熊野市 大森神社例大祭(どぶろく祭)2023年度
基本情報
この例大祭は2023年11月23日(木)に開催されます。場所は三重県熊野市育生町尾川の大森神社で、参加料は無料です。
- 時間: 10:00 神事, 12:00 どぶろくのふるまい & 余興, 14:30 もちほり
- 〒519-4447 三重県熊野市育生町尾川648
- アクセス: 公共交通ではJR熊野市駅からバス50分、バス停:尾川下車、徒歩15分
- 駐車場: あり(30台、無料)
- 問い合わせ: 0597-89-4111 (熊野市観光スポーツ交流課)
どぶろくについて
この祭りでは、“どぶろく”という特別なお神酒が用いられます。
このどぶろくは、米の豊作を神に感謝し、来年の五穀豊穣を祈って行われる祭礼用のお酒です。
仕込みは例大祭の1ヶ月前から始まり、その後1日3回温度を調べながら大切に保存されます。
東海地方では、祭礼用のどぶろくの醸造を認められている例は少なく、特に貴重な行事とされています。
- 仕込み期間: 約1ヶ月
- 今年の醸造量: 約70リットル
大森神社の歴史と特徴
大森神社は、鎌倉時代初期に地元の南太夫が奈良・春日神社に詣で、神鏡を持ち帰って祀ったのが始まりとされています。
祭神は天児屋命(アメノコヤネノミコト)です。この地域では珍しく、神社の本殿は「春日造り」と呼ばれる古式を残す建築様式です。
- 建保元年(1213年): 創建
- 建築様式: 春日造り
祭りの内容
祭りでは、紀和町の尾川、長井、粉所地区の氏子総代が約1ヶ月かけて「どぶろく」を仕込みます。
神事の後、このどぶろくが参拝者にふるまわれ、境内はほろ酔い客で賑わいます。
祭りは、米の豊作を神に感謝し、来年の五穀豊穣を祈るものとして、約800年前から続いています。
- 神事後のふるまい: どぶろく
- 伝統: 約800年続く
- 特色: 境内はほろ酔い客で賑わいます