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2025年出雲大社御本殿例祭-縁結びと神秘の神迎祭

11月

2025年出雲大社御本殿例祭-縁結びと神秘の神迎祭

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イベントの概要

島根県出雲市の出雲大社にて2025年に執り行われる御本殿の例祭は、日本神話の縁結びの神・大国主大神を祀る壮大な祭典です。例祭は5月14日から16日にかけての三日間開催され、初日の前夜祭から始まり、天皇陛下の大御使である勅使を迎えての例祭では、古式に則った雅やかな儀式が斎行されます。全国の神々が出雲に集う旧暦10月の神在祭も関連した重要な行事として行われ、稲佐の浜での神迎神事では神々を迎える荘厳な火祭りと伝統的な行列が見られます。さらに例祭期間中は、普段立ち入ることのできない八足門内での特別参拝や神職による神事解説、特別祈祷が行われ、多くの参拝者が訪れます。こうした神事を通じて縁結びや無病息災、家門繁栄などの祈願がなされ、歴史と信仰に彩られた出雲大社御本殿例祭は地域の伝統と文化の象徴として、訪れる人々に深い感銘を与えます。

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基本情報

  • 開催日: 2025年5月14日~16日(例祭期間)
  • 開催時間: 例祭前夜祭は5月13日夜、例祭は14日午前中より斎行
  • 神在祭関連日程: 2025年11月29日~12月6日(神迎神事・神迎祭・神在祭・縁結大祭・神等去出祭)
  • 夜神楽祈祷時間: 11月30日~12月5日 17:00~18:00
  • 住所・開催場所: 出雲大社 御本殿(島根県出雲市大社町杵築東195)
  • 参拝時間: 6:00~19:00(神在祭期間中)
  • 御祈祷受付時間: 8:40~16:00(祈祷時間 9:15~16:30)
  • アクセス:
    • 車: 山陰道出雲ICより車で約20分、斐川ICより約30分
    • 電車: 電鉄出雲市駅から一畑電車出雲大社前駅まで約10分
    • バス: JR出雲市駅北口1番乗場から一畑バス「出雲大社」行きで「正門前」下車徒歩約1分
    • タクシー: JR出雲市駅から約20~25分

主なイベント

出雲大社の例祭および関連する神事は、古来より伝わる荘厳な神事と伝統文化が融合した行事群であり、全国から多くの参拝者が訪れます。2025年の例祭は五穀豊穣や家門繁栄、縁結びの祈願が中心となり、神迎祭から神在祭、神等去出祭に至るまでの一連の神事は、出雲の神話と結びついた日本の精神文化を体感できる貴重な機会です。これらの祭典は、御本殿をはじめ摂社や十九社を舞台に行われ、神職の雅楽や巫女舞、夜神楽祈祷などが奉納されます。

出雲大社例祭

例祭は毎年5月14日から16日にかけて執り行われ、13日の前夜祭から始まります。14日には天皇陛下の大御使・勅使をお迎えし、歴史ある御本殿内で厳粛かつ雅やかな祭典が斎行されます。多くの参拝者や氏子が参列する中、神楽殿や境内では伝統儀礼や奉納行事が催され、地域の神事として重要な役割を担います。例祭は地域の安寧や豊作を祈ると共に、縁結びの神として知られる大国主大神への感謝と祈願が込められています。

神迎神事・神迎祭

旧暦10月10日(2025年は11月29日)に稲佐の浜で執り行われる神迎神事は、全国の八百万の神々を迎える重要な儀式です。夕刻に浜で御神火が焚かれ、神籬や龍蛇神が配置された神聖な斎場で神事が執り行われます。その後、神々は炎の明かりと奏楽に導かれて出雲大社へと行列し、高張提灯が幻想的な雰囲気を演出します。神迎祭は出雲大社拝殿で行われ、国造以下の神職が奉仕し、神々を正式にお迎えします。これにより神在祭の期間が始まります。

神在祭

神在祭は旧暦10月11日から17日までの7日間、出雲大社御本殿を中心に斎行される一年で最も重要な神事の一つです。神々が集い、人間が知り得ない運命や縁について神議りを行うとされるこの期間は、出雲の国独特の「神在月」と呼ばれています。神々の宿泊所となる十九社では連日祭礼が行われ、静謐な空気の中で神事が進みます。一般参拝は可能ですが、会議の内容は秘儀です。

縁結大祭

神在祭期間中の特に11月30日、12月4日、6日に開催される縁結大祭は、男女の縁結びをはじめ縁に関する諸事の成就を願う神事です。大国主大神をはじめ全国の神々に向けて祝詞が奏上され、世の中の良縁を祈念します。一般の参列も可能で、多くの人々が良縁祈願に訪れます。

神等去出祭(からさでさい)

神在祭の締めくくりとして旧暦10月17日(2025年12月6日)に斎行される神等去出祭は、神々がお立ちになり出雲を去る日とされています。拝殿での祝詞奏上や神籬の移動、門の扉を叩いての神笛の唱和など、厳かな神事が行われ、その後神々は万九千神社などへ移動し直会の宴を開いた後、故郷の国々へと帰還します。一般観光客には非公開の儀式も含まれますので、参列や撮影には注意が必要です。

夜神楽祈祷

神在祭期間の11月30日から12月5日まで、毎夕午後5時から出雲大社神楽殿で夜神楽祈祷が行われます。神職が祝詞を奏上し、参加者の名前と願意を読み上げ、巫女の舞と代表者の玉串拝礼が奉納される神聖な祈祷です。一般参加には事前申込みが必要で、多くの信仰深い参列者が集います。

  • 出雲大社例祭:5月14日~16日、勅使を迎えての伝統的な神事
  • 神迎神事・神迎祭:11月29日に稲佐の浜と出雲大社で執り行い、神々を迎える神事
  • 神在祭:11月30日~12月6日、全国の神々が神議りを行う7日間の神事
  • 縁結大祭:神在祭期間中に良縁祈願のための祭典開催
  • 神等去出祭:12月6日に神々が出雲を去る儀式
  • 夜神楽祈祷:11月30日~12月5日、神楽殿で執り行う祈祷と巫女舞の奉納

価格・チケット情報

出雲大社の例祭および関連行事の多くは、参拝自体は無料で参加可能ですが、特別参拝や夜神楽祈祷などの一部催しには参加費用が発生します。例えば、2025年の出雲の日特別参拝は事前予約制で、それぞれ参加料金が設定されており、神前祈祷も別途祈祷料が必要です。参拝者向けに記念品やお買物券などの特典が用意されることもあります。特別な催しへの参加を希望する場合は、予約期限を守り事前申し込みを行うことが推奨されます。

  • 特別参拝「八足門内特別参拝」参加料金: 大人・小人3,000円、未就学児は無料
  • 夜神楽祈祷参加費用: 1人2,000円(祈祷料は別途、願意1件につき5,000円)
  • 事前予約が必要で、予約締切が設けられている(例:特別参拝は7日前まで、夜神楽祈祷は1月10日まで)
  • 参加特典として神門通りで使えるお買物券の提供あり

アクセス方法

出雲大社へのアクセスは、車や公共交通機関を利用して便利に訪れることができます。島根県の出雲市に位置し、空港からの直通バスや電鉄、一畑バスなどが運行されており、JR出雲市駅からもバスや電車を乗り継いで約10分から20分程度で到着します。交通量が多い祭典期間は周辺道路が混雑することもありますので、公共交通機関の利用や早めの行動が推奨されます。

  • 車:山陰道出雲ICより車で約20分、斐川ICより車で約30分
  • 空港から:出雲縁結び空港から直通バスが1日2便運行(羽田便に連動)
  • 電車:電鉄出雲市駅から一畑電車出雲大社前駅まで約10分、徒歩約10分
  • バス:JR出雲市駅北口1番乗場から一畑バス「出雲大社」行きで「正門前」下車徒歩約1分
  • タクシー:JR出雲市駅から約20〜25分

駐車場情報

  • 出雲大社周辺には合計約385台分の駐車場が整備されている
  • 祭典や神在祭期間は非常に混雑が予想されるため、可能な限り公共交通機関の利用が推奨される
  • 周辺には複数の有料および無料駐車場が存在し、混雑時は案内や誘導に従うことが重要
  • アクセス時間帯をずらすか、近隣の駐車場から徒歩やシャトルバスの利用も検討される

その他の情報

例祭や神在祭に参列する際は、神聖な神事であるため静粛な態度が求められます。また、出雲大社の広い境内を歩くことになりますので、歩きやすい靴を着用することが望ましいです。神迎神事の稲佐の浜では、神聖な菰(こも)の上を踏まないよう注意が必要です。夜間の神事もあるため、防寒対策や雨具の準備を忘れずに行いましょう。撮影については、神事の妨げになるフラッシュ撮影は控え、係員の指示に従うことが重要です。