安曇川の河童伝説が残る、筏師の守り神

基本情報

思子渕大明神は、滋賀県大津市葛川坂下町に鎮座する神社です。安曇川水系の久多川畔にあり、周辺の産土神、地主神として祀られています。

• 住所：滋賀県大津市葛川坂下町
• 電話番号：非公開
• アクセス：JR湖西線「近江舞子駅」から徒歩約20分
• 例祭日：8月24日

例祭の主なイベントと催し物

思子渕大明神の例祭は、8月24日に行われます。例祭では、氏子による神輿渡御や、境内で奉納される「久多花笠踊」が主なイベントです。

久多花笠踊

久多花笠踊は、室町時代から続く伝統芸能で、重要無形民俗文化財に指定されています。浴衣姿の男衆が、花笠灯籠を頭に乗せたり、手に持ったりしながら、太鼓や音頭取りの歌に合わせて踊ります。踊りは、川の流れを表現しており、安曇川の河童伝説にちなんだ歌詞が歌われます。

• 内容：重要無形民俗文化財に指定されている伝統芸能
• 特色：浴衣姿の男衆による花笠灯籠を使った踊り
• 見どころ：川の流れを表現した踊りや、河童伝説にちなんだ歌詞

神輿渡御

神輿渡御は、氏子によって行われる神事であり、神輿を担いで町内を巡行します。神輿は、氏子の厄除けや無病息災を祈願するもので、沿道には多くの参拝者が集まります。

• 内容：氏子による神事
• 特色：神輿を担いで町内を巡行
• 見どころ：氏子の厄除けや無病息災を祈願する神事

ご利益と神様

思子渕大明神のご利益は、水難除け、厄除け、無病息災、五穀豊穣、商売繁盛などです。また、安曇川の河童伝説にちなんで、河童封じのご利益もあるとされています。

• 水難除け
• 厄除け
• 無病息災
• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 河童封じ

由緒と歴史

思子渕大明神は、平安時代初期に創建されたと伝えられています。当初は、安曇川畔の山腹に鎮座していましたが、室町時代中期に現在地に遷座されました。社殿は、江戸時代中期に再建されたもので、市指定有形文化財に指定されています。

• 平安時代初期に創建
• 室町時代中期に現在地に遷座
• 社殿は江戸時代中期に再建
• 市指定有形文化財に指定

訪問者のためのヒントと注意点

思子渕大明神を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は、境内が混雑します。時間に余裕を持って参拝しましょう。
• 駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
• 境内にトイレはありません。あらかじめ済ませてから参拝しましょう。
• ペットの同伴はご遠慮ください。

駐車場情報

思子渕大明神には、専用の駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。最寄りの駅は、JR湖西線の近江舞子駅です。

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