辰野の里に響く、7年に一度の御柱祭

基本情報

矢彦神社は、長野県上伊那郡辰野町小野に鎮座する神社です。信濃国二之宮で、上伊那郡五十四か村の総鎮守です。

• 住所: 長野県上伊那郡辰野町大字小野字八彦沢3267
• 電話番号: 0266(46)2064
• アクセス: JR中央本線小野駅から徒歩10分
• 例祭日: 8月1日

例祭の主なイベントと催し物

矢彦神社の例祭は、7年に一度行われる盛大な祭りです。例祭の期間中は、様々なイベントや催し物が開催されます。

御柱祭

例祭のメインイベントは、御柱祭です。御柱祭は、氏子たちが山から切り出した4本の御柱を神社まで曳き、境内に立てるという神事です。御柱は、長さ15メートル、重さ数トンにもなる巨大な木です。氏子たちは、御柱を綱で曳き、掛け声に合わせて威勢よく曳き上げます。御柱が神社に到着すると、氏子たちは御柱を立て、五穀豊穣や家内安全を祈願します。

神楽

例祭期間中には、神楽も奉納されます。神楽は、神々に舞いや音楽を奉納する神事です。矢彦神社の神楽は、県指定無形民俗文化財に指定されており、その優美な舞いと美しい音楽は一見の価値があります。

屋台村

例祭期間中は、神社の境内に屋台村が立ち並びます。屋台村では、地元の特産品やグルメを楽しむことができます。また、縁日やお神輿などのイベントも開催され、多くの人で賑わいます。

ご利益と神様

矢彦神社のご利益は、五穀豊穣、家内安全、厄除け、商売繁盛などです。また、矢彦神社には、大己貴命、事代主命、建御名方命、八坂刀売命、天香語山命、熟穂屋姫命、神倭磐余彦天皇、誉田別天皇の8柱の神様が祀られています。

• 大己貴命：国土経営、五穀豊穣の神
• 事代主命：海の神、商売繁盛の神
• 建御名方命：水の神、武勇の神
• 八坂刀売命：建御名方命の妻、水の神
• 天香語山命：大己貴命の父、国土経営の神
• 熟穂屋姫命：大己貴命の母、五穀豊穣の神
• 神倭磐余彦天皇：初代天皇、建国神話の神
• 誉田別天皇：第15代天皇、武勇の神

由緒と歴史

矢彦神社の創建は、欽明天皇の御代と伝えられています。当初は、小野神社と矢彦神社は同じ神社でしたが、1591年に豊臣秀吉の裁定により、両神社は分祀されました。矢彦神社は、上伊那郡の総鎮守として、古くから崇敬を集めてきました。江戸時代には、徳川家康や徳川家光から社領を寄進され、社殿を造営しました。

• 欽明天皇の御代に創建
• 1591年に小野神社と分祀
• 上伊那郡の総鎮守として崇敬を集める
• 江戸時代に徳川家康や徳川家光から社領を寄進される

訪問者のためのヒントと注意点

矢彦神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭期間中は、神社周辺が混雑します。公共交通機関を利用するか、早めの時間に参拝しましょう。
• 神社内は、禁煙です。喫煙は、所定の場所でお願いします。
• 神社内は、撮影禁止です。撮影する場合は、事前に神社の許可を得てください。

駐車場情報

矢彦神社には、無料の駐車場があります。駐車場は、神社の東側にあります。駐車可能台数は、約50台です。

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