函館の街を見守る、朱塗りの大鳥居

基本情報

函館市大森町に鎮座する大森稲荷神社は、創祀年は函舘の累次の大火で不詳ですが、「弘化三年再建」（1846）の棟札があること、又寛文9年（1669）に「大森」の名が地図上に見えることから推して凡そ350年位前と推定されます。

• 住所：北海道函館市大森町22-6
• 電話番号：0138-22-2637
• アクセス：JR函館駅より徒歩10分
• 例祭日：9月10日

例祭の主なイベントと催し物

大森稲荷神社の例祭は、毎年9月10日に行われます。例祭では、神輿渡御や獅子舞、松前神楽などの奉納が行われます。

神輿渡御

神輿渡御は、例祭のメインイベントです。神輿は、神社から氏子地域を巡行し、五穀豊穣や無病息災を祈願します。

• 内容：神輿を担いで氏子地域を巡行
• 特色：五穀豊穣や無病息災を祈願する神事

獅子舞

獅子舞は、厄除けや招福を祈願する伝統芸能です。大森稲荷神社の例祭では、獅子舞が奉納され、参拝者を楽しませます。

• 内容：厄除けや招福を祈願する伝統芸能
• 特色：獅子舞が神社境内を舞い、参拝者に福を授ける

松前神楽

松前神楽は、北海道の無形文化財に指定されている伝統芸能です。大森稲荷神社の例祭では、松前神楽が奉納され、参拝者にその優美な舞を披露します。

• 内容：北海道の無形文化財に指定されている伝統芸能
• 特色：華やかな衣装と勇壮な舞が特徴

ご利益と神様

大森稲荷神社のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、厄除け、開運招福などです。祭神は、宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）で、食物の神様として知られています。

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 厄除け
• 開運招福

由緒と歴史

大森稲荷神社の創祀年は函舘の累次の大火で不詳ですが、「弘化三年再建」（1846）の棟札があること、又寛文9年（1669）に「大森」の名が地図上に見えることから推して凡そ350年位前と推定されます。明治7年旧社地（現大森町8-3）に再営。明治40年の大火に類焼後、同43年現在地に移転する。それまでは大森浜に面して祀られていたが、この時より街方に向って祀られた。昭和9年の大火にも類焼、同12年社殿、社務所、鳥居、手水舎、玉垣等を再営する。現在の2の鳥居、狛犬はそれ以前からのものである。昭和45年木原崇雲の寄進により、これまでの神明造り総桧社殿を矢不来天満宮に委譲し、不燃の朱塗流れ造り社殿を再営した。翌46年社務所を再建、61年には境内地（105坪）を拡張、その境に朱塗石玉垣を建立する。境内には木原崇雲顕彰碑と料理の上達、庖丁への感謝を表わす庖丁塚が建立されている。附属団体として大森稲荷神社奉賛会、大森稲荷神社敬神婦人会がある。

• 創祀年は函舘の累次の大火で不詳
• 「弘化三年再建」（1846）の棟札がある
• 寛文9年（1669）に「大森」の名が地図上に見える
• 明治7年旧社地（現大森町8-3）に再営
• 明治40年の大火に類焼
• 同43年現在地に移転
• 昭和9年の大火にも類焼
• 同12年社殿、社務所、鳥居、手水舎、玉垣等を再営
• 昭和45年木原崇雲の寄進により、これまでの神明造り総桧社殿を矢不来天満宮に委譲
• 不燃の朱塗流れ造り社殿を再営
• 翌46年社務所を再建
• 61年には境内地（105坪）を拡張
• その境に朱塗石玉垣を建立
• 境内には木原崇雲顕彰碑と料理の上達、庖丁への感謝を表わす庖丁塚が建立されている
• 附属団体として大森稲荷神社奉賛会、大森稲荷神社敬神婦人会がある

訪問者のためのヒントと注意点

大森稲荷神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 神社は住宅街の中にありますので、騒音には十分にご注意ください。
• 神社内は禁煙です。
• ペットの同伴はご遠慮ください。
• 神社の駐車場はありませんので、公共交通機関または近隣のコインパーキングをご利用ください。

駐車場情報

大森稲荷神社には専用の駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

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