一宮の春を告げる絢爛豪華な山車行列
基本情報
- 住所: 愛知県一宮市今伊勢町馬寄字石刀2
- 電話番号: 0586-73-5221(石刀神社社務所)
- アクセス: 名鉄名古屋本線「石刀」駅下車徒歩約15分
- 例祭日: 2024年4月21日(日)
例祭の主なイベントと催し物
石刀神社の例祭は、毎年4月19日以降の最初の日曜日に開催される例年祭礼です。例祭の中心となるのは山車奉納と献馬で、大聖車・中屋敷車・山之小路車の三両がからくり人形を奉納し、大聖・更屋敷・呑光寺・山之小路・六地蔵・吉田の六瀬古が馬(オマント)を奉納します。
山車奉納
山車は、上層・中層・下層の3層からなっており、欄間(らんま)の装飾が異なるほかは同じような屋台の形式です。3両とも、中層前面に采(さい)を持った人形(三番叟(さんばんそう)と称される)があって、下層は囃子(はやし)場、上層はからくり演出場となっています。からくりは、大聖車が「唐子(からこ)の綾渡り」、中屋敷車が「唐子の大車輪」、山之小路車が「蓮台(れんだい)倒立などの倒立芸」で、すべて離れからくりです。
献馬
献馬は、各町内から曳(ひ)き出された山車が、大聖車・中屋敷車・山之小路車の順に参道の所定の位置に置かれた後、午後2時に西大門に出揃います。3両の山車が同時にからくりを始めるころになると、参道は大勢の見物人で埋め尽くされます。午後2時30分に献馬が境内へ参入すると、それに続いて山車が囃子に合わせてゆっくりと動きだし、境内へ入った山車は、午後3時30分ごろから大聖車・中屋敷車・山之小路車の順にからくりを奉納します。
ご利益と神様
石刀神社のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、厄除開運、家内安全、交通安全などです。また、縁結びや子宝にもご利益があるとされています。御祭神は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、月読尊(つくよみのみこと)の三柱です。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 厄除開運
- 家内安全
- 交通安全
- 縁結び
- 子宝
由緒と歴史
石刀神社の創建は、平安時代初期の806年と伝えられています。桓武天皇の勅命により、坂上田村麻呂が東征の際に戦勝を祈願して創建したとされています。その後、戦国時代には織田信長の兵火により焼失しましたが、江戸時代初期に徳川家康によって再建されました。石刀神社は、徳川家康ゆかりの神社として知られており、境内には徳川家の家紋である三つ葉葵の紋所がいたるところに見られます。
- 創建:平安時代初期の806年
- 創建者:坂上田村麻呂
- 戦国時代に焼失
- 江戸時代初期に徳川家康によって再建
- 徳川家康ゆかりの神社
訪問者のためのヒントと注意点
石刀神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭は毎年4月19日以降の最初の日曜日に開催されます。
- 例祭期間中は、境内が大変混雑します。
- 公共交通機関を利用するか、早めに行って駐車場を確保しましょう。
- 境内は禁煙です。
- ペットの同伴はご遠慮ください。
駐車場情報
石刀神社には、無料の駐車場が完備されています。駐車場は、神社の西側にあります。収容台数は、約50台です。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |