高岡の街を彩る、曳山と屋台の競演

基本情報

• 住所：富山県高岡市横田町3丁目1番1号
• 電話番号：0766-22-0334
• アクセス：あいの風とやま鉄道・高岡駅より、タクシーで約10分（徒歩25分）
• 例祭日：9月10日

例祭の主なイベントと催し物

放生津八幡宮の例祭は、9月10日に行われる秋季例大祭です。このお祭りは、五穀豊穣や商売繁盛を祈願するもので、曳山巡行や屋台練り合わせなど、さまざまな催し物が開催されます。

曳山巡行

曳山巡行は、例祭のメインイベントです。13基の曳山が、昼は花傘山、夜は提灯山となって旧新湊市街地を巡行します。曳山は、江戸時代後期以降、伏木、四方地区など富山湾沿岸の港町に伝播し、放生津を中心に「放生津型」と呼ばれる曳山文化圏を形成した花傘山の典型例といえます。

• 内容：13基の曳山が昼は花傘山、夜は提灯山となって旧新湊市街地を巡行
• 特色：江戸時代後期以降に伝播した「放生津型」と呼ばれる曳山文化圏の代表例

屋台練り合わせ

屋台練り合わせは、曳山巡行と並んで例祭の大きな見どころです。7台の絢爛豪華な屋台が、勇壮な囃子に合わせて練り歩きます。屋台は、それぞれ町内ごとに制作されており、彫刻や金箔などの装飾が施されています。

• 内容：7台の絢爛豪華な屋台が、勇壮な囃子に合わせて練り歩く
• 特色：彫刻や金箔などの装飾が施された屋台が練り歩く様子は圧巻

築山行事

築山行事は、全国的にも類例が少ない臨時の置山行事で、9月30日の夕刻に海から招いた神霊を、境内に設けた臨時の祭壇である「築山」に迎え、10月2日の本祭には主神と四天王の人形、地域ゆかりの人物などの飾り人形を安置して、一般に公開する行事です。

• 内容：全国的にも類例が少ない臨時の置山行事
• 特色：海から招いた神霊を、境内に設けた臨時の祭壇である「築山」に迎える神事

ご利益と神様

放生津八幡宮のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、厄除け、家内安全などです。また、安産祈願や交通安全祈願などにもご利益があるとされています。祭神は、誉田別命（ほんだわけのみこと）、息長足姫命（おきながたらしひめのみこと）、玉依姫命（たまよりひめのみこと）の三柱です。

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 厄除け
• 家内安全
• 安産祈願
• 交通安全祈願

由緒と歴史

放生津八幡宮の創建は、平安時代初期の807年と伝えられています。坂上田村麻呂が東北地方征伐の際に、戦勝祈願のため八幡神を勧請したのが始まりとされています。その後、鎌倉時代には源頼朝が奥州藤原氏を討伐した際に、戦勝祈願のため放生津八幡宮に参拝しました。室町時代には、加賀国の守護大名である富樫氏が放生津八幡宮を崇敬し、社殿の造営や寄進を行いました。江戸時代には、加賀藩主前田家が放生津八幡宮を保護し、社殿の修復や祭礼の支援を行いました。

• 創建：平安時代初期の807年
• 坂上田村麻呂が東北地方征伐の際に、戦勝祈願のため八幡神を勧請
• 鎌倉時代には源頼朝が奥州藤原氏を討伐した際に、戦勝祈願のため放生津八幡宮に参拝
• 室町時代には、加賀国の守護大名である富樫氏が放生津八幡宮を崇敬し、社殿の造営や寄進を行う
• 江戸時代には、加賀藩主前田家が放生津八幡宮を保護し、社殿の修復や祭礼の支援を行う

訪問者のためのヒントと注意点

放生津八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は、大変混雑します。公共交通機関のご利用をおすすめします。
• 境内に駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
• 曳山巡行や屋台練り合わせは、大変迫力があります。安全な場所から見学してください。
• 築山行事は、全国的にも珍しい神事です。ぜひ、この機会にご覧ください。

駐車場情報

放生津八幡宮には、境内に駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。例祭期間中は、大変混雑しますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。

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