室根神社例祭　1300年の歴史が息づく、奥州三大荒祭

基本情報

• 概要：室根神社は、岩手県一関市室根町にある神社。本宮と新宮の2社が奉られており、約1290年前に大野東人が蝦夷討伐の祈願所として和歌山県の紀州熊野大社より分霊が奉られて以来、室根山周辺の群落の鎮守として崇められている。
• 住所：〒029-1201 岩手県一関市室根町折壁字室根山
• 電話番号：0191-64-2111
• アクセス：一ノ関駅より在来線で60分、折壁駅下車、タクシーで30分
• 例祭日：閏年の翌年の10月19日に近い金曜日から日曜日

例祭の主なイベントと催し物

室根神社例祭の主なイベントは、神輿渡御と先着争いです。神輿渡御は、本宮と新宮の神輿が、氏子によって担がれて室根神社から折壁の御仮宮まで渡御するものです。先着争いは、本宮と新宮の神輿が、御仮宮への先着を競うもので、神輿を担ぐ氏子たちが、急な坂道を駆け下りながら、激しくぶつかり合います。

神輿渡御

神輿渡御は、例祭の初日に行われます。本宮と新宮の神輿が、氏子によって担がれて、室根神社から折壁の御仮宮まで渡御します。渡御の行列は、神職、氏子、地元住民など、多くの人々で賑わいます。

先着争い

先着争いは、例祭の最終日に行われます。本宮と新宮の神輿が、御仮宮への先着を競います。神輿を担ぐ氏子たちは、急な坂道を駆け下りながら、激しくぶつかり合います。先着した神輿は、御仮宮に安置され、その年の豊作を祈願します。

• 内容：本宮と新宮の神輿が、御仮宮への先着を競う
• 特色：急な坂道を駆け下りながら、激しくぶつかり合う様子が見どころ

その他

• 露店が立ち並ぶ
• 郷土芸能の披露
• 神楽の奉納

ご利益と神様

室根神社のご利益は、五穀豊穣、大漁祈願、平和祈願、交通安全、家内安全などです。また、室根神社には、本宮と新宮の2社が祀られており、本宮には伊弉冉命（いざなみのみこと）、新宮には速玉男命（はやたまのおのみこと）と事解男命（ことさかのおのみこと）が祀られています。

• 五穀豊穣
• 大漁祈願
• 平和祈願
• 交通安全
• 家内安全

由緒と歴史

室根神社の創建は、養老2年（718年）と伝えられています。大野東人が蝦夷征伐の祈願所として、紀州熊野大社から分霊を勧請したのが始まりとされています。室根神社は、奥州三大荒祭の一つに数えられ、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。

• 創建：養老2年（718年）
• 開祖：大野東人
• 祭神：本宮：伊弉冉命、新宮：速玉男命・事解男命
• 奥州三大荒祭の一つ

訪問者のためのヒントと注意点

室根神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は、非常に混雑します。時間に余裕を持って参拝してください。
• 室根神社は、山の中腹に位置しています。歩きやすい服装と靴で参拝してください。
• 室根神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場に駐車してください。

駐車場情報

室根神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場に駐車してください。

• 公共交通機関：JR大船渡線「折壁駅」下車、徒歩30分
• 近隣の駐車場：なし

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