千本釈迦堂 大根焚き – 無病息災を願う京の師走風物詩
イベントの概要
千本釈迦堂(大報恩寺)で毎年12月7日、8日に行われる「成道会法要と大根焚き」は、鎌倉時代から続く伝統行事です。お釈迦さまが悟りを開いた日を記念して行われる法要にちなみ、大根の切り口に梵字を書いて諸病退散を祈願したのが始まりとされています。現在も法要後に梵字を書いた大根を加持祈祷し、輪切りにしてお揚げとともに焚き込んだものがふるまわれます。中風除け、諸病除けのご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れる姿は、京の師走の風物詩となっています。熱々の大根をいただきながら、無病息災を祈願してみてはいかがでしょうか。
基本情報
- 開催日程: 2024年12月7日(土)・8日(日)
- 時間: 10:00~16:00
- 場所: 千本釈迦堂(大報恩寺)
- 住所: 京都市上京区七本松通今出川上ル
- アクセス: 市バス50「上七軒」から徒歩3分
- ホームページ: –
- チラシ: –
- 料金: 大根焚き 1,000円
- お問い合わせ: 千本釈迦堂(大報恩寺) TEL 075-461-5973
主なイベント
千本釈迦堂の大根焚きは、お釈迦さまが悟りを開いた日を記念して行われる「成道会法要」と合わせて行われる伝統行事です。無病息災を願い、大鍋で焚き上げられた大根をいただくことで、冬の寒さも吹き飛ばし、心も体も温まる、まさに京の師走の風物詩と言えるでしょう。
成道会法要
成道会法要は、お釈迦さまが悟りを開いた12月8日の夜明け前に、その功徳を称え、感謝の気持ちを込めて行われる法要です。千本釈迦堂では、この法要に合わせて、大根焚きが行われます。
大根焚き
大根焚きは、法要後に梵字を書いた大根を加持祈祷し、輪切りにしてお揚げとともに大鍋で焚き込んだものを、参拝者に振る舞うものです。大根は、古くから中風除けや諸病除けとして信仰されてきました。熱々の大根をいただくことで、冬の寒さも吹き飛ばし、心も体も温まる、まさに京の師走の風物詩と言えるでしょう。
- 大根の由来: 鎌倉時代の僧慈禅が大根の切り口に梵字を書き「魔よけ」として参拝者に振る舞ったのが始まりとされています。
- 大根の効能: 大根は、古くから中風除けや諸病除けとして信仰されてきました。また、ビタミンCやカリウムなどの栄養素も豊富に含まれており、健康にも良いと言われています。
- 大根焚きの様子: 直径約1メートルの大鍋に、僧侶が祈願した大根と油揚げが煮込まれ、参拝者に振る舞われます。
価格・チケット情報
千本釈迦堂の境内は無料で拝観できます。大根焚きは、1,000円でいただくことができます。
アクセス方法
千本釈迦堂へは、市バス50系統「上七軒」停留所から徒歩約3分です。京都駅からバスに乗る場合は、50系統(B2乗り場)をご利用ください。四条河原町からは51系統、203系統、四条烏丸からは51系統、203系統、河原町丸太町からは10系統をご利用いただけます。
駐車場情報
千本釈迦堂には駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。
その他の情報
大根焚きは、毎年12月7日、8日の2日間開催されます。時間は午前10時から午後4時までです。大根焚きは、無くなり次第終了となりますので、お早めにお越しください。
- 服装: 当日は、防寒対策をしっかりとしてお越しください。特に、足元は冷えやすいので、暖かい靴を履いていくことをおすすめします。
- 持ち物: 大根焚きをいただく際に、お箸があると便利です。
- 天候: 天候に左右されるイベントですので、事前に天気予報を確認しておきましょう。
公式情報
千本釈迦堂(大報恩寺)の公式ホームページは、こちらです。
電話番号: 075-461-5973