航海の安全と商売繁盛を祈願する、勇壮な船渡御

基本情報

牧之原神社の例祭は、毎年9月中旬に航海の安全と商売繁盛を祈願して行われる特殊神事です。

• 住所：静岡県牧之原市波津1000-1
• 電話番号：0548-52-0474
• アクセス：JR静岡駅北口から静岡相良線バス「相良営業所」下車 徒歩約10分
• 例祭日：令和6年9月15日（日曜日）

例祭の主なイベントと催し物

牧之原神社の例祭では、航海の安全と商売繁盛を祈願する様々なイベントや催し物が開催されます。

神輿渡御

例祭のメインイベントである神輿渡御は、御神輿を担いだ氏子たちが相良・波津地区を練り歩く勇壮な行列です。担ぎ手は、舟唄に合わせて御神輿の船首と船尾を交互に持ち上げながら、激しく前後に振ります。これは、廻船が大海原の荒波を乗り越えていく様子を表現しています。

屋台と行列

例祭には、屋台や行列も繰り出し、近隣でも屈指の賑わいを見せます。屋台では、地元の特産品や縁日グルメが販売され、行列では、華やかな衣装をまとった人々が練り歩きます。

奉納芸能

例祭では、地元の芸能団体による奉納芸能も行われます。獅子舞や神楽、太鼓などの伝統芸能が披露され、会場を盛り上げます。

• 獅子舞：勇壮な獅子舞が、厄除けや五穀豊穣を祈願します。
• 神楽：華やかな神楽が、神々の舞を奉納します。
• 太鼓：力強い太鼓の音が、祭りをさらに盛り上げます。

ご利益と神様

牧之原神社のご利益は、航海の安全と商売繁盛です。御祭神は、高皇産霊命（たかみむすびのみこと）、弥都波能売命（みづはめのみこと）、須佐之男命（すさのおのみこと）、建御名方命（たけみなかたのみこと）、誉田別尊（ほんだわけのみこと）の5柱の神様です。高皇産霊命は、天地創造の際に最初に現れた神様で、縁結びや子宝、安産などのご利益があります。弥都波能売命は、高皇産霊命の妻神で、水の神様として知られています。須佐之男命は、ヤマタノオロチを退治した神様で、厄除けや勝負運、五穀豊穣のご利益があります。建御名方命は、諏訪大社の祭神で、縁結びや商売繁盛、開運招福のご利益があります。誉田別尊は、八幡神の総本社である宇佐神宮の祭神で、厄除けや勝運、開運招福のご利益があります。

由緒と歴史

牧之原神社の創建は、欽明天皇の御宇（540～571年）と伝えられています。当時は、飯津佐和乃神社と呼ばれており、小堤山の山頂に祀られていました。安土桃山時代の元亀2年（1571年）に、相良藩主・田沼意次が現在地に遷座しました。明治6年（1873年）に郷社に列せられ、現在は静岡県指定無形民俗文化財に指定されています。

訪問者のためのヒントと注意点

牧之原神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭は、毎年9月中旬に開催されます。例祭期間中は、屋台や行列が繰り出し、大変な賑わいとなります。
• 牧之原神社には、無料の駐車場が完備されています。ただし、例祭期間中は混雑が予想されますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。
• 牧之原神社は、住宅街の中にあります。参拝の際には、近隣の方のご迷惑にならないよう、静粛にお願いします。

駐車場情報

牧之原神社には、無料の駐車場が完備されています。駐車場は、神社の西側にある広い通りに面しています。例祭期間中は混雑が予想されますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。

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