天王川に浮かぶ幻想的な灯り

基本情報

尾張津島天王祭は、愛知県津島市宮川町（天王川公園）にある天王神社の例祭です。600年近くの歴史を持つ川まつりで、宵まつりでは提灯がともされた船が天王川を渡り、川面に映る灯とともに幻想的な光景をつくり出します。翌日の朝まつりでは、提灯を能人形の飾りにつけかえられた船が漕ぎ進みます。

• 住所: 愛知県津島市宮川町（天王川公園）
• 電話番号: 0567-25-2111（津島市観光協会）
• アクセス: 名鉄津島駅から徒歩15分
• 例祭日: 毎年7月第4土・日曜日

例祭の主なイベントと催し物

尾張津島天王祭の主なイベントは、宵まつりと朝まつりの2つです。宵まつりでは、提灯がともされた船が天王川を渡り、川面に映る灯とともに幻想的な光景をつくり出します。朝まつりでは、提灯を能人形の飾りにつけかえられた船が漕ぎ進みます。

宵まつり

宵まつりは、7月第4土曜日の19時から21時まで行われます。天王川公園に特設された会場に、提灯がともされた船が次々と到着します。船の上では、地元の子供たちが笛や太鼓を演奏したり、歌を歌ったりします。川岸には、多くの見物客が詰めかけ、幻想的な光景を楽しんでいます。

• 時間: 19時から21時
• 場所: 天王川公園
• 内容: 提灯がともされた船の運行、子供たちの演奏や歌

朝まつり

朝まつりは、7月第4日曜日の9時から11時まで行われます。宵まつりと同じく、天王川公園に特設された会場に、提灯を能人形の飾りにつけかえられた船が次々と到着します。船の上では、地元の子供たちが笛や太鼓を演奏したり、歌を歌ったりします。川岸には、多くの見物客が詰めかけ、幻想的な光景を楽しんでいます。

• 時間: 9時から11時
• 場所: 天王川公園
• 内容: 提灯を能人形の飾りにつけかえられた船の運行、子供たちの演奏や歌

ご利益と神様

尾張津島天王祭のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、厄除け、家内安全などです。祭神である須佐之男命は、日本神話に登場する神様で、ヤマタノオロチを退治した英雄として知られています。また、須佐之男命は、農業や漁業、商業の神様としても信仰されています。

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 厄除け
• 家内安全

由緒と歴史

尾張津島天王祭の起源は、平安時代の931年にまでさかのぼります。当時、津島に疫病が流行したため、人々は須佐之男命を祀る天王神社を建立し、疫病退散を祈願しました。その後、天王神社は津島の総鎮守として崇敬を集め、天王祭も盛大に行われるようになりました。

• 起源は平安時代の931年
• 疫病退散を祈願して天王神社を建立
• 天王神社は津島の総鎮守として崇敬を集める

訪問者のためのヒントと注意点

尾張津島天王祭を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 宵まつりと朝まつりは、どちらも大変混雑します。時間に余裕を持って出かけましょう。
• 宵まつりの船の運行は、天候によって中止になる場合があります。
• 天王川公園には、駐車場が少ないため、公共交通機関を利用することをおすすめします。
• 天王祭期間中は、津島市内の飲食店や旅館が混雑します。予約をしておくことをおすすめします。

駐車場情報

天王川公園には、駐車場が少ないため、公共交通機関を利用することをおすすめします。しかし、車で来場される方は、以下の駐車場を利用することができます。

• 天王川公園駐車場（有料）
• 津島市営駐車場（有料）
• 民間駐車場（有料）

近年流行っている出店・屋台