのひとつである「尾張津島天王祭」の舞台としても知られています。
- 創建:欽明天皇元年(540年)
- 旧称:津島牛頭天王社
- 総本社:全国約3,000社の津島神社
- 日本三大川祭り:尾張津島天王祭
訪問者のためのヒントと注意点
津島神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭期間中は非常に混雑しますので、時間に余裕を持って参拝してください。
- 宵祭のまきわら船の提灯の灯りを楽しむには、日没後に訪れるのがおすすめです。
- 朝祭の車楽舟の行列を見るには、早朝に訪れる必要があります。
- 津島神社周辺には有料駐車場が多数ありますので、車でお越しの場合はご利用ください。
- 津島神社は、車椅子での参拝も可能です。車椅子用のスロープやエレベーターが設置されています。
駐車場情報
津島神社周辺には、有料駐車場が多数あります。例祭期間中は混雑が予想されますので、時間に余裕を持って駐車してください。
- 南駐車場:約60台(バス駐車可)
- 東駐車場:約40台(マイクロバス駐車可)
- 正月・天王祭等は臨時駐車場あり
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |