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然別湖 ジブリのような湖底線路のある湖の紹介 行き方 駐車場の情報

旅行・観光

然別湖

大雪山国立公園には、SNSで「ジブリの世界に迷い込んだかのよう」と話題の「海底線路」を持つ、唯一の自然湖、然別湖が広がっています。標高810mのこの場所は道内で最も高く、湖の最深部は約100メートルに達します。湖の周りにはトドマツ、エゾマツ、ダケカンバといった原生林が立ち並び、太古の時代からの息吹を感じさせます。約3万年前の噴火によって生まれたこの堰止湖は、複雑な湖岸線を持ち、9つの湾と弁天島を持つ美しい景観が広がっています。また、湖の東に位置する天望山は、湖面に映る影から「くちびるやま」とも称され、然別湖の象徴として知られています。そして何よりも特筆すべきは、周囲に生息する氷河期からの生きた化石「ナキウサギ」やミサゴ、オジロワシなどの希少な野生動物たち。これらの動物たちと美しい自然が、訪れる人々を魅了し続けています。

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【アクセス】

根室本線・石勝線の新得駅から北海道拓殖バスの然別湖畔行きを利用し、鹿追営業所経由で約70分、終点下車。また、根室本線帯広駅からも同じく北海道拓殖バスの然別湖畔行き(音更町役場前・鹿追営業所経由)が出ています。なお、鹿追町の瓜幕(うりまく)地区から然別湖畔を経て上士幌町のぬかびら温泉地区を結ぶ北海道道85号鹿追糠平線の冬季間は通行止めとなる区間があります。

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【概要】

然別湖は、然別火山群の山々に囲まれ、その山々の成長とともにヤンベツ川が堰き止められて形成されました。面積3.59km²、周囲長13.8km、最大水深108mの湖で、冬季間は結氷します。特に湖に生息するミヤベイワナは、北海道の天然記念物に指定されています。

【観光スポット】

然別湖周辺には国有林の然別自然休養林や、国設然別湖北岸野営場、然別湖ネイチャーセンターがあり、湖には遊覧船が就航しています。また、冬季には「然別湖氷上コタンまつり」が開催され、雪と氷を使ったイグルーが作られ、氷上露天風呂などが観光客の人気を集めています。

湖底線路

然別湖の湖底には線路が存在します。これは冬季に遊覧船を陸に引き上げるためのもので、冬季は氷点下の世界になるため、湖底線路を見るのは冬季以外の良く晴れた日がおすすめです。

秋の然別湖オススメの紅葉

十勝エリアの然別湖は、10月上旬から中旬にかけて美しい紅葉が見られる場所として知られています。この時期、朝晩の寒暖の差が大きくなることで、樹木の色づきが鮮やかになります。

ダケカンバ:ダケカンバは日本の北海道や本州の高山地帯に自生している。秋になると、その葉は黄色やオレンジ色に鮮やかに変色します。また、ダケカンバの白い樹皮も特徴的で、紅葉と合わせて美しい景観を作り出します。

ナナカマド:ナナカマドは、北海道をはじめ、日本の各地に広く分布している小高い山や丘陵地帯の樹木です。赤や紫、オレンジ色など多彩な色の葉を持ち、特に秋になるとその色彩が鮮やかになります。また、赤い実も鳥たちの食物として人気があります。

オガラバナ:オガラバナの詳しい特徴や紅葉の様子は私のデータベースのカットオフ以前の情報では詳しく記載されていませんが、もしこれも紅葉の美しい樹木であれば、然別湖の周辺でのその姿を楽しむことができるでしょう。

そして、然別湖での観光遊覧船は、湖畔からは見ることができない水際の紅葉を近くで観ることができるので、とてもオススメです。湖上からの景色は、水面に映る紅葉と共に絶景となり、訪れる価値があります。

然別湖観光遊覧船

営業期間:5月20日~10月30日

時間:7:00~16:00まで1時間ごとに運行

料金:大人(中学生以上)1100円 子供550円

 

十勝エリアの然別湖を訪れた際は、美しい紅葉を楽しむとともに、その他の観光スポットや地域のグルメも堪能してみてください。

然別湖氷上コタン

冬、凍結したしかりべつ湖上に、特別な「村」が出現します。「しかりべつ湖コタン」と称されるこの村は、アイヌ語で「コタン」=「村」という意味を持ち、冬の魅力を満喫できるイベントとして人々が集まります。期間限定で開かれるこの村では、訪れる者たちが一時的な住人となり、真冬の体験を共有します。この冬、あなたも特別な体験を求めて、しかりべつ湖コタンへ足を運びませんか?

【駐車場】

〒081-0344 北海道河東郡鹿追町北瓜幕 白雲橋(白雲山登山口)