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【2024】小菅神社 飯山市のお祭り(例祭)を紹介! 北信濃三大修験霊場の一つ、小菅神社の奇祭 7月

07月

北信濃三大修験霊場の一つ、小菅神社の奇祭

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基本情報

  • 概要: 小菅神社の例大祭で、三年に一度開催される奇祭。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
  • 住所: 長野県飯山市瑞穂小菅6043
  • 電話番号: 0269-65-3542
  • アクセス: JR飯山線飯山駅から野沢温泉行バス20分関沢下車、徒歩15分。
  • 例祭日: 7月15日前後の日曜日(次回は2024年7月14日)
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例祭の主なイベントと催し物

小菅神社の例大祭は、三年に一度開催される奇祭で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。例祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。

火口焼神事

例大祭の初日に行われる神事で、柱松に点火させる際、火打ち石で火打ち金をたたき、そこからでた火花を火口で受ける、といった流れになります。使用されるブナの枯れ木は、小菅神社奥社の上に広がるブナ林から。護摩堂の東側庭で、枯れ木を燃やし芯まで真っ赤になるよう、周囲が赤くなったものを火箸で持ち、フーフーと息を吹きかけます。神事の際に火打ち石ですぐ着火できるよう、松子若衆はみな真剣です。

例祭行列

火口焼神事のあと、護摩堂を出発。里社で例祭の儀を執り行うため、里社本殿に向かって行列で移動するのが『例祭行列』です。この行列は、区長、氏子総代、会長が先導し、猿田彦、手力雄命(たぢからおのみこと)、鈿女命(うずめのみこと)といった役者たち、太鼓や笛を担当する伶人、艶やかな巫女たちなどが続きます。これはかつて徳川時代に、中野代官所より奉行1名、足軽6名が出張させられ、明治三年まで毎年祭りの監督を行っていたという歴史があったことから。現在も警固は陣笠をかぶり、六尺棒を持ち、祭りの警護役をしています。(今でいうSPですね!)

神輿渡御神事

里社神輿殿から講堂前の祭会場東側にある御旅所まで、神輿に天王様「スサノオノミコト」を乗せて移動するのが『神輿渡御神事』です。20人ほどの法被姿の担ぎ衆によって神輿が担がれますが、参道の急な石段(なんと66段!)を下りるには至難の業のよう。(ちなみに天王おろしともいわれています)石段を無事に下りたら里社鳥居までの間、神輿を進めようとする担ぎ手と押し戻そうとする担ぎ手が声を出し合って一進一退の攻防を何度も展開されるのです。攻防のあとは、途中「天王石」と呼ばれる石の上に一旦神輿が置かれたのち、御旅所へ据えられ神事が続きます。

柱松柴燈神事

例大祭のメインイベントで、15:00護摩堂より柱松行列が出発し、講堂の祭式場まで移動してからメインの祭事が行われます。上、下と呼ばれる2本の柱松に、松神子と呼ばれる5~7歳くらいの子どもが柱松の上に担ぎ上げられ、どちらかが先に点火するかを競うというのが『柱松柴燈神事』です。使用される柱松は、高さ4メートルほど、直径1.2メートル。雑木を山ブドウの蔓で束ね、上部には杉の枝、桂、尾花(ススキ)で飾られます。競いはじめるスタートの合図は、「松太鼓手による太鼓の合図」。なのですが、なかなかその太鼓を叩かないのです…!そんなおどける仕草も必見!とのこと。「ポンッ」と太鼓が鳴ったら、松神子を担いだ若衆たちは猛ダッシュ!それぞれの柱松に駆け上がり、火打ち金と火打ち石を使って、尾花に火を点けます。尾花に火が点いたところで松神子は柱松から降ろされたのち、若衆におんぶされて「休み石」まで走り、石の上に到着した時点で決着!となります。柱松が倒されたあと、松神子と若衆は猛ダッシュで祭り会場を後にしますので、余裕のある方は、休み石で決着が着く瞬間もお見逃しなく!

ご利益と神様

小菅神社のご利益は、五穀豊穣、天下泰平、厄除け、開運、縁結びなどです。祀られている神様は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱です。素盞嗚尊は、ヤマタノオロチを退治した神様として知られており、厄除けや開運のご利益があります。稲田姫命は、素盞嗚尊の妻であり、五穀豊穣の神様です。大己貴命は、国造りの神様として知られており、縁結びや開運のご利益があります。

  • 五穀豊穣
  • 天下泰平
  • 厄除け
  • 開運
  • 縁結び

由緒と歴史

小菅神社の創建は、奈良時代の715年と伝えられています。修験道の開祖である役小角(えんのおづぬ)が、小菅山に登拝した際に、小菅神社を創建したとされています。小菅神社は、平安時代には、朝廷から崇敬を受け、多くの参拝者が訪れるようになりました。鎌倉時代には、源頼朝が小菅神社に参拝し、戦勝祈願をしたと伝えられています。室町時代には、小菅神社は、足利将軍家から崇敬を受け、社殿が整備されました。江戸時代には、小菅神社は、徳川将軍家から崇敬を受け、社殿が再建されました。明治時代には、神仏分離令により、小菅神社は、神社となりました。

  • 創建:奈良時代の715年
  • 開祖:役小角(えんのおづぬ)
  • 平安時代:朝廷から崇敬を受ける
  • 鎌倉時代:源頼朝が参拝し、戦勝祈願をする
  • 室町時代:足利将軍家から崇敬を受け、社殿が整備される
  • 江戸時代:徳川将軍家から崇敬を受け、社殿が再建される
  • 明治時代:神仏分離令により、神社となる

訪問者のためのヒントと注意点

小菅神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

  • 例大祭は、7月15日前後の日曜日に行われます。例大祭期間中は、多くの参拝者が訪れるため、混雑が予想されます。
  • 小菅神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場を利用してください。
  • 小菅神社は、山の中にあります。歩きやすい服装と靴で訪れることをおすすめします。
  • 小菅神社は、神聖な場所です。参拝の際には、マナーを守りましょう。

駐車場情報

小菅神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場を利用してください。近隣には、以下の駐車場があります。

  • 小菅公民館駐車場(無料、5台)
  • 小菅区民センター駐車場(無料、10台)
  • 小菅郵便局駐車場(無料、10台)
  • 小菅診療所駐車場(無料、10台)

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