横浜の夏を彩る、海の町本牧の伝統神事

基本情報

本牧神社は、横浜市中区本牧和田に鎮座する神社です。旧社格は村社で、本牧一帯の総鎮守です。

• 住所：神奈川県横浜市中区本牧和田19
• 電話番号：045-621-7611
• アクセス：JR根岸線根岸駅よりバス10分、バス停「三の谷」下車徒歩3分
• 例祭日：9月初旬（お馬流し）

例祭の主なイベントと催し物

本牧神社の例祭は、毎年9月初旬に行われる「お馬流し」です。お馬流しは、五穀豊穣や厄除けを祈願する神事で、本牧神社の氏子地域に伝わる伝統行事です。

お馬流し

お馬流しのメインイベントは、茅で作った「お馬さま」を海に流す神事です。お馬さまは、頭は馬、胴は亀を模しており、五穀豊穣や厄除けの象徴とされています。氏子たちは、お馬さまを担いで本牧神社から海まで練り歩き、海に流します。お馬さまが海に流されると、氏子たちは「厄が流れた」と喜びます。

• 内容：茅で作った「お馬さま」を海に流す神事
• 特色：五穀豊穣や厄除けを祈願する伝統行事

お囃子

お馬流しの際には、本牧囃子連によるお囃子が奉納されます。本牧囃子は、江戸時代から伝わる伝統芸能で、笛や太鼓、鉦などの楽器を使って演奏されます。お囃子の軽快なリズムに合わせて、氏子たちが踊る姿も見られます。

• 内容：本牧囃子連によるお囃子の奉納
• 特色：江戸時代から伝わる伝統芸能

露店

お馬流しの期間中は、本牧神社の境内や周辺に露店が立ち並びます。露店では、焼きそばやたこ焼き、わたあめなどの屋台グルメや、縁日グッズなどが販売されます。氏子たちは、露店で買い物をしたり、ゲームを楽しんだりして、お馬流しを盛り上げます。

• 内容：露店の出店
• 特色：屋台グルメや縁日グッズの販売

ご利益と神様

本牧神社のご利益は、厄除け、五穀豊穣、航海安全、商売繁盛などです。御祭神は大日靈女命（おおひるめのみこと）で、天照大御神の別称です。大日靈女命は、太陽神であり、五穀豊穣や厄除けの神として信仰されています。

• 厄除け
• 五穀豊穣
• 航海安全
• 商売繁盛

由緒と歴史

本牧神社の創建は、平安時代以前と伝えられています。源頼朝が鎌倉幕府を開いた際に、鬼門鎮護のために朱塗りの厨子を奉納したとされています。その後、弘長3年（1263年）に、里人が海中から大日靈女命の像を拾い上げ、社を建てて祀ったと伝えられています。明治維新の神仏分離により、本牧神社と改称されました。

• 平安時代以前の創建
• 源頼朝による朱塗りの厨子の奉納
• 弘長3年（1263年）に大日靈女命の像を祀る
• 明治維新の神仏分離により本牧神社と改称

訪問者のためのヒントと注意点

本牧神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例大祭であるお馬流しの期間中は、大変混雑します。時間に余裕を持って参拝してください。
• お馬流し神事は、海で行われます。濡れてもよい服装でお越しください。
• 本牧神社には、駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。

駐車場情報

本牧神社には、駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。

• JR根岸線根岸駅よりバス10分、バス停「三の谷」下車徒歩3分
• みなとみらい線元町中華街駅よりバス15分、バス停「三の谷」下車徒歩3分

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