歴史と伝統が息づく、鎌数伊勢大神宮の春祭り
基本情報
鎌数伊勢大神宮は、千葉県旭市鎌数に鎮座する神社です。通称「お伊勢さま」と呼ばれ、地元の人々に親しまれています。
- 住所:千葉県旭市鎌数4314
- 電話番号:0479-62-1982
- アクセス:JR総武本線旭駅から車で約15分
- 例祭日:3月27日、28日
例祭の主なイベントと催し物
鎌数伊勢大神宮の例祭は、毎年3月27日と28日の2日間行われます。例祭では、以下のイベントや催し物が開催されます。
神楽殿での神楽奉納
例祭のメインイベントである神楽奉納は、境内の神楽殿で行われます。神楽は、笛や太鼓、鼓などの囃子に合わせて舞われるもので、五穀豊穣や厄除けを祈願するものです。鎌数伊勢大神宮の神楽は、千葉県の無形民俗文化財に指定されており、その優美な舞と華やかな衣装が見どころです。
稚児舞奉納
例祭では、稚児舞も奉納されます。稚児舞は、小学生の女の子が舞うもので、五穀豊穣や厄除けを祈願するものです。稚児舞は、その可憐な舞姿と華やかな衣装が見どころです。
露店
例祭では、境内に露店が立ち並びます。露店では、焼きそばやたこ焼き、綿菓子などの屋台グルメや、おもちゃや雑貨などの縁日グッズが販売されます。
神輿渡御
例祭の最終日には、神輿渡御が行われます。神輿渡御は、神輿を担いで町内を練り歩くもので、五穀豊穣や厄除けを祈願するものです。神輿渡御は、その威勢の良い掛け声と華やかな神輿が見どころです。
ご利益と神様
鎌数伊勢大神宮のご利益は、五穀豊穣、厄除け、工事安全、商売繁盛などです。御祭神は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)です。天照皇大神は、日本の神話に登場する太陽神であり、皇室の祖先神とされています。
- 五穀豊穣
- 厄除け
- 工事安全
- 商売繁盛
由緒と歴史
鎌数伊勢大神宮は、寛文11年(1671年)に干潟八万石総鎮守として創建された神明社です。江戸時代前期の寛文年間(1661年-1673年)に、辻内刑部左衛門と白井次郎右衛門らによって太田ノ胡水とも呼ばれた広大な湖である椿海の干拓が始められました。干拓事業が盛んに行われていた頃、農民たちからの強い反発と工事の失敗や事故が度重なり頭を抱えた辻内刑部左衛門はご神徳を得るために伊勢桑名藩主松平定重を通じ伊勢神宮御師である梅谷左近太夫長重に工事の無事を祈願しました。祈願を受けた御榊と御神札を湖に浮かべ風の吹くまま水の流れるままに流したところ、現在の社殿に近い東方の岸へと流れつきました。この場所から工事を再開すると不思議な事に農民からの反対もなく、また工事の失敗や事故もなく工事が進んだと言われています。
- 寛文11年(1671年)に創建
- 干潟八万石総鎮守として祀られる
- 椿海の干拓事業の際に、工事の無事を祈願して創建された
訪問者のためのヒントと注意点
鎌数伊勢大神宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭期間中は、境内に露店が立ち並び、大変混雑します。時間に余裕を持って参拝しましょう。
- 神楽殿での神楽奉納は、有料です。拝観料は、大人500円、小人300円です。
- 境内に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
駐車場情報
鎌数伊勢大神宮には、境内に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。最寄りの駅は、JR総武本線旭駅です。旭駅から鎌数伊勢大神宮までは、車で約15分です。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |