駿河湾に春を告げる、女装の漁師が船上で舞う奇祭
基本情報
引手力命神社の例祭は、毎年4月4日に開催される静岡県沼津市の伝統行事です。駿河湾の漁師が1日だけ女装し、船上で勇み踊りを舞う奇祭として知られています。
- 住所:静岡県沼津市西浦江梨329
- 電話番号:055-942-2603
- アクセス:JR沼津駅南口から東海バスで80分、「大瀬岬」下車
- 例祭日:4月4日
例祭の主なイベントと催し物
引手力命神社の例祭では、勇み踊りのほかにも、さまざまなイベントや催し物が開催されます。
勇み踊り
例祭のメインイベントである勇み踊り。漁師たちが女装して船上で舞い踊る姿は圧巻です。勇み踊りは、漁の安全と大漁を祈願するもので、その起源は江戸時代までさかのぼると言われています。勇み踊りは、4隻の漁船に分かれて行われ、各船には大漁旗や紅白幕が飾られます。漁師たちは、長じゅばんに身を包み、顔を白塗りにして女装します。そして、扇子を持ち、太鼓や笛の音に合わせて勇壮に踊ります。
俵投げ
勇み踊りが終わると、漁師たちは船から俵を投げます。俵を拾った人は、その年の漁が豊漁になると言われています。俵投げは、漁師たちの感謝の気持ちを込めたもので、例祭のクライマックスを飾るイベントです。
餅まき
例祭の最後には、餅まきが行われます。漁師たちが船上から餅をまくので、それを受け取ろうと多くの人が集まります。餅まきも、漁師たちの感謝の気持ちを込めたもので、例祭のフィナーレを飾るイベントです。
ご利益と神様
引手力命神社のご利益は、漁業、航海、海上安全、大漁、五穀豊穣、商売繁盛、厄除け、開運招福などです。祭神である引手力命は、海の神様として知られており、駿河湾の漁師たちから篤く信仰されています。
- 漁業、航海、海上安全
- 大漁
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 厄除け
- 開運招福
由緒と歴史
引手力命神社の創建は、白鳳13年(684年)と伝えられています。この年、大地震によって海底が隆起し、琵琶島と呼ばれる島が出現しました。この島に、引手力命を祀ったのが始まりとされています。その後、琵琶島は砂洲の形成によって陸続きとなり、大瀬崎となりました。
- 創建:白鳳13年(684年)
- 祭神:引手力命
- 由緒:大地震によって隆起した琵琶島に創建
訪問者のためのヒントと注意点
引手力命神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 例祭は毎年4月4日に行われます。
- 例祭当日は、多くの観光客で賑わいます。
- 駐車場は限られているので、公共交通機関を利用するか、早めに行くことをおすすめします。
- 勇み踊りは、船の上で行われます。船酔いしやすい方は、酔い止め薬を服用することをおすすめします。
駐車場情報
引手力命神社には、専用の駐車場はありません。周辺には、有料の駐車場がいくつかあります。
- 大瀬崎駐車場(有料)
- 大瀬観光駐車場(有料)
- 西浦江梨駐車場(有料)
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |