牧之原の秋を彩る、海上安全祈願の奇祭

基本情報

海上安全を祈願し、市内四ヵ所の神社で毎年秋に行われる奇祭。

• 住所: 静岡県牧之原市大江1606
• 電話番号: 0548-53-2646
• アクセス: JR静岡駅・藤枝駅からしずてつバスで、「相良本通」バス停下車、徒歩約20分
• 例祭日: 9月15日

例祭の主なイベントと催し物

例祭では、神輿渡御や御船神事、獅子舞などの催し物が執り行われます。

神輿渡御

神輿渡御は、例祭のメインイベントのひとつです。氏子たちが担ぐ神輿が、大江地区を練り歩きます。神輿は、五穀豊穣や海上安全を祈願したもので、沿道には多くの見物客が詰めかけます。

御船神事

御船神事は、海上安全を祈願した神事です。若者たちが菱垣廻船の模型を担ぎ、船首と船尾を交互に持ち上げながら、威勢よく練り歩きます。この神事は、国指定重要無形民俗文化財に指定されており、多くの観光客が訪れます。

獅子舞

獅子舞は、五穀豊穣や厄除けを祈願した舞いです。獅子頭をかぶった舞手が、笛や太鼓の音に合わせて舞います。獅子舞は、子供たちにも人気があり、多くの見物客が詰めかけます。

ご利益と神様

大江八幡宮のご利益は、海上安全、五穀豊穣、厄除けなどです。御祭神は、誉田別命（ほんだわけのみこと）、息長足姫命（おきながたらしひめのみこと）、玉依姫命（たまよりひめのみこと）の三柱です。

• 海上安全：海に囲まれた牧之原市にとって、海上安全は重要な祈願です。
• 五穀豊穣：農業が盛んな牧之原市では、五穀豊穣も重要な祈願です。
• 厄除け：厄年の人は、厄除けを祈願します。

由緒と歴史

大江八幡宮の創建は、平安時代末期と伝えられています。源頼朝が奥州藤原氏を討伐した際に、戦勝を祈願して八幡神を勧請したのが始まりとされています。その後、鎌倉時代には北条氏、室町時代には今川氏、戦国時代には武田氏などの武将から崇敬を受けました。江戸時代には、徳川家康が社殿を再建し、朱印地を寄進しました。

• 平安時代末期：源頼朝が奥州藤原氏を討伐した際に、戦勝を祈願して八幡神を勧請。
• 鎌倉時代：北条氏から崇敬を受ける。
• 室町時代：今川氏から崇敬を受ける。
• 戦国時代：武田氏から崇敬を受ける。
• 江戸時代：徳川家康が社殿を再建し、朱印地を寄進。

訪問者のためのヒントと注意点

大江八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は、多くの参拝客で混雑します。時間に余裕を持って参拝しましょう。
• 御船神事は、9月15日の午前8時頃から午後6時頃まで行われます。御船神事を見学したい方は、時間に余裕を持って会場にお越しください。
• 大江八幡宮には、無料の駐車場があります。ただし、例祭期間中は混雑が予想されます。公共交通機関を利用するか、早めにお越しください。

駐車場情報

大江八幡宮には、無料の駐車場があります。駐車場は、神社の東側にあります。駐車可能台数は、約50台です。例祭期間中は混雑が予想されますので、公共交通機関を利用するか、早めにお越しください。

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