京都三大祭の一つ、葵祭の前に行われる路次祭

基本情報

賀茂波爾神社は、京都市左京区高野高野上竹屋町36に鎮座する神社です。下鴨神社の境外摂社であり、通称「赤の宮神社」と呼ばれています。

• 住所: 京都市左京区高野高野上竹屋町36
• 電話番号: 075-701-1771
• アクセス: 叡山電鉄叡山本線「一乗寺」駅下車 徒歩約6分
• 例祭日: 5月12日

例祭の主なイベントと催し物

賀茂波爾神社の例祭は、5月12日に行われる「御蔭祭」です。このお祭りは、下鴨神社の葵祭の前儀として行われるもので、賀茂波爾神社の舞殿で舞の奉納神事が執り行われます。

還城楽の奉納

舞の奉納神事では、平安時代の舞楽「還城楽」が奉納されます。還城楽は、中国の唐の玄宗皇帝が楊貴妃を想って作った曲とされており、優美で華やかな舞が特徴です。

路次祭

例祭当日の午後には、路次祭が行われます。路次祭は、下鴨神社の神輿が賀茂波爾神社に渡御する神事で、沿道には多くの見物客が詰めかけます。

神輿渡御

路次祭では、下鴨神社の神輿が賀茂波爾神社まで渡御します。神輿は、氏子たちが担いで練り歩き、沿道には多くの見物客が詰めかけます。

露店

例祭当日は、境内や周辺に露店が立ち並びます。露店では、飲食店や雑貨店などが出店し、多くの人でにぎわいます。

ご利益と神様

賀茂波爾神社のご利益は、方除、厄除、殖産興業、火災除け、災難除け、疫病除けなどです。祭神は、波爾安日子神（はにやすひこのかみ）と波爾安日女神（はにやすひめのかみ）で、土壌を司る男女の神様です。

• 方除：方位の悪い影響から身を守る
• 厄除：厄災や災難から身を守る
• 殖産興業：産業の発展と繁栄
• 火災除け：火災から身を守る
• 災難除け：災難や事故から身を守る
• 疫病除け：疫病や病気から身を守る

由緒と歴史

賀茂波爾神社の創建年代は不詳ですが、平安時代初期にはすでにあったとされています。社伝によると、賀茂波爾神社は、下鴨神社の境外摂社として創建されたと伝えられています。

• 平安時代初期に創建
• 下鴨神社の境外摂社として創建
• 江戸時代に「赤の宮稲荷」が勧請され、通称「赤の宮神社」と呼ばれるように

訪問者のためのヒントと注意点

賀茂波爾神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭は5月12日に行われます。
• 例祭当日は、境内や周辺に露店が立ち並びます。
• 駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
• 神社の境内は、土足厳禁です。
• 神社内での写真撮影は、許可を得てから行ってください。

駐車場情報

賀茂波爾神社には、駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。

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