仙台 大崎八幡宮 松焚祭 2026 – 冬の杜に響く伝統焚き火の宴
イベントの概要
仙台の大崎八幡宮で毎年1月14日に行われる「松焚祭」(通称:どんと祭)は、2026年もその壮大な伝統を継承します。この祭りは約300年の歴史を持ち、正月に飾られた松飾りや注連縄、達磨などを焚き上げることで、無病息災や家内安全、商売繁盛を祈願する冬の重要な行事です。大迫力の焚き火にあたることで神聖な御神火の力をいただき、毎年10万人近い参詣者で賑わいます。特に、火を目指してさらし姿で参拝する「裸参り」は全国的にも知られ、約3000人もの参加者が勇壮に境内を練り歩き、冬の杜の都の風物詩となっています。会場は仙台市青葉区の国宝・大崎八幡宮にて開催され、公共交通機関の利用が推奨されます。冬の仙台で、日本の歴史ある桃山建築の華やかな社殿とともに、熱く美しい伝統の灯に触れる貴重な機会です。
基本情報
- 開催日: 2026年1月14日(水)
- 開催時間: 夕刻から点火式まで
- 場所: 大崎八幡宮
- 住所: 宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1
- 電話番号: 022-234-3606(大崎八幡宮)
- 料金: 無料
- アクセス: JR仙台駅から仙台市営バス南吉成・国見ヶ丘行きで約20分、大崎八幡宮前下車すぐ
- 公共交通機関推奨: 渋滞緩和のため車より公共交通機関での来場を推奨
- 駐車場: あり(約70台)、臨時駐車場も無料で設置
主なイベント
大崎八幡宮の松焚祭は、正月に飾られた松飾りや注連縄、達磨などを「忌火(いみび)」によって焚き上げる伝統的な送りの祭事です。約300年の歴史を誇り、火にあたることで無病息災や商売繁盛を祈るとともに、毎年多くの人々が参拝に訪れ、地域の冬の風物詩となっています。祭り当日は約10万人もの参詣者が訪れ、境内には様々な夜店が並び、活気にあふれます。特に注目されるのは、御神火を目指してさらし姿で参拝する「裸参り」で、全国から約100団体、約3,000人が参加し、勇壮な行列が繰り広げられます。
忌火による焚き上げ
松焚祭の核心となるのが、正月飾りや古神札の焼納を行う焚き上げ儀式です。この「忌火」によって焼かれることで、無病息災や家内安全、商売繁盛などの祈願がなされます。伝統的な火祭りの荘厳な雰囲気と共に、参拝者は火のそばに集い、その火にあたって新年の健康と幸福を祈ります。
裸参り(はだかまいり)
松焚祭のハイライトとも言える裸参りは、寒い冬の夜にさらし包帯姿で御神火を目指して境内を練り歩く勇壮な神事です。約100団体、約3,000人の参加者が地域や団体ごとに列をなして進み、火の神聖な力を受けることで無病息災を祈願します。これは仙台の冬の風物詩として全国的に知られ、多くの見物客も足を運びます。
境内の夜店と参詣者の賑わい
- 約10万人の参詣者で賑わう大規模な祭り
- 境内には多彩な夜店が並び、地元の食文化や特産品を楽しめる
- 祭りの雰囲気を盛り上げる多彩な催しも開催される
価格・チケット情報
大崎八幡宮の松焚祭は参加費無料の伝統行事です。チケット販売や予約などは不要で、どなたでも自由に参拝・見学が可能です。年始の正月飾りを焚き上げる火にあたることで無病息災や商売繁盛を祈願するため、多くの地域住民や観光客が訪れます。特別な参加料や割引情報はありませんので、気軽に参加できるお祭りです。
アクセス方法
松焚祭の会場である大崎八幡宮へは、公共交通機関の利用が推奨されています。仙台市中心部からのアクセスも良く、バスや電車での来場が便利です。特に祭り開催時は周辺道路の混雑や交通規制が行われるため、公共の交通機関の利用が安全で確実です。
- JR仙台駅から仙台市営バス南吉成・国見ヶ丘行きに乗車し約20分、「大崎八幡宮前」停留所下車すぐ
- JR仙山線東北福祉大前駅から徒歩約15分
- 車でのアクセスは東北自動車道仙台宮城ICから県道31号を東北福祉大学方面へ約6km
駐車場情報
- 大崎八幡宮境内に約70台の駐車スペースを完備
- 祭り開催時は臨時駐車場も設置され、無料で利用可能
- 周辺の道路が混雑するため、公共交通機関の利用を推奨
その他の情報
松焚祭は1月の寒さ厳しい時期に開催されるため、防寒対策が必須です。さらに、裸参りに参加する方はさらし姿での参拝となり寒さ対策や安全面に十分配慮しています。祭典当日は多くの参詣者が訪れ賑わうため、混雑を避ける心構えや歩きやすい靴の着用などが望ましいです。また、境内には屋台や夜店も出店されているので、冷えた体を温める食事や飲み物の購入も可能です。



