五穀豊穣を願う、大きな獅子と御輿の勇壮な秋祭り

基本情報

玄海八幡神社は、佐賀県東松浦郡玄海町牟形に鎮座する神社です。祭神は、誉田別命、息長足姫命、大名持命、少比古那命、田凝比売命の五柱です。創建は、保安四年（1123年）と伝えられています。

• 住所: 佐賀県東松浦郡玄海町牟形1003
• 電話番号: 0955-52-2525
• アクセス: 玄海町役場から車で約5分
• 例祭日: 10月第2日曜日

例祭の主なイベントと催し物

玄海八幡神社の例祭は、毎年10月第2日曜日に開催されます。例祭では、五穀豊穣を祈願する神事が行われるほか、様々なイベントや催し物が開催されます。

御幸（みゆき）

例祭のメインイベントである「御幸」は、大きな獅子を先頭に御輿を担いで神社境内から御旅所まで練り歩く神事です。御旅所では、神事が行われた後、奉納相撲が行われます。

奉納相撲

奉納相撲は、例祭のクライマックスを飾るイベントです。地元の子供たちによる相撲大会が行われ、優勝者には賞品が贈られます。

露店

例祭期間中は、神社境内に露店が立ち並びます。焼きそば、たこ焼き、綿菓子などの定番の屋台から、地元の特産品を販売する露店まで、様々なお店が軒を連ねます。

神楽

例祭期間中には、神楽殿で神楽が奉納されます。神楽は、日本の伝統芸能の一つで、神々に舞を捧げて五穀豊穣や無病息災を祈願するものです。

ご利益と神様

玄海八幡神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、開運招福などです。祭神である誉田別命は、武勇の神として知られており、勝負事や厄除けにご利益があるとされています。息長足姫命は、縁結びの神として知られており、恋愛成就や夫婦円満にご利益があるとされています。大名持命は、国土開発の神として知られており、土地や家屋の安全にご利益があるとされています。少比古那命は、知恵の神として知られており、学業成就や仕事運向上にご利益があるとされています。田凝比売命は、食物の神として知られており、五穀豊穣や家内安全にご利益があるとされています。

由緒と歴史

玄海八幡神社の創建は、保安四年（1123年）と伝えられています。社伝によると、岸獄城主波多氏の家臣宮崎織部が城主の命で鎌倉八幡から分霊し祀ったのが始まりとされています。その後、玄海八幡神社は、玄海地方の総鎮守として崇敬を集め、多くの参拝者が訪れるようになりました。明治維新の神仏分離令により、玄海八幡神社は神道神社となりましたが、現在でも多くの氏子や崇敬者から信仰されています。

訪問者のためのヒントと注意点

玄海八幡神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭期間中は、神社周辺が混雑することがあります。公共交通機関を利用するか、早めにお越しください。
• 神社境内は、禁煙です。喫煙は、所定の場所でお願いします。
• 神社境内には、ペットの入場は禁止されています。
• 神社境内は、神聖な場所です。大声で騒いだり、走り回ったりしないでください。

駐車場情報

玄海八幡神社には、無料の駐車場があります。駐車場は、神社の東側にあります。駐車可能台数は、約50台です。

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