富士の麓で、神馬が駆け抜ける

基本情報

• 概要：富士山の麓に鎮座する神社で、流鏑馬神事が有名
• 住所：山梨県南都留郡富士河口湖町河口1435
• 電話番号：0555-72-0001
• アクセス：富士急行線河口湖駅から徒歩15分
• 例祭日：4月29日

例祭の主なイベントと催し物

冨士御室浅間神社の例祭では、流鏑馬神事がメインイベントです。流鏑馬とは、馬上から的に矢を射る神事で、五穀豊穣や厄除けを祈願するものです。冨士御室浅間神社の流鏑馬神事は、全国的にも珍しい「笠懸（かさがけ）」が行われるのが特徴です。笠懸とは、馬上から笠を射落とすもので、鎌倉時代の武将・源頼朝が奉納したのが始まりと伝えられています。

流鏑馬神事

流鏑馬神事は、4月29日の午前10時から行われます。まず、神職が参拝者の安全を祈願するお祓いを行います。その後、騎手が馬に乗って登場し、的をめがけて矢を射ます。笠懸は、流鏑馬の最後に披露されます。

• 内容：馬上から的に矢を射る神事
• 特徴：笠懸（かさがけ）が行われる
• 笠懸：馬上から笠を射落とす

神楽殿での奉納芸能

流鏑馬神事の後は、神楽殿で奉納芸能が行われます。奉納芸能では、地元の子供たちによる神楽や獅子舞などが披露されます。

• 内容：地元の子供たちによる神楽や獅子舞などの披露
• 特徴：地域に根付いた伝統芸能の継承

露店

例祭期間中は、神社の境内に露店が立ち並びます。露店では、地元の特産品や名物グルメなどが販売されます。

• 内容：地元の特産品や名物グルメの販売
• 特徴：地域の魅力を味わえる

ご利益と神様

冨士御室浅間神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、家内安全、交通安全などです。また、縁結びや子宝にもご利益があるとされています。祀られている神様は、木花咲耶姫命（このはなさくやひめのみこと）です。木花咲耶姫命は、富士山を神格化した神様で、安産や子育ての神様としても知られています。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 家内安全
• 交通安全
• 縁結び
• 子宝

由緒と歴史

冨士御室浅間神社の創建は、平安時代初期の806年と伝えられています。当時は、富士山を神体山とする浅間信仰が盛んで、各地に浅間神社が建立されました。冨士御室浅間神社もその一つで、富士山を遥拝する神社として建立されたと考えられています。その後、鎌倉時代には源頼朝が参拝し、流鏑馬神事を奉納したと伝えられています。江戸時代には、徳川家康が社殿を再建し、富士山信仰の中心地として栄えました。

• 創建：平安時代初期の806年
• 富士山を神体山とする浅間信仰
• 源頼朝が流鏑馬神事を奉納
• 徳川家康が社殿を再建

訪問者のためのヒントと注意点

冨士御室浅間神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭期間中は混雑するため、早めの参拝がおすすめ
• 流鏑馬神事は、4月29日の午前10時から行われる
• 神社の境内には駐車場がないため、公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用する
• 神社の参拝は無料だが、流鏑馬神事の観覧には有料席がある

駐車場情報

冨士御室浅間神社には、専用の駐車場はありません。そのため、公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用する必要があります。近隣には、以下の有料駐車場があります。

• 富士河口湖町営駐車場（徒歩5分）
• 富士急ハイランド駐車場（徒歩10分）
• 河口湖駅周辺の民間駐車場

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