沼田町化石館
「沼田町化石館 – 時間を超えた探索の旅へ」
2000年に開設された沼田町化石館は、町民福祉センターの改築によって生まれ、そのルーツは1985年の「沼田歯鯨会」にまで遡ります。ここでは、博物館としての一般的な役割だけでなく、社会教育施設としての重要な役割を果たしています。我々の目指すところは、化石の素晴らしさを広く町民に紹介すること、そして地元の自然の理解を深めることです。
私たちは化石の収集、保存、管理、展示を通じて学術研究を行い、学術論文の出版や学術会議での発表を積極的に行っています。これらの活動を通じて、我々は地域の歴史と独自の生物多様性についての深い理解を提供します。
2008年7月には展示室が幌新地区に移転し、さらに「沼田町化石体験館」としてリニューアルオープンしました。ここでは、子供たちが化石の発掘体験を行い、夏休みの特別な思い出を作ることができます。
沼田町化石館は、過去と現在が交差する場所であり、私たちはそれを通じて、地球の長い歴史とその驚くべき生物多様性を一緒に探求する旅にあなたをお誘いします。古代の秘密を解き明かす旅へ、ぜひ一緒に出発しましょう。
住所
〒078-2225 北海道雨竜郡沼田町幌新381-1(幌新温泉向かい)
開館時間
開館期間:4月29日~11月3日
開館時間:9:30 ~ 16:00(短縮営業中)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は開館), 祝日の翌日(連休は最後の祝日の翌日)
化石採集会
沼田町の中心を南北に流れる幌新太刀別川(ほろにたちべつがわ)は,恐竜時代の中生代白亜紀から始まり,石炭を含む第三紀始新世,多様な哺乳類を生み出した第三紀中新世,そして海の哺乳類が爆発的に増えた第三紀鮮新世と時代を追って流れています.
中でも鮮新世(約5百万年前)のタカハシホタテ化石は圧倒的な産出量を誇ります.
しかし,沼田町の条例で許可なく化石を採集することはできないため一般の方には化石館が主催する化石採集会に参加していただくことになります.
一般1,000円 小学生600円
申し込み方法
令和5年度化石採取会の申し込みは終了しました。
公式サイトにてご確認ください。