千年続く伝統の塩作り神事
基本情報
御塩殿祭は、伊勢神宮内宮の所管社である御塩殿神社の例祭です。御塩殿神社は、伊勢神宮に奉納する塩を作る神聖な場所であり、御塩殿祭はその塩作り神事を執り行う重要な儀式です。
- 住所: 三重県伊勢市二見町荘唐剣山2019-1
- 電話番号: 0596-24-1111(神宮司庁)
- アクセス: JR二見浦駅より徒歩約15分
- 例祭日: 毎年10月5日
例祭の主なイベントと催し物
御塩殿祭の主なイベントは、御塩焼固神事です。この神事は、御塩殿神社の拝殿で行われ、神宮司庁の職員や御塩殿神社の崇敬者らが出席します。神事では、まず神職が祝詞を奏上し、続いて荒塩を三角錐の土器に詰め、釜に入れて焼き固めます。焼き固められた塩は「固塩(かたしお)」と呼ばれ、伊勢神宮に奉納されます。
御塩焼固神事
御塩焼固神事は、御塩殿祭のクライマックスであり、最も重要な儀式です。この神事では、御塩殿神社の拝殿に設けられた釜で、荒塩を焼き固めて固塩を作ります。固塩は、伊勢神宮に奉納され、神饌として使用されます。
- 内容: 荒塩を三角錐の土器に詰め、釜に入れて焼き固める
- 目的: 伊勢神宮に奉納する固塩を作る
神楽奉納
御塩殿祭では、神楽が奉納されます。神楽は、日本の伝統芸能であり、神々に奉納される舞踊です。御塩殿祭では、地元の氏子や崇敬者らが神楽を奉納し、神々への感謝と祈りを捧げます。
- 内容: 地元の氏子や崇敬者らが神楽を奉納
- 目的: 神々への感謝と祈りを捧げる
直会(なおらい)
御塩殿祭の最後には、直会(なおらい)が行われます。直会は、神事の後に行われる宴会であり、神職や氏子、崇敬者らが一同に会して食事を楽しみます。直会では、御塩殿祭の成功を祝い、神々への感謝を改めて捧げます。
- 内容: 神職や氏子、崇敬者らが一同に会して食事を楽しむ
- 目的: 御塩殿祭の成功を祝い、神々への感謝を捧げる
ご利益と神様
御塩殿神社のご利益は、五穀豊穣、海上安全、商売繁盛、家内安全などです。御祭神である御塩殿鎮守神は、塩の神様として知られており、塩作りや海上安全に深く関わりのある神様です。また、御塩殿神社は伊勢神宮の所管社であり、伊勢神宮の神々のご加護を受けることができる神社としても信仰されています。
- 五穀豊穣
- 海上安全
- 商売繁盛
- 家内安全
由緒と歴史
御塩殿神社の創建は、平安時代初期の804年(大同元年)と伝えられています。伊勢神宮の第52代天皇である桓武天皇の勅命により、御塩殿神社の地に塩浜が設けられ、塩作りが始まりました。御塩殿神社は、この塩浜を守るために創建された神社です。その後、御塩殿神社は伊勢神宮の所管社となり、伊勢神宮の神々のご加護を受けるようになりました。
- 創建: 平安時代初期の804年(大同元年)
- 創建者: 第52代天皇である桓武天皇
- 目的: 塩浜を守るため
訪問者のためのヒントと注意点
御塩殿神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 御塩殿神社は、伊勢神宮の所管社であり、神聖な場所です。参拝の際には、敬虔な態度を心がけましょう。
- 御塩殿神社の拝殿は、重要文化財に指定されています。拝殿内は撮影禁止ですので、ご注意ください。
- 御塩殿神社の境内には、塩に関する展示物が展示されています。塩の歴史や文化について学ぶことができますので、ぜひご覧ください。
駐車場情報
御塩殿神社には、無料の駐車場が完備されています。駐車場は、神社の西側にあります。駐車場の収容台数は、約50台です。
- 無料駐車場あり
- 収容台数: 約50台
- 場所: 神社の西側
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |