千本釈迦堂(大報恩寺)大根焚き(大根炊き)
基本情報
千本釈迦堂(大報恩寺)で行われる大根焚き(だいこたき)は、お釈迦様が修行中に悪魔の誘惑に負けず、
12月8日の夜明け前に悟りを開かれたことにちなんで行われる儀式です。
このイベントでは大根が特別に調理され、参拝者に振舞われます。
法要が行われ、味付けして煮込んだ大根が油揚げとともに大釜で焚かれます。
- 開催日:令和5年2023年12月7日(木) ~ 12月8日(金)
- 開催時間:10時~16時
- 住所・開催場所:〒602-8319 京都府京都市上京区溝前町1034、千本釈迦堂(大報恩寺)
- アクセス:市バス50「上七軒」から徒歩3分
料金
境内は無料で、大根焚き自体は1,000円です。
拝観料は一般600円、高校・大学生500円、小・中学生400円。団体(20名以上)は50円引き。
大根焚きの由来と意義
大根焚きのはじまりは、大報恩寺の第三世慈禅上人が大根を切って切り口に梵字を書いたものを「悪魔除け」として参拝者に授与していたことに始まります。
現在では、この大根を他の大根と一緒に炊き上げ、参拝者に振る舞っています。
もともとは聖護院大根が用いられていましたが、参拝者の増加と供給量の減少から、現在は丸い大根が用いられています。
ご利益と風物詩
大根焚きには、鎌倉時代から続く中風除け、諸病除けのご利益があるとされています。
多くの参拝者が訪れ、このイベントは京都の冬の風物詩ともなっています。
無病息災を願い、大鍋で焚き上げられた大根をいただくことで、冷えた体も芯から温まると言われています。
お問い合わせ
千本釈迦堂(大報恩寺)に関するお問い合わせは、以下の電話番号までお願いします。
- 電話番号: 075-461-5973