四天王寺 どやどや(修正会結願)
基本情報
「どやどや」は大阪四天王寺で行われる伝統的な奇祭です。
この行事では、ふんどし姿の若者たちが紅白に分かれ、天上からまかれる魔除けの護符「牛王宝印」(ごおうほういん)を奪い合います。
この護符は元旦から14日までの修正会で祈祷されたもので、天下泰平や五穀豊穣を祈願しています。
- 開催日:(令和6年) 2024年01月14日(日)
- 開催時間: 14:30〜(六時礼讃堂・仁王門前)
- 住所: 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1−11−18
歴史と意義
四天王寺は聖徳太子によって約1400年前に建立された日本最初の官寺です。
毎年1月14日の「どやどや」は、修正会の結願日に行われる行事で、827年から続く長い歴史を持っています。
ふんどし姿の男たちがお札を奪い合うこの行事は、厳寒の中でも熱気ムンムンの迫力ある光景を生み出します。
- 四天王寺の由緒: 約1400年前に聖徳太子によって建立
- どやどやの歴史: 827年から続く長い伝統
- 意義: 天下泰平や五穀豊穣を祈願
アクセス情報
四天王寺へのアクセスは、公共交通機関を利用するのが便利です。
最寄り駅には四天王寺前夕陽ヶ丘駅、天王寺駅、寺田町駅があります。
また、阪神高速1号環状線夕陽丘ランプからは約1.5kmの距離があります。
- 最寄り駅: 四天王寺前夕陽ヶ丘駅、天王寺駅、寺田町駅
- アクセス: 阪神高速1号環状線夕陽丘ランプから約1.5km
参加者と観戦
「どやどや」の参加者は、地元の清風高等学校や清風南海高等学校の生徒たち、そして和泉チャイルド幼稚園の園児たちが中心となっています。
かつては白組と赤組に分かれた百姓や漁師たちが参加していましたが、現在では学生たちが中心です。
観戦する際は、冷水が浴びせられる激しい争奪戦を見守ることになります。
- 参加者: 地元の学生や幼稚園児
- 観戦体験: 冷水を浴びせられながらのお札争奪戦
その他の情報
訪れる参詣者には、牛王宝印楊枝(1本1000円)や修正会御祈祷札(1躰3000円)の授与があります。
また、1月14日には四天王寺とんど焼きが行われ、正月の飾り物やしめ縄などが焼かれます。
- お土産: 牛王宝印楊枝、修正会御祈祷札の授与
- 特別行事: 四天王寺とんど焼き