冬夜を照らす、千日回峰行者の太鼓廻し
基本情報
- 概要:葛川明王院に滞在する千日回峰行者が、夏安居の3日目に行う荒行。
- 住所:滋賀県大津市葛川坊村町155
- 電話番号:077-595-2001(葛川明王院)
- アクセス:JR湖西線堅田駅から徒歩約30分
- 例祭日:毎年7月18日
例祭の主なイベントと催し物
葛川夏安居の3日目に行われる太鼓廻しは、千日回峰行の荒行のひとつです。葛川明王院の開祖・相応和尚が、滝壺に不動明王を感得したという伝説に基づいています。相応和尚は、歓喜のあまり滝の中に飛び込み不動明王を抱き奉ったところ、仏体変じて桂の老木となったといいます。相応和尚は、その霊木で不動明王を彫り本尊として祀ったと伝えられています。太鼓廻しはこの時、相応和尚が滝壺に飛び込む姿を再現したものです。
太鼓廻し
太鼓廻しは、葛川明王院の本堂で行われます。本堂には、中央に不動明王、その左右に毘沙門天と吉祥天が祀られています。太鼓廻しは、不動明王の前で行われます。行者(千日回峰行者)は、まず不動明王に参拝し、その後、太鼓を打ち鳴らしながら本堂を3周します。1周目はゆっくりと、2周目は中くらいの速さで、3周目は速く打ち鳴らします。3周が終わると、行者不動明王に再び参拝し、太鼓廻しは終了します。
- 内容:千日回峰行の荒行のひとつ
- 由来:葛川明王院の開祖・相応和尚の伝説に基づく
- 手順:不動明王に参拝、太鼓を打ち鳴らしながら本堂を3周、不動明王に再び参拝
ご利益と神様
葛川明王院は、千日回峰行の根本道場として知られています。千日回峰行とは、比叡山延暦寺で行われる荒行で、1000日間をかけて比叡山周辺の山々を巡拝するものです。葛川明王院は、千日回峰行の3日目に立ち寄る宿坊のひとつです。そのため、葛川明王院には、千日回峰行の行者や、その行を支える人々が多く訪れます。葛川明王院のご利益は、千日回峰行の成功や、厄除け、開運、無病息災などです。
- 千日回峰行の成功
- 厄除け
- 開運
- 無病息災
由緒と歴史
葛川明王院は、平安時代初期の806年に、弘法大師空海によって開かれたと伝えられています。空海は、比叡山延暦寺を開いた最澄の弟子であり、真言宗の開祖です。葛川明王院は、真言宗の寺院であり、本尊は不動明王です。不動明王は、仏教の五大明王の一尊で、降魔伏鬼の力を持つとされています。葛川明王院は、千日回峰行の根本道場として知られており、多くの千日回峰行者が訪れます。
- 平安時代初期の806年に、弘法大師空海によって開かれた
- 真言宗の寺院
- 本尊は不動明王
- 千日回峰行の根本道場
訪問者のためのヒントと注意点
葛川明王院を訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 葛川明王院は、山奥にあるため、公共交通機関でのアクセスは不便です。車でのアクセスがおすすめです。
- 葛川明王院は、千日回峰行の根本道場であり、多くの千日回峰行者が訪れます。そのため、特に夏の間は混雑することが予想されます。
- 葛川明王院は、山奥にあるため、虫やヒルなどの害虫に注意が必要です。虫よけスプレーやヒル除けスプレーを持参することをおすすめします。
- 葛川明王院は、山奥にあるため、携帯電話の電波が通じない場合があります。事前に地図をダウンロードしておくなど、道に迷わないように注意してください。
駐車場情報
葛川明王院には、無料の駐車場があります。駐車場は、葛川明王院の門前にあります。駐車場の収容台数は、約20台です。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |