千住の街に響く、稲荷囃子の調べ

基本情報

• 概要: 倉稲魂命を祀る稲荷神社。延徳2年（1490）の創建と伝えられる。本殿は区内唯一の土蔵づくり本殿として、昭和57年に足立区有形文化財（建造物）に登録されている。
• 住所: 東京都足立区千住橋戸町25-1
• 電話番号: 03-3881-4575
• アクセス: 東武スカイツリーライン・JR・東京メトロ・つくばエクスプレス 北千住駅（西口）徒歩15分、京成線 千住大橋駅 徒歩4分
• 例祭日: 9月15日

例祭の主なイベントと催し物

稲荷神社の例祭は、毎年9月15日に行われる。例祭では、神輿渡御や獅子舞、屋台などの催し物が開催される。

神輿渡御

神輿渡御は、例祭のメインイベント。神社から町内を巡行し、五穀豊穣や無病息災を祈願する。神輿は、氏子や地域住民によって担がれ、威勢の良い掛け声が響き渡る。

獅子舞

獅子舞は、稲荷神社の例祭に欠かせない伝統芸能。獅子頭をかぶった舞手が、笛や太鼓の音に合わせて舞を披露する。獅子は、厄を祓い、福を招くといわれており、観客から大きな拍手が送られる。

屋台

例祭には、多くの屋台が軒を連ねる。金魚すくい、射的、ヨーヨー釣りなど、子ども向けの屋台から、焼きそば、たこ焼き、綿菓子などのグルメ屋台まで、バラエティ豊かな屋台が揃う。屋台巡りを楽しんだり、縁日気分を味わったりと、多くの人で賑わう。

ご利益と神様

稲荷神社は、倉稲魂命を祀る神社です。倉稲魂命は、五穀豊穣の神様として知られており、稲荷神社では五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などのご利益があるとされています。また、稲荷神社は、縁結びの神様としても知られており、恋愛成就を願う人も多く訪れます。

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 家内安全
• 恋愛成就

由緒と歴史

稲荷神社の創建は、延徳2年（1490）と伝えられています。当初は、千住の渡し場のほとりの小高い丘に小さな社が建てられていました。その後、江戸時代には千住掃部宿内橋戸町の鎮守社となり、多くの参拝者を集めるようになりました。明治時代には、神仏分離令により、稲荷神社と千住氷川神社が合祀されましたが、昭和20年の戦災で焼失した際に、稲荷神社は元の場所に戻されました。

• 創建: 延徳2年（1490）
• 鎮守社: 千住掃部宿内橋戸町
• 神仏分離令: 明治時代
• 戦災: 昭和20年

訪問者のためのヒントと注意点

稲荷神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 稲荷神社は、住宅街の中にあります。騒音や迷惑行為は慎みましょう。
• 稲荷神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用しましょう。
• 稲荷神社は、ペットの同伴が禁止されています。
• 稲荷神社は、車椅子の利用が可能です。ただし、境内は段差があるため、介助者同伴が望ましいです。

駐車場情報

稲荷神社には、専用の駐車場はありません。近隣には、有料駐車場がいくつかあります。

• 千住大橋駅前駐車場
• 千住緑町駐車場
• 千住寿町駐車場

近年流行っている出店・屋台