永山神社祭
永山神社は、北海道の歴史と深く結びついた由緒ある神社であり、この神社の祭り、永山神社祭はその地域の一大イベントです。神社の創立は明治24年、岡山県出身の屯田兵たちが、自分たちの故郷の氏神である天照大神と大國主神の御分霊を永山駅の裏に祀ったことに始まります。彼らが故郷を離れて北海道に移住し、新たな生活を始める中で、その故郷の神々を身近に感じることができる場所を作り出したのです。
永山神社祭では、出店が約300店ほど出展され、賑やかな雰囲気が広がります。出店は永山駅の駅前通りに並び、地元の食品から手作りの工芸品、伝統的なゲームまで、様々なものが楽しむことができます。
永山神社祭は、地元の人々だけでなく、観光客にとっても楽しみながら地域の文化を体験できる素晴らしい機会です。祭りの日は、地元の食べ物を味わいながら、賑やかな音楽と伝統的なパフォーマンスを楽しみ、地元の人々と共有することができます。北海道の美しい風景の中で、歴史と文化を感じることができるこの祭りは、一度は体験してみる価値があります。
永山神社 由緒
永山神社は、北海道の歴史と共に息づく、由緒ある神社です。明治24年、岡山県出身の屯田兵たちが自身の出身地の氏神様、天照大神、大國主神の御分霊を永山駅の裏に祀ったことから始まりました。その地はやがて明治社殿となり、しかし鉄道の開通に伴い、参拝が困難となると、神社は現在の地に移転しました。
大正9年、北海道屯田の開拓の親である永山武四郎将軍を祭神として祀ることが明治政府により認められ、大正社殿が建立されました。これは開村30年を記念するものであり、その後も神社は地域の信仰の中心として多くの人々に親しまれてきました。
平成5年には、70年以上経過した大正社殿が風雪と老朽化により損なわれ、町内有志の方々の声により、永山神社創始100年を記念して現在の社殿が造営されました。上川管内最古の神社であり、屯田兵開拓の祖神を祀る永山神社は、その歴史とともに地域の守護と繁栄を願い続けています。
永山神社祭は、この神社の長い歴史と地域との繋がりを祝う一大祭典で、毎年多くの地元の人々や観光客で賑わいます。神聖な永山神社の境内での神事、伝統の行事、楽しい催し物などがあり、訪れる人々にとって特別な時間となることでしょう。この祭りは、地域の繁栄と豊かさ、そして永山神社とその祭神の偉大さを讃え、感謝の気持ちを表す機会となっています。
住所: 旭川市永山4条18丁目2−13
6月30日: 宵宮祭 並 御霊代奉遷式
時間: 18:30 から
7月1日: 御例祭
時間: 10:00 から
神幸式(神社発輿): 11:00 から
還輿祭: 16:35 から
7月2日: 後日祭
時間: 10:00 から
大村石碑祭: 11:00 から
産子祭: 13:00 から
産子祭は、昨年6月〜今年6月の間に誕生した赤ちゃんのために、初宮参りです。
永山神社祭の出店の時間
【1日目】夕方〜21:00頃
【2日目・3日目】10:00〜21:00頃
永山駅前(屋台)
住所:〒079-8412 北海道旭川市永山2条19丁目1