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2025年!日置市の「せっぺとべ」で泥んこ祭り!

06月

2025年!日置市の「せっぺとべ」で泥んこ祭り!

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イベントの概要

「せっぺとべ」は、鹿児島県日置市で400年以上続く伝統的なお田植え祭りです。日置八幡神社と吉利鬼丸神社の境内で行われ、その起源は文禄4年(1595年)に日置島津家3代常久が八幡神社を領地日置郷の総鎮守社と定めたことに遡ると言われています。 祭りでは、子供たちを中心に、八幡神社では八幡の虚無僧踊り・棒踊り、日新・山田の鎌踊り、諏訪の笹踊りが、吉利鬼丸神社では吉利北・南・中区の鎌踊、扇尾の虚無僧踊り・棒踊りが奉納されます。これらの踊りは、昭和58年9月に旧日吉町指定、平成17年5月1日には日置市指定の無形民俗文化財に指定されています。

祭りのハイライトは、各踊りの後に行われる「せっぺとべ」です。 白襦袢に白腰巻、白足袋姿の15歳から35歳までの若者たちが、手ぬぐいを首や頭に巻き、集団で輪になり、田んぼで泥まみれになりながら踊り、歌います。 「せっぺとべ」とは「精一杯跳べ」という意味で、足で田を耕す足耕の伝統の名残とされています。 若者たちが泥にまみれて飛び跳ねる様子は、この地域独特の光景であり、豊作を祈願する熱気と一体感が感じられます。 八幡神社では、大王殿と呼ばれる巨大な人形が練り歩くのも見どころの一つです。成人の参加者には酒も振る舞われ、祭りは徐々に最高潮へと盛り上がっていきます。

2025年度の開催は、6月第1日曜日を予定しています。 日置八幡神社と吉利鬼丸神社の境内で行われる神事と「せっぺとべ」は、古き良き伝統と若者の活気に満ちた、忘れられない体験となるでしょう。 ぜひ、この貴重な機会に、日置市の歴史と文化に触れてみてください。

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基本情報

  • 開催日: 2025年6月第1日曜日
  • 開催時間:
    • 吉利鬼丸神社:神事 午前8時30分~、せっぺとべ 午前10時~
    • 日置八幡神社:神事 午前9時30分~、せっぺとべ 午前10時30分~
    • せっぺとべマルシェ(場所:日置市役所日吉支所駐車場付近):午前10時~午後2時(予定)
  • 住所・開催場所等:
    • 吉利鬼丸神社:鹿児島県日置市日吉町吉利4827
    • 日置八幡神社:鹿児島県日置市日吉町日置5301-1
    • せっぺとべマルシェ:日置市役所日吉支所駐車場付近(詳細は後日公開予定のチラシをご確認ください)
  • アクセス: JR伊集院駅から鹿児島交通バス枕崎行きで約15分、「日置」バス停下車、徒歩約5分(日置八幡神社)。吉利鬼丸神社へのアクセス方法は、上記の情報源では詳細が記載されていません。
  • 問い合わせ先: 日置市教育委員会社会教育課文化係(外部サイトへリンク)またはせっぺとべ活性化実行委員会(日置市商工観光課内)099-248-9409

主なイベント

日置市のお田植え祭り「せっぺとべ」は、神事と「せっぺとべ」と呼ばれる独特の田んぼでの儀式、そして近年開催されている「せっぺとべマルシェ」から構成されています。 古くから伝わる伝統的な神事と、若者たちの熱気あふれる「せっぺとべ」、そして地域住民が一体となって楽しめるマルシェは、それぞれ異なる魅力を持っています。

神事

日置八幡神社と吉利鬼丸神社では、お田植え祭りの神事が執り行われます。 神職による神事が行われ、五穀豊穣、地域の安全を祈願します。 神事の具体的な内容は公開情報からは詳細が不明ですが、地域住民にとって重要な儀式であり、祭りの始まりを告げる重要なイベントです。 神事の厳粛な雰囲気と、続く「せっぺとべ」の賑やかさの対比が、この祭りの独特な魅力となっています。

せっぺとべ

「せっぺとべ」は、このお田植え祭りの最大の見どころです。 15歳から35歳までの若者たちが、白装束に身を包み、田んぼの中で円陣を組み、歌いながら泥まみれになって飛び跳ねます。 「せっぺとべ」とは鹿児島弁で「精一杯跳べ」という意味で、古くは足で田を耕していた足耕の伝統の名残であり、害虫を踏み潰す意味合いも込められています。 この泥にまみれた躍動感あふれるパフォーマンスは、豊作を祈願する熱意と、若者たちの生命力を感じさせる、他に類を見ない独特の行事です。 八幡神社では、大王殿と呼ばれる巨大な仮面神が練り歩く姿も見られます。

  • 内容:白装束の若者たちが田んぼで泥まみれになりながら踊り、歌い、飛び跳ねる儀式。
  • 目的:五穀豊穣と地域の安全を祈願する。
  • 特徴:地域独特の伝統的な儀式で、他の地域では見られない独特の光景。

せっぺとべマルシェ

近年、お田植え祭りに合わせて「せっぺとべマルシェ」が開催されています。 地元の飲食店や生産者による屋台が並び、地元の特産品やグルメを楽しむことができます。 子供向けのイベントなども企画されており、家族連れでも楽しめる内容となっています。 「せっぺとべ」の熱気と、マルシェの賑やかさが相まって、一日中楽しめるイベントとなっています。 マルシェの詳細については、開催時期が近づくと公式ウェブサイトなどで情報が公開されるでしょう。

  • 内容:地元の飲食店や生産者による屋台、子供向けイベントなど。
  • 目的:地域住民の交流促進と地域経済の活性化。
  • 特徴:「せっぺとべ」と合わせて楽しめる、家族連れにもおすすめなイベント。

アクセス方法

「せっぺとべ」の開催地である日置八幡神社と吉利鬼丸神社、およびせっぺとべマルシェ会場へのアクセス方法は以下の通りです。

  • 電車とバス:JR伊集院駅から鹿児島交通バス枕崎行きに乗車し、「日置」バス停下車。日置八幡神社までは徒歩約5分です。吉利鬼丸神社へのバス路線は確認が必要です。
  • 車:お車でお越しの際は、ナビゲーションシステムに「日置八幡神社」または「吉利鬼丸神社」と入力してご来場ください。駐車場の状況については、下記「駐車場情報」をご確認ください。

駐車場情報

駐車場の詳細は、公開情報からは確認できません。 日置八幡神社、吉利鬼丸神社周辺、およびせっぺとべマルシェ会場(日置市役所日吉支所駐車場付近)の駐車場の有無や収容台数については、事前に日置市役所などへお問い合わせいただくことをお勧めします。

  • 事前に駐車場の状況を確認することをお勧めします。
  • 公共交通機関の利用もご検討ください。

その他の情報

「せっぺとべ」は田んぼの中でのイベントです。 動きやすい服装と、泥で汚れても良い靴を履いて参加することをお勧めします。 また、天候に左右されるイベントですので、雨天時の対応を事前に確認しておきましょう。 飲み物やタオルなど、各自必要なものをご持参ください。