四天王寺どやどや2026 – 勇壮な伝統行事が彩る冬の関西絵巻
イベントの概要
四天王寺どやどやは、聖徳太子が建立した日本最古の官寺、四天王寺で行われる日本三大奇祭の一つであり、2026年1月14日に開催されます。この行事は、正月元日から14日間続く修正会の結願日にあたり、若者たちが紅白のふんどし姿で堂内外に集い、五穀豊穣と天下泰平を祈願します。境内では、男子高校生が元気な声を上げながら境内に駆け込み、護符を奪い合う勇壮な「どやどや」が繰り広げられます。また、幼稚園児や保育園児も参加し可愛らしい姿が見どころです。さらに、同日午前9時から午後2時まで仁王門前広場で「とんど焼き」が実施され、正月の飾り物や古いお札などが焚き上げられる伝統行事も体験できます。参加者は動きやすい服装で臨み、午前12時30分にJR天王寺駅中央改札前に集合、中心伽藍の拝観料500円と宝物館入館料500円は別途必要です。指定時間に集合しない場合は参加不可となるためご注意ください。歴史と伝統に裏打ちされたこの奇祭は、熱気あふれる冬の風物詩として多くの見物客を魅了しています。
基本情報
- 開催日: 2026年1月14日(水)
- 開催時間: 12:30~15:30頃(どやどや見学)/ とんど焼きは9:00~14:00頃
- 場所: 四天王寺 六時礼讃堂および仁王門前広場
- 住所: 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目11番18号
- 集合場所・時間: 12:30 JR「天王寺」駅中央改札向かい(日本旅行前付近)
- 拝観料: 中心伽藍 500円、宝物館 500円(別途自己負担)
- 駐車場: あり(34台、有料。30分200円、夜間割引あり)
- 問い合わせ先: 電話 06-6771-0066(四天王寺)
主なイベント
四天王寺どやどやは、1月14日に修正会の結願日にあわせて開催される伝統行事で、天下泰平と五穀豊穣を祈願する勇壮な祭りです。若者たちが紅白のふんどしと鉢巻姿で堂内外に集い、活気ある掛け声とともに護符を奪い合う熱気あふれる「どやどや」のほか、午前中には仁王門前で「とんど焼き」が行われ、正月飾りや古い御札の焚き上げで新年の清めを祝います。歴史深い四天王寺の境内を舞台に、多世代が一堂に会する冬の風物詩として、多くの見物客を魅了しています。
修正会結願法要(どやどや)
どやどやは、修正会の最終日となる結願日に催される、日本三大奇祭のひとつで、若者がふんどし姿で境内を駆け回る勇壮な行事です。男子高校生などが中心となり、護符(牛王宝印)を激しく奪い合い、その様子は参拝者にも大変な人気を集めています。幼稚園児や保育園児も参加し、威勢の良い掛け声と共に境内は活気に包まれます。普段は六時堂で行われますが、2026年は工事のため堂前での開催となります。
四天王寺とんど焼き
毎年1月14日午前9時から午後2時頃まで、仁王門前の広場で開催される「とんど焼き」では、正月のしめ縄や門松、飾り物、古い御札や御守りを持ち寄って焚き上げます。この火祭りは古来から続く厄払いの儀式で、参加者の持ち物は無料で焚き上げられますが、お人形や玩具、古本などは受け付けていません。清めの火によって新たな年の無病息災を願う伝統行事として、地域の人々に親しまれています。
- 修正会結願の法要は六時礼讃堂または堂前で実施
- どやどやは上半身裸の男子生徒が元気よく境内に入る勇壮な祭り
- とんど焼きは正月飾りやしめ縄、御札の焚き上げを行う伝統的な火祭り
- とんど焼き参加費は無料、持参物の取り扱いに注意が必要
- 幼稚園児や保育園児も参加し、子どもたちの可愛らしい姿が見どころ
価格・チケット情報
四天王寺どやどやの見学自体は無料ですが、会場での中心伽藍と宝物館の拝観は有料となっており、参加者はそれぞれ500円ずつの入場料を自己負担する必要があります。なお、護符やご祈祷札などの授与品は別途購入が可能で、参拝者に人気の牛王宝印楊枝は1本1,000円、修正会御祈祷札は1躰3,000円となっています。講座申し込みや特別見学ツアーに参加する場合は、受講料などが別途必要で、Web決済などの方法で事前に支払いが求められます。訪れる際は事前に拝観料や授与品の費用を確認しておくと安心です。
- 中心伽藍拝観料:大人500円、大学・高校生300円、中学生以下無料
- 宝物館入館料:500円(別途必要)
- 牛王宝印楊枝:1,000円(1本)
- 修正会御祈祷札:3,000円(1躰)
- 特別講座参加の場合、3,960円(税込)など別料金がかかることがあります
アクセス方法
四天王寺へのアクセスは公共交通機関が便利で、主要な鉄道駅から徒歩圏内に位置しています。地下鉄谷町線の「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩約5分、大阪環状線の「天王寺駅」からも徒歩約14分と、複数の路線を利用して来場することが可能です。福祉施設や観光施設も近接しており、散策しながら訪れることができます。車の場合は阪神高速の天王寺出口から約1kmの距離ですが、駐車場スペースが限られているため公共交通機関の利用が推奨されます。
- 地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩約5分
- JR大阪環状線「天王寺駅」から徒歩約14分
- JR「寺田町駅」から徒歩約16分
- 阪神高速14号松原線 天王寺出口から車で約1km
駐車場情報
- 四天王寺境内駐車場:34台収容可能(有料)
- 駐車料金は30分ごとに200円、夜間(22:00~翌8:00)は1時間100円
- 駐車スペースは限られているため、公共交通機関の利用を推奨
その他の情報
参加時は動きやすく暖かい服装と歩きやすい靴での来場がおすすめです。屋外での催しが多いため、雨天でも原則開催されますが、荒天時は中止となる場合があります。また、筆記用具や水分、雨具などの持参が望ましく、現地での安全確保のため集合時間には遅れずに集合することが重要です。参加には事前申し込みや入金が必要な場合もあるため、公式案内をよく確認しスムーズな参加を心がけてください。



