利府の春日神社で、1200年の歴史ある例大祭

基本情報

宮城県宮城郡利府町春日字寒風沢35番地に鎮座する春日神社は、藤原家の祖神を祀った神社です。承和10年（843年）に按察使兼陸奥守となった藤原富士麿朝臣が多賀の国府に来任された時、大和国に鎮座せる春日神社の分霊を塩竈の上野原に国家鎮護の為に勧請したものです。その後上野原から利府村小野田の地に移し奉ったが、その小野田の地名を改めて春日村と称しました。

• 住所: 宮城県宮城郡利府町春日字寒風沢35
• 電話番号: 022-356-2623
• アクセス: 東北本線利府駅からバスで10分、三陸自動車道利府中ICから車で5分
• 例祭日: 4月24日、12月5日

例祭の主なイベントと催し物

春日神社の例祭は、4月24日と12月5日の年2回行われます。例祭では、神輿渡御や獅子舞、流鏑馬などの神事が執り行われます。また、境内では露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。

神輿渡御

神輿渡御は、例祭のメインイベントです。氏子たちが担いだ神輿が、神社の境内から町内を巡行します。神輿渡御は、五穀豊穣や無病息災を祈願する神事です。

獅子舞

獅子舞は、春日神社の例祭に欠かせない伝統芸能です。獅子舞は、獅子頭をかぶった舞手が、笛や太鼓の音に合わせて舞うものです。獅子舞は、厄除けや開運を祈願する神事です。

流鏑馬

流鏑馬は、馬上から的に矢を射る神事です。流鏑馬は、武芸の上達や五穀豊穣を祈願する神事です。

• 内容：馬上から的に矢を射る神事
• 特色：武芸の上達や五穀豊穣を祈願する神事

ご利益と神様

春日神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、開運などです。春日神社に祀られている神様は、武甕槌神、経津主神、天児屋根命、比咩大神の四柱です。武甕槌神と経津主神は、武神として知られており、厄除けや開運のご利益があります。天児屋根命は、天神地祇を祀る神様で、五穀豊穣のご利益があります。比咩大神は、天児屋根命の妻神で、無病息災のご利益があります。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 厄除け
• 開運

由緒と歴史

春日神社の創建は、承和10年（843年）と伝えられています。藤原家の祖神を祀る神社として、藤原富士麿朝臣によって創建されました。その後、藤原秀衡によって社殿が再建され、藤原氏滅亡後は葛西氏の所領となりました。江戸時代には、本吉郡折立村の総鎮守として崇敬を集めました。

• 承和10年（843年）に藤原富士麿朝臣によって創建
• 藤原秀衡によって社殿が再建
• 藤原氏滅亡後は葛西氏の所領となる
• 江戸時代には、本吉郡折立村の総鎮守として崇敬を集める

訪問者のためのヒントと注意点

春日神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 神社の境内は、神聖な場所ですので、参拝の際は、静粛にお願いします。
• 神社の敷地内は、禁煙となっております。
• 神社の駐車場は、台数に限りがありますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。

駐車場情報

春日神社には、専用の駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

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