海女の里に伝わる勇壮な競漕神事
基本情報
海士潜女神社は、三重県鳥羽市国崎町にある神社です。海女の祖神である潜女神を主祭神として祀り、海女やダイバーの信仰を集めています。
- 住所: 〒517-0031 三重県鳥羽市国崎町312
- 電話番号: 0599-33-7428(国崎町内会)
- アクセス: 鳥羽バスセンターからかもめバスにて約45分国崎下車すぐ
- 例祭日: 11月23日(木・祝)
例祭の主なイベントと催し物
海士潜女神社の例祭は、11月23日に行われる二船祭が有名です。二船祭は、海女の祖神である潜女神に感謝し、海の安全と大漁を祈願するお祭りです。
二船祭
二船祭のメインイベントは、二隻の船による競漕神事です。国崎の海間谷地区と里谷地区の若者たちが、それぞれ船に分かれて乗り込み、その早さを競い合います。勝った地区には、その年の豊漁が約束されると言われています。
- 内容: 二隻の船による競漕神事
- 特色: 国崎の海間谷地区と里谷地区の若者たちが参加
- 見どころ: それぞれの船の漕ぎ手の息の合った動きと、接戦の末に決まる勝敗
神楽奉納
二船祭では、神楽も奉納されます。神楽は、神々に舞いや音楽を奉納する伝統芸能で、海士潜女神社の例祭では、地元の氏子たちによって奉納されます。
- 内容: 神々に舞いや音楽を奉納する伝統芸能
- 特色: 地元の氏子たちによって奉納される
- 見どころ: 華やかな衣装と、優雅な舞いや音楽
露店
二船祭では、境内に露店が立ち並びます。露店では、地元の特産品や名物などが販売され、多くの人でにぎわいます。
- 内容: 境内に立ち並ぶ露店
- 特色: 地元の特産品や名物などが販売される
- 見どころ: 活気のある雰囲気と、地元のグルメ
ご利益と神様
海士潜女神社のご利益は、海の神様である潜女神を祀っていることから、海の安全と大漁、航海安全、水難除けなどです。また、海女の祖神であることから、女性の健康や安産、子宝にもご利益があるとされています。
- 海の安全
- 大漁
- 航海安全
- 水難除け
- 女性の健康
- 安産
- 子宝
由緒と歴史
海士潜女神社の創建は、約2000年前の垂仁天皇の時代に遡ると伝えられています。倭姫命が皇大神宮の御鎮座地を求めて志摩の国を巡幸した際、国崎の海女が差し出した鮑をたいそう喜ばれ、国崎を御贄処と定め、海女を「湯貴潜女」として定められました。これが海士潜女神社の始まりとされています。
- 創建: 約2000年前の垂仁天皇の時代
- 倭姫命が皇大神宮の御鎮座地を求めて志摩の国を巡幸
- 国崎の海女が差し出した鮑をたいそう喜ばれる
- 国崎を御贄処と定め、海女を「湯貴潜女」として定める
訪問者のためのヒントと注意点
海士潜女神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 神社は山の上にあるため、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
- 例祭である二船祭の時期は、多くの人で賑わいます。混雑を避けたい場合は、早めの時間に参拝することをおすすめします。
- 神社の境内には、露店が立ち並びます。地元の特産品や名物などを販売しているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
駐車場情報
海士潜女神社には、無料の駐車場が用意されています。駐車場は、神社の近くにあるので、アクセスも良好です。
- 無料駐車場あり
- 神社の近くにあるので、アクセス良好
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |