秩父路の春を告げる、屋台と笠鉾の華麗な競演
基本情報
小鹿神社の例大祭は、秩父郡小鹿野町で最も賑やかなお祭りです。小鹿野の市街地を曳きまわされる屋台と笠鉾は、金棒突き等の役人(やくびと)の先導により、勇壮かつ華麗な競演を繰り広げます。
- 住所: 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野89
- 電話番号: 0494-75-1221(代表)
- アクセス: 西武秩父駅から小鹿野町の町営バスの西武秩父線で「薬師の湯」行きに乗車。「小鹿野(おがの)」で下車、徒歩7分。
- 例祭日: 毎年4月の第3土曜日とその前日
例祭の主なイベントと催し物
小鹿神社の例大祭は、毎年4月の第3土曜日とその前日に行われる、小鹿野町で最も賑やかなお祭りです。初日には、屋台に芸座・花道を組んだ屋台歌舞伎が行われます。また、金棒突きと呼ばれる華やかな衣装の女の子たちに先導され、町内を曳きまわされる屋台と笠鉾は、勇壮かつ華麗な競演を繰り広げます。2日目には、神楽、剣舞、流鏑馬などがお祭りを盛り上げます。
屋台歌舞伎
小鹿神社の例大祭の最大の見どころは、屋台歌舞伎です。上町・春日町の2台の屋台に張出の舞台が組まれ、歌舞伎役者による華やかな演目が披露されます。演目は、古典歌舞伎から新作歌舞伎まで、バラエティに富んでいます。
金棒突き
金棒突きとは、屋台や笠鉾の先導役を務める女の子たちのことをいいます。華やかな衣装を身にまとった金棒突きたちは、金棒を手に勇壮に舞いながら、町内を練り歩きます。
神楽
神楽は、神々に奉納される伝統芸能です。小鹿神社の例大祭では、地元の氏子たちによって、華やかな神楽が奉納されます。
剣舞
剣舞は、刀を用いた伝統芸能です。小鹿神社の例大祭では、地元の剣舞保存会によって、勇壮な剣舞が奉納されます。
流鏑馬
流鏑馬は、馬上から的に矢を射る伝統芸能です。小鹿神社の例大祭では、地元の流鏑馬保存会によって、華麗な流鏑馬が奉納されます。
ご利益と神様
小鹿神社のご利益は、交通安全、災難除け、五穀豊穣、商売繁盛などです。また、縁結びや子宝にもご利益があるとされています。祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)の三柱です。
- 交通安全
- 災難除け
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 縁結び
- 子宝
由緒と歴史
小鹿神社の創建は、平安時代初期の806年(大同元年)と伝えられています。日本武尊が東征の際に、この地に立ち寄り、大己貴命と少彦名命を祀ったのが始まりとされています。その後、鎌倉時代には、源頼朝が奥州征伐の際に戦勝祈願をしたと伝えられています。江戸時代には、徳川家康が社殿を再建し、小鹿野町の総鎮守として崇敬を集めました。
- 創建:806年(大同元年)
- 祭神:大己貴命、少彦名命、日本武尊
- 源頼朝が奥州征伐の際に戦勝祈願
- 徳川家康が社殿を再建
訪問者のためのヒントと注意点
小鹿神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例大祭は、毎年4月の第3土曜日とその前日に行われます。
- 例大祭期間中は、屋台や露店が立ち並び、大変な賑わいとなります。
- 駐車場は限られていますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。
- 神社内は禁煙です。
- ペットの同伴はご遠慮ください。
駐車場情報
小鹿神社には、専用の駐車場はありません。周辺には、有料の駐車場がいくつかあります。
- 小鹿野町役場駐車場(無料)
- 小鹿野町観光協会駐車場(有料)
- 小鹿野町商工会駐車場(有料)
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |