静岡の春を告げる、稚児舞とねりもの
基本情報
- 住所: 静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1
- 電話番号: 054-245-1820
- アクセス: JR静岡駅北口よりしずてつバスで安倍線または美和線(約8分)で、「赤鳥居浅間神社入口」バス停下車すぐ
- 例祭日: 4月1日~5日
例祭の主なイベントと催し物
静岡浅間神社の例祭は、静岡に春を告げる祭典として知られ、毎年4月1日~5日まで開催されます。例祭の本質は「稚児舞」と「ねりもの」とされています。稚児舞は、旧暦の2月20日、静岡浅間神社の廿日会祭例大祭(旧お会式)で演じられる舞で、現在は4月5日に行われます。お踟(ねり=山車)とともに市内を巡行してきた稚児が神社に到着すると大祭が執り行われ稚児舞が奉納されます。
稚児舞
稚児舞は、徳川家康公が駿府城在城の時、「建穂寺」の観音会に参拝した折に、稚児等の奏した舞が家康公のお気に召し、この舞を浅間神社の二月二十日の「お会式」に奉納して、天下泰平・五穀豊穣を祈願したことによると伝えられています。現在、稚児舞楽では「振鉾」「納曽利」「安摩」「還城楽」「太平楽」が奏され、国の選択無形民俗文化財に指定されています。時代を超えて受け継がれている稚児舞は、例年4月5日に奉納されます。
- 内容:国の選択無形民俗文化財に指定されている稚児舞の奉納
- 特色:徳川家康公ゆかりの舞で、華やかで優美な舞が特徴
ねりもの
ねりものは、山車や屋台が市内を巡行するもので、静岡浅間神社の例祭では、4月5日に開催されます。ねりものは、静岡の街並みを彩り、多くの人々で賑わいます。
- 内容:山車や屋台が市内を巡行するねりもの
- 特色:静岡の街並みを彩る華やかなねりもので、多くの人々で賑わう
ご利益と神様
静岡浅間神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、開運、商売繁盛、家内安全などです。また、縁結びや安産祈願にもご利益があるとされています。祭神は、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、富士山を神格化した神様です。木花咲耶姫命は、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妻であり、邇邇芸命(ににぎのみこと)の母です。邇邇芸命は、日本の初代天皇である神武天皇の父であり、木花咲耶姫命は、日本の皇室の祖先神とされています。
- 五穀豊穣
- 厄除け
- 開運
- 商売繁盛
- 家内安全
- 縁結び
- 安産祈願
由緒と歴史
静岡浅間神社の創建は、平安時代初期の801年と伝えられています。桓武天皇の勅命により、坂上田村麻呂が富士山を鎮めるために勧請したのが始まりとされています。その後、徳川家康が駿府城を築城した際に、城の鬼門除けとして浅間神社を現在地に遷座しました。浅間神社は、徳川家康の崇敬篤く、江戸時代には将軍家の祈願所として栄えました。
- 創建:平安時代初期の801年
- 勧請:坂上田村麻呂
- 遷座:徳川家康
- 将軍家の祈願所
訪問者のためのヒントと注意点
静岡浅間神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 参拝時間は、午前9時から午後5時までです。
- 駐車場は、神社の近くに有料駐車場があります。
- 神社内は、禁煙です。
- ペットの同伴は、ご遠慮ください。
- 写真撮影は、許可されている場所のみ可能です。
駐車場情報
静岡浅間神社の近くには、有料駐車場がいくつかあります。駐車料金は、1時間あたり300円程度です。また、静岡駅周辺には、コインパーキングが多数あります。駐車料金は、1時間あたり200円程度です。
- 神社の近くに有料駐車場あり
- 駐車料金:1時間あたり300円程度
- 静岡駅周辺にコインパーキング多数
- 駐車料金:1時間あたり200円程度
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |